2013-12-31

12月31日 大晦日

なんだか全く大晦日の気分がしない、というより一年すぎてしまった事が信じられない。

波はカナハでちょうどいいくらいのサイズだが、ちょっとオンショア気味の風が吹いていて腰を痛めている私にはちょっと痛めてしまいそうなので海はやめて貝拾い.その後買い物などをしてからいったん家に戻り長いストレッチをしてからキヘイへ。一年の乗り納めを形だけでもどうしてもしたかった。
4時頃でれば充分サンセットには間に合うと思っていたらなんと途中でマウイではあり得ないような交通渋滞。どこかで事故があったようだ。このままでは一年の締めくくりが交通渋滞ではまった状態で来てしまうと焦ったがなんとかサンセットに間に合い、あわててコーブで海にでた。コーブは膝もないほどのコンディションだったけれどそれでも漕ぐ解痛みがあり、落ち込むがとにかく無理して痛めないようにゆっくり漕いで深呼吸、そして大きくまんまるで真っ赤な夕陽が水平線に落ちていくのを眺めた。

今年も一年ありがとう、学ぶべき事で学べなかった事はどうか来年しっかり学ぶ事が出来ますように。今年もほんとに多くの人のお世話になった。心からの感謝の気持ちは来年できる限り多くの人に親切にしたり、優しい気持ちで接する事で返せればいいな。
太陽が半分くらい落ちた大慌てで6人カヌーが沖に漕いででてきた。最後の最後の真っ赤なかけらが落ちていくのを見ながら思い思いに声を上げ手を振り回しaていた。ビーチにも多くの人がいて音楽を奏でたり、祈ったり、ただ海を見つめていたり。こうやって本当に多くの人が海や夕陽を見る事で自然に感謝したり、大いなる力への畏敬の念を深めたり、自分を見つめ直したりしているのだろう。私も思わずパドルを持ち上げて思いっきり体を伸ばし、ありがとうーと心の中で叫んだ。

さて腰も痛いので無理せずさっさと上がり居酒屋斉田へ。毎日毎日お客さんが多くかなちゃんも大変だと思うが全くいやな顔をせず大勢の食事を用意している彼女はほんとにすごい。今日は哲クンが肉係でおいしくチキンやステーキを焼き、かなちゃんのつまみやサラダ以外には年越しそばもあった。
可愛い細川家の稀未ちゃんが率先してお蕎麦屋さんを開いてくれ、皆に振る舞ってくれた。私は稀未チャンのアシスタント。さすが大晦日は蕎麦屋が一番忙しい日、大繁盛で4回もおかわりにきてくれた人も!
まだまだ盛り上がりそうだったけれど初日の出を気持ちよく見たかったので私はお先に失礼して帰宅.アメリカでは花火は今日と独立記念日しか出来ないという事であちこちで花火があがっていた。

2013年お世話になった皆さん、本当にありがとう。迷惑をかけた皆さん、いやな思いをさせた方はごめんなさい、もちろんわざとそうしようとしたのではないのでどうぞ許してください。
そして来年は気持ちも新しく、少しでもより良い人間、もう少ししっかりして、そしてより誠実で優しくいられますように。悪意や敵意にもしぶつかってもそれをも愛情でくるみ受け止められる器をじぶんがもてるようになりますように。
すべての人が理不尽な状況に絶望する事のないような平和な生活が出来ますように。

2013-12-30

12月30日 引き続きオンショア

今日もオンショアカナハでも十分クローズアウトに近い波がくるほど波があるのにもったいない。夕方風が落ちてきて一瞬よくなりかけたけれどここのところずっとオンショアだったのでストーミーな感じがとれなかった。それに雨が多かったので水が濁っていてちょっと怖い感じ、なんせ今年はシャークアタックがかなり多いから。

明日は大晦日、という事で月曜の今日は今年中にいろんな事をすべて終わらせようと動き回る。車のレジストレーション、電話の修理、支払いもろもろ、買い物、掃除(大掃除といえるほどはしてないのであすもやらないと、かな)

オーストラリアから来たカメラマンの友人トニーはビッグウエイブのジョーズを狙って長期滞在中のオアフからマウイに来たけどこの雨とオンショアで残念ながらどこもいいところはなく結局ホノルアで撮影していた。もうすぐコナウインドになるからそうすればオアフよりいいコンディションになるのでもうちょっと滞在してほしいところだけどどうかな?

ここのところ旅のお誘いが結構くる。チリのはじっこへのボートトリップ、そして今日はクリスマスアイランドかキリバツ方面(南太平洋)へのボートトリップ、行きたいのはやまやまだがそれまでに腰がしっかりなおるかどうかの不安がありいい返事が出来ないままになっている。1月末には親友のクレーマーがアラスカから来るので久々に仲良し3人でカウアイに行く予定。とにかく2014年は体の支障がなく思い切り動きたいのでそのためには今直す事が大事だと言い聞かせる。

今年もあっという間だったなあ。腰はいまいちだったけれどそれでもいろんなところに行けていろんな人と素晴らしい時間を過ごせた事に心から感謝。

2013-12-29

12月29日 Big wave , rainy day

昨日からのオンショアが続き、朝からオンショアと雨のお天気、せっかくジョーズが割れるほどのビッグウウエイブなのに、オンショアではどうにもならない、マウイ島は真北からの風だとどこもいまいちになってしまう、キヘイでさえ風が強くなるのでいまいちなのでは?かろうじて乗れるのがホノルアという事でかなり混んでいたようだ。

私は昨日寒い中ビーチパーティーで座っていたのが良くなかったのか腰が固まっているのでホッカイロで暖めつつほぐし、いろいろ用事をすませる。午後は車を買いにくるはずの人を待ちながらずっとやってみたかったビーチグラスのステンドグラス作りをしてみた。小さいものを作ったけど大きなものの方が上手く出来そうだ。これは楽しい!ビーチグラス拾いにさらにモチベーションが上がりそう!

結局くるはずの人はあらわれず一日待ちぼうけ、でも腰はちょっと良くなったかな。年末年始と波が又上がって風もなくなるのでその時は乗り納めと初乗りのためにちょっとだけでようかなと思う。




2013-12-28

12月28日 ビーチパーティー

今日はhiroさんのお誕生日で恒例のビーチキャンプ、朝から雨まじりのお天気でどうなる事やらと思ったけど、日頃の行いがいいのか、それほどには降る事もなく、楽しい仲間が続々と集合。
テントをセットしてカナハのキャンプサイト海の見えるところに日本人村が出来てきた。
 バースデーボーイのhiroさんとわんちゃん達。
 細川哲クンのお嬢さん稀未チャン、ちょっと前までベイビーだったのに、もうマナちゃんのお姉さん役をしっかりやってくれている。二人でガラガラに乗って哲クンに引っ張ってー!とリクエスト.マナもなんだかわからない言語で主張する。

ちょうど夕方が干潮だったのでサラちゃんをつれてビーチのはじの方へ貝拾いに。ここはじつはわたしのシークレット貝拾いスポット。何にもなさそうなのに良ーく見るとちっちゃくてきれいな貝が見つかる。

(photo by Sara)
サラちゃんもかなりはまって二人で暗くなるまでかがみ込んで拾い続けた。貝好きの人じゃないとこの楽しさはわかってもらえないなあ。
おいしい料理がたくさん持ち寄られてビュッフェが始まり、子供達も大勢.なんせhiroさんはマウイの日本人キッズ皆のグランパ的存在。
皆で木に登ったり、ハンモックが壊れるほど大勢一緒に乗ってみたりほんとに楽しそう。
 北風と雨のため皆寒さ対策もばっちり。
そしてこの日のデビューのために練習を重ねた、”良いではないかバンド”、演奏開始。ギターが山ちゃん、バースデーボーイでない方のhiroさん、ゆうじクン、キーボードがアヤちゃん、ボーカルかなちゃん、実はみんな見かけによらず上手なのだ。
が、ちょっとほろ酔い加減で引いていたアヤちゃんビールを買ったばかりのキーボードにこぼし、真ん中あたりのキーの音が出なくなってしまった。おかしいなあ、と布で拭いてたけどひっくり返してジョぼーっとビールがでてきた。これでは音が出なくなってもおかしくない。
残念ながらコンサートは尻切れとんぼに終わってしまった、またリベンジでいつかやってください。
そんなこんなで子供達も大人も犬達もみんな思い思いに楽しんで行くうちに夜が更けていき、少しずつ寝たりかえったり。こういう自由で適当なキャンプ、マウイならでは。腰がなかなかなおらずに落ち込み気味だった私の気分をリフトアップしてくれた。明日はさらに波が上がる予定.ただオンショアかもしれない。どうなることやら。

2013-12-27

12月27日 雨まじりの一日

天気が安定しない一日.久しぶりにタウンにも雨が降った。朝は行くまで行く途中くらい中目をこらしてホキパをチェックしたけれどおそらく昨日と同じくらいのサイズではないかな?セット間が長いけれどセットが結構大きそうだ、風は雨まじりなのであまり安定せず雨が降った後ピターとやんでしまったりしそうでちょっと怖い。

昨日かずこさんとのセッションで腰のゆがみを直してもらい痛みがかなり楽になったのでなんだかカイトで来そうな気分だったけれど、そういう事を続けてなおらないのだからと今日は我慢、これで明日さらに良くなっていれば嬉しいな。
種子島から来ているカズさん立ちが宿をお引っ越しする前に寄ってくれた。なんと手作りのバッグをいただいた、とーっても可愛い上にしっかりできている.いつもエコバック、ひどいときにはビニール袋を鞄代わりに持っていってしまう私にはもったいないくらいなので、今度どこかに出かけるときはちょっとおしゃれしてこのバッグを持つのが楽しみ。ブランド名はPua Otane.
カズさんは種子島でビーチサイドコテージSARAというお宿を経営しているそうだ。種子島はずいぶん前に数回いったけれどぜひともまたいってみたいところ.なおさら行きたい気持ちが強くなった。カズさん、皆さんが残りの滞在もたくさんマウイを楽しめますように!


夜はルームメイトのビーがヘルシーな数人のお友達を招待してヘルシーなコース料理を作ってくれた。いかとリンゴを一緒にパスタに入れるなんて私だったら考えもしないけどかなりおいしかった。
やっと少し冬らしい天気になってきて雨が降ったり夜寒くて長袖を着たりするようになってきた。
日本では雪が降ったり冬型の気圧配置が続いているようなのでこれから年末年始に掛けてはずっと波もありそうだ。




2013-12-26

12月26日  Surf keeps building

(朝9時のホキパ、サイズはセットで結構ありポイントはかなりカレントであれた海面、5人ほどサーファーが来てこちらレインズではサーファーが一人とチャックがスタンドアップではいっていた、サイズはあるけどウエストすぎてダンパー気味の良くない波が多そう)
ここのところコンスタントにサイズのある波がはいっている。風もちょっとウインドサーフィンには弱いのかもしれないが、私だったら7mでばっちりくらいの安定した風。ああ、乗りたい、けどとにかく今我慢してしっかり直さなくてはと心を鬼にして我慢。海にいくとどうしても乗りたくなるので、出来るだけ見ないようにする。

レインズでは5、6人でていたみたい。スティーブは波があるときはほとんどでてくる。
 (ジェシー・リッチマン、ジョーズ)
 ジョーズではホキパよりサイズがあった.マウイで最も上手でビッグウエイブもお手の物のジェシーとパトリが挑戦。今まで見たカイトのジョーズライディングの中で一番じゃないかな。ちなみにパトリはグーフィーだけれど風向きがあまりにオフショアなのでバックサイドではとても乗れそうもないと判断し、スイッチスタンスで乗っている.それはそれで又すごい事だと思う。私はカナハでさえスイッチスタンスじゃ波に乗れないだろうな。
(パトリ・マックラウ、ジョーズ、スイッチスタンス)
  午後オータム達が来てくれて一緒に山の中へ。コーヒーのみが熟れきってここ数週間のうちに終わりそうなので一気にたくさん摘んだ。
 マナちゃん会うたびに大きくなって、話したり真似したりするバラエティーが増える、この無垢な瞳に見つめたら溶けてしまいそう。
 なぜか私のベルトに興味を示し、その中に手を突っ込んだりのぞいたり
何かいいものはいってるかなー?
ベルトを下に引っ張ってみたり。
ここのぞいてみようかなーとシャツをめくったり
あ、ピンポーン!

マナはかなりワイルドに自分の背の高さ以上のブッシュをかき分けてどろんこになりながらジャングルを歩き回っていく。こんなところもお母さん似かな?
二人が来てくれたおかげでコーヒー摘みながらおしゃべりしたり川で汚れを落としたり海の事を考えずに過ごせた。ちなみにオータムはここ数日キヘイサイドでサーフィンしすぎてクリスマスで食べ過ぎ飲み過ぎ楽しみすぎも加わって体が疲れててもう今日はサーフィンしなくていい、と思うほどSurfed outしているそうだ。私も筋肉痛や日焼け、乗りすぎてお腹いっぱい、となりたいなあ。

夜はスポーツトレーナーのスージーとサップのアンダーグラウンドリッパー、ジェレミーがやってきてギターセッション。見てたら私もやりたくなった。

2013-12-25

12月25日 Merry Christmas from Maui!


メリークリスマス!maui style by Richard Hallman 彼は最近マウイでかなり精力的に写真を撮っていて、いいショットを残している、カイトボーダーでレインズでも良く乗ってるし、雪山も結構やるらしい。最近はカメラマンもアスリートなみだ。
朝方は雨が多くあちこちで虹が見えた。クリスマスと言ってもハワイでは雪はないけど(パイアの消防署にはなぜか今朝雪でデコレーションされていたけど)虹がきれい。
ずっと波が上がるまで我慢していたし、少しずつ腰の調子が良くなっていたので今日は私も朝から乗る気満々。まだ不安は残るけど7mをセットアップして海にでた。
(気がついたら緑と赤でクリスマスっぽいカイトとボードの組み合わせ)
波はセットは結構大きくゆうにオーバーヘッドはあるのだがセットの感覚が長い。ストラップレスで出て行ったけれどセットのサイズだとウエストよりのうねりという事もあって結構スープがパワフルなのでストラップで乗れるぎりぎりのサイズ。

ただ、セットが来ないと結構小さかった。ストラップレスで乗ると足がふわりと浮いたりするので背骨や腰にもかなり負担があり、あれた海面をスピード出して乗る事で腰骨が詰まった感じになっていくのを感じボトムターンで踏み込むとグキッ、トップで蹴り込むとグキッとかなり痛くなってきたのでなくなく終了、結局1時間ちょっとしか乗れずじまい。まだカイトにでるのは早すぎたようだ。残念。
サンタクルーズからクリスマスバケーションでやってきたロブが登場。彼は成功したバリバリのビジネスマンでもあるがカイトもウインドもサーフィンも旅もプロ並み。バハで何年も前に知り合ってすぐ意気投合、以来旅の情報や共通の友人なども巻き込んで良く連絡をくれる。実はカブリナがスポンサードしている世界を回るヨットででチリの僻地のサーフトリップに行こうと誘われている。行きたいのはやまやまなのだが、彼ももう一人行く人もかなりのビッグウエイバーである上に自分の腰がそれまでになおるかどうか自信がないので返事できずにいる.でもチリの海はもう一度必ず訪れてみたいところの一つ。


夜は居酒屋斉田でいつもの気のおけない仲間達とクリスマスディナー。プロサーファーの細川哲くんファミリーもマウイ入り、彼らも完全にマウイ常連、「良く来たね」、というより「お帰りー」という雰囲気だ。いつも思うのだが私達はまあしょっちゅうとは言っても月に数回行くだけだけどそういう人が毎日ひっきりなしに交互にやってくる居酒屋斉田の女将は毎晩皆を相手にご飯作ったり、片付けたり大変だ。何もいやな顔せず迎えてくれるけど、こうやって皆の憩いの場を作ってくれるhiroさん、かなちゃんには心から感謝。皆でちょっとしたプレゼントの交換したり、おいしいご飯を持ち寄って子供も犬も大人も交じって楽しい夜だった。哲クンとサラちゃんの愛娘きみちゃんがずいぶん大きくなってて手巻き寿司コーナーで出店を開き、皆にお寿司を売り込んでいた様子が愛らしかったな。

さてあっという間にクリスマスも終わり、もうあと数日で2013年も終わってしまう。早かったなあ。年が暮れる前にやる事終わらせなくちゃ!






2013-12-24

12月24日 イブ


友人が安い料金でトラックをレンタルさせてくれたので、新しい車探しに出かけた.ここのところオアフ島では波がかなり大きいみたいだけれどウエストスウエルのせいでマウイではそれほどでもない。ノースより反対にキヘイサイドが珍しくコンスタントに割れているようだ。
いろいろ見て良さそうなものが中古屋さんにあったけれどセールスマンの押しが強いので押され気味。キヘイまで言って、車の事がわかるゆうじクンに一緒に見てもらったけどそれは見かけはいいがエンジン音がへんなので却下。なかなかこれというのは見つからないが、焦らずに探す事にする。

サンタさん、健康な腰と良く走るミニバンをお願いします。
部屋に何もクリスマスの飾りがなかったのでピアスを掛けておくジュエリーホルダーをちょっとだけ工夫してクリスマスツリーにしてみた。
(お気に入りのジュエリー達が大活躍、ちなみに壁紙は私の趣味、チョイスではなく,ものものこうだったのであしからず)
夜は珍しく自宅で一緒に住んでる3人で食事。ここの所ずっと思うように海にはいれていない私が落ち込んだり、フラストレーションを溜めていても励ましたリ、明るく相手をしてくれてる二人に感謝。二人とも暇さえあれば海にでている仲間でもあるので辛い気持ちはよくわかってくれるみたいだ。

そうはいっても車や腰が痛くてサーフィンやカイトが出来ない事が最大の悩みだったらそれは幸せだと思うよ、と言われた。確かにそうだ。暖かく自然にあふれたこのマウイで優しい仲間と心から好きな海と山がすぐ近くにある生活を出来る事に感謝。


2013-12-23

12月23日 my car is dying

今年になって2回も直したラジエーターが又調子が悪くなってしまった。昨日か何度かオーバーヒートしかけたので今日は朝一番に修理屋さんへ。もうそろそろ寿命かなとは思っていたけど車の故障というのはなぜいつもお金がなくて困ってるときにやってくるものなのかしら?そして調べた結果は残念ながらこの車の価値より修理代がかかりすぎるから直さず新しいのを買ったほうがいいという結果に.まだなんとか走りはするがいつ壊れるか怖くて遠出が出来なくなってしまった。その上クリスマスのおかげでレンタカーはどこも予約が一杯で借りれない。ラッキーにもレンタカービジネスをしている友人が最後に残っていた一台の車を貸してくれたが、トラックでマニュアル。これ又怖くて遠出が出来ない。でもとりあえず足が出来たので明日から波が上がっても下古志が調子良ければ海には行けるので一安心。

腰の調子はここのところずっと休んでいたせいなのか、それともいろんな先生やマッサージセラピストに見てもらっているのが効いているのか、今日は結構調子がいい。ちょっと良くなるだけでいろいろまめに動く気になり、掃除したりいろんなものを運んだりする気になる。やはりここのところ動けずにいたのは痛みのせいだったのだなと実感。
まだ痛みが取れたわけではないけれど電気ショックのような痛みが来ないだけでもずいぶん違うし、このままの調子でどんどん回復してくれると最高なんだけれど。
神様、サンタ様、、、。

何はともあれ、悪いことはどんどん今年中に起こってしまって毒や悪い運はすべて2013年と一緒に流れていってもらいたいと思う一日だった。安くて安心して乗れる車がでてきてくれますように。

2013-12-22

12月22日 冬至

冬至、残念ながら柚子がない。以前もらった柚子塩をお風呂に入れてはいろうかとも思ったけど、もったいないのでそれでちょとだけ顔をごしごしやってみた。いろんな汚れを落とし、デトックスしてこれから陽の世界に突入したいところだけどまだ実は部屋の大掃除は終わっていない。

残念ながら波は落ち、風もないが、反対にサーフィンには楽しそう。でも私はどちらにしても今日もまた海はなし。
クリスマスプレゼント作りに励んだ。
 日本ではバハに一緒に行った仲間達が集まって同窓会をした様子を写真で知らせてくれた。
バハはとっても特別なところ、ついてしまえば車での移動もないし、食事に言った理解ものに言ったりするような事もない、ただその場にいて夜明け前に目を覚まし、波をチェックし、サーフィンし、疲れたら帰って来て用意されたご飯を食べたいだけ食べ、又海にでる.そしてお昼を食べて疲れたら昼寝でもして又海にでる、大体午後になると風邪が上がってくるのでウインドやカイトに道具をかえ、又疲れるまで海。そうやってるうちにとんでもなく美しい夕焼けになり、その頃には体はくたくた。シャワーを浴びて着替えるとドリンクアワーとなり、飲みたいものを飲みたいだけ飲む。そうこうしているうちにブッフェスタイルのディナー.そんな一日を1週間も過ごすのだ.今年のメンバーは日本でも有数の海フリークが集まり、本当に素晴らしい旅だった。住んでる場所も仕事も年代も違うのに、ほんとに無邪気なノリで全員が親しくなれた。バハからかえってからももうすでに何度もいろんなところで仲間同士あったり旅したりしている.
今回は御前崎で集合、海で思い切りセッションした後食べてのんで一緒に酔いつぶれたらしい。
まひろとショーグンも佳代ちゃんがなくなってちょうど2年だけれど二人で協力しあって頑張ってる様子.佳代ちゃんも久々に一緒に御前崎に来て二人が楽しんでる様子を天国から喜んでみていたに違いない。それにしても写真でまひろが立派なイケメンになりつつあるのを見てびっくりした。
この歳になってこれだけのメンバーが集まっても全く男女を意識せず小学校の同級生同士みたいな雰囲気で集まれるッテそうないような気がする。海への情熱を共有する仲間って最高。来年も6月にバハツアーがあるけど又こんな風に素敵な仲間と一緒に行けるといいな。

2013-12-21

12月21日 Fun condition

ハワイは常夏の島だけれど、それでも季節の変化はある.冬になると大きな波がやってきて、雨が多くなり、ちょっとだけ涼しくなる、例えば夜トレーナーを着ずにはいられなくなるとか、特にハイクの冬は寒く、靴下無しではいられなくなったり1ヶ月と押して雨が降る事もあるのだが、今年はなぜかかなりドライなシーズンインで雨が少なく寒さもあまり感じない。波も適当に大きなものはコンスタントに来てるけど巨大なものは来ていない。そう考えてみると去年も一昨年も巨大なスウエルは来ていないのでジョーズが割れてもパドルインばかりでトウインサーフィンはでる幕がない。

(ティアゴはブラジリアン、最初はあまりに生け生けすぎて怖かったけどそのノリでジョーズのトウインでもワイプアウトオブザイヤーの候補になったりしているうちにほんとに乗れるようになっちゃった.ジョーズでカイトもやっている)
今日も西ウネリはまだ少し残っていてホキパでオーバーヘッドはゆうにあった。昨日も楽しそうだったけれど、我慢して、今日はさらに腰の調子も軽かったので今日こそは乗りたいとレインズへ向かったが、やはり何となく不安要素があり、板を持って歩いていたらグきっと何度か鋭い痛みが走り、結局まだやめとこうと我慢した。

(ゴージから冬の間来ているらしいマット)
それにしても楽しそうなコンディションを前にいつになったら乗れるのかよくわからない状態でいるのは拷問。でもそういう中で何か学ばなくては行けないものがあるからこその今があるんだろうな。
(ホキパではジョッシュストーンが息子のハーレーと同じ波でクリスクロスを楽しんでいた.微笑ましいな)

結局クリスマスプレゼントをお世話になっている何人かに届け、そのままレインズで皆の見学。

(おしゃべりに夢中になりすぎて写真を撮るのを忘れてしまった!)
 テレビの撮影を終えて帰る前に一日のんびりできたスティーブと待ち合わせ久々の再会。ランチを食べながら話が止まらない、なんせ下手したら10年近くあってなかったのだ。

スティーブの弟のジェレミーの映画で滑ってヒマラヤのすごい斜面の話や、ワイオミングのグランドのものすごい斜面をつい最近ブライアンイグチと一緒に登頂し滑降した話も感動的だった。彼らが今作ってる3部作のラスト「HIGHER』はほんとに楽しみ。何回か書いているがJeremy Jonesはスノーボード界のジェリーロペス的存在だと言っても言い過ぎではないと思う。
(彼らと知り合った頃の写真、バルディーズにて、左から19歳だったジェレミー、長男のスティーブ、次男のトッド、この年に撮影を始めた)
以前は冬何シーズンも一緒に暮らし、毎日スキーバムだった彼らのご飯を下手したら毎日10人分くらい(一緒に住んでいたのは3人だったがなぜか夕食時になるとぞろぞろ仲間が集まって来ていた)作っていて、ほんとに兄弟みたいな存在で彼の事なら何でも知っていたから、一番子供で、手がかかるスティーブが町で奥さんにいろいろクリスマスプレゼントを選んだり、まだ8ヶ月で(だから多分何をあげてもそんなには理解しないだろう新聞紙なんかでも音をさせて楽しめる年頃なのだけど)何もわからない息子にウクレレを買って、ボクもギターを持ってるから一緒に弾ける、とか、古い機関車のおもちゃを買ったりしているのを見てると微笑ましいやらなんだか悪かった息子が立派に成長したのを見ているような気分で誇らしいやらなんだか嬉しくて何度も何度もIam so proud of youってハグしてしまった。

こうやって何年も会わずにいてもやっぱり一度兄弟だった人はずっと兄弟のままなのだ。
『俺だってこんなに長い間サーフィンせずにいてこうやって海にはいってひどい姿さらしてるとはいえ楽しいんだから、Tomoもたまには滑りにかえってこい、思ってるほど滑れなくはないはずだよ』と言ってくれた。そうかなあ、そうかも知れない。あるいは全然思ってる滑りとはほど遠くてがっくりするかもしれない、でも雪と戯れたり、雪山のあの景色やしんしんと降る様子、そんな美しさにしばらくふれていないので感じたいな。日本の雪仲間達はみんな山にシフトチェンジしつつあるようで雪山の写真が届いてくる。暑い夏、寒い冬だからこそある情緒も素晴らしい。

2013-12-20

12月20日 キヘイにサプライズウエイブ

オアフのノースショアにはかなり大きな波が届いているようだけれど、マウイにはそれほど来ていない。ホキパもオーバーヘッドくらいでそう大きくは見えないし,カナハもそれほど大きくない。多分ウエストすぎるウネリだからマウイには届かないんだろう。ウエストが強いウネリだと反対にサウスショアのウエストに向いているコーブなどに波が立つ事があるけど今日もそうみたい。コーブは思いがけないサイズが割れていたようだし、その並びのポイントにはノースショアから上手なサーファー達が押し寄せ珍しいセッションを繰り広げていたようだ。
 (ゼイン・シュワイツァー)





2013-12-18

12月18日 TGRのスティーブマウイ入り

今日日本から届いたGyoganzine
Y博士ことカメラマンの樋貝吉郎氏が始めた雑誌で山とスケートが中心のライフスタイル雑誌とでもいえばいいだろうか?彼のセンスでメッセージ的なコラムやインスピレーションを与えてくれる写真など満載。あれだけ皆が知ってる太朗さん(玉井太朗)だけど、今までそれほどロングインタビューがなかった.巻頭にある彼のインタビューは、何故今の彼が存在するかが納得できる彼の生い立ちなどについて深く語られている。やっぱり子供の頃にいろんな経験をさせていろんな遊びをさせる事って大事なんだなと再確認。

第2(第3、第4?)の故郷だったジャクソンホールの家族のような仲間TGRのスティーブ・ジョーンズがマウイに来ている。マウイのローカルプロサーファー、イアン・ウオルシュの撮影にきているのだが、彼とはもう20年近い付き合い、最初にであったのはアラスカの山の中。彼らはお金もないのに来ていてて、なんとか安く、あるいはただで減りに乗ろうといろんな工夫を凝らしていた。最終的に彼らはダグクームズのもとでヘリガイドになり、ガイドをしながら滑りまくり、そして時間があるときに撮影をして、それがフリースキー、ビッグマウンテンムービーのパイオニア的存在TGRの始まりとなったのだ.彼らの面白いエピソードは話し始めたらきりがないが、とにかくTGRの初期はほんとにお金も何もなくてあるのは勢いと情熱とめっちゃくちゃタイトな仲間だけだった。彼らが一緒に住んでいるコンドミニアムは山小屋のような部屋のセットアップになっていてその中に私も入り込み、お金がないので出来る限りやすくて腹持ちのする食材をいろいろ形を変えて料理した思い出がある、何しろ当時はトイレットペーパーすらケチって買わずに町のフリーペーパーをたくさん持ち込んでそれがトイレにおいてあった。(おかげでいつもトイレが詰まっていていやだった)私は自分用にこっそりペーパーをソファーの裏にストックして使っていたけど。
有り金をすべて機材や準備に使いビデオをリリースしてもしばらくは収入がはいって来ない事を考えていなかったのでシーズンはじめの数ヶ月は本当に車やソファーの隙間にはまっているコインなどを探してタバコを買いにいったりしていた彼らだが、あの頃は最高の時代だった。責任やプレッシャーもなく何も考えずに雪の事だけを考えとにかく朝から晩までスノーボードウエアのまま、下手したら夜中にバーでスキーブーツを履いたままなんていう事もしょっちゅうだった。その仲間のうちでも一番酔っぱらうと手に負えなかったスティーブ。ハチャメチャだったけど彼らからは情熱のパワーをいつもまのあたりにさせてもらっていた気がする。
マウイに来ても仕事大変でのんびりできないよーとは言っていたけれど兄弟が会いにきてくれたようななつかしさと嬉しさで一杯だ。
スティーブ、トッド、そして末っ子のジェレミーは私の兄弟みたいなものでクリスマスなどはいつも彼らのファミリーの集いに参加させてもらっていた。彼らが実家に戻って来ないので良心が彼らに会いにホリデーシーズンにはジャクソンにやって来ていたから。
最近リリースされたムービーのひとつDream Factory は懐かしい思い出をよみがえらせる場所がいくつもでてくる。

2013-12-17

12月17日 2013年最後の満月

今朝早くが完全な満月らしいのだが、さすがに昨日は良く眠れず、夜中あたりから何度も起きてしまった。その上普段はきにもせずに寝てられるのに雄鶏のコケコッコーという鳴き声がひっきりなしに聞こえる。お隣さんが飼っている可愛い鶏ちゃん達が目当てでうちの薮に居座っているに違いない。

今日は腰の調子もそう悪くない、が、昨日決めた通り完全に痛みがなくなるまで乗らない事にして、家でとにかくストレッチとリハビリ運動。横になってやるものが多いので読書が進む。
マウイの図書館で日本語の本をたくさん借りてきた。

さてクリスマスが近くなり家族や友人達にプレゼントを考えている人も多いと思う。
そこでプレゼントアイデアをいくつか。
昔はお金がないのに友達ばかり多いから男友達達にはレシピブックを手作りしてプレゼントしていた。またコンピューターもちゃんと使えてない頃で手書きで書いてコピーし、冊子上にホチキスでとめたものだけどサブタイトルでSuper easy to make but famcy looking, guaranteed to impress the ladies (見た感じ素敵だけど超簡単、彼女のハートを射止める保証付き)とつけてあったそのレシピーブックはとっても評判が良く、シリーズで何年か作った気がする。最近なつかしい友人にあったら、「あのレシピー未だに使ってるよ』と嬉しい事をいってくれた。

私は出来るだけ手作りのものを身近な人だけにあげる予定だけれど、自分がプレゼントされて嬉しいのはいい本(なかなか手に入らないし、自分では高いのでよっぽど手元に残したいもの以外は買わない)とはいえ儀礼的なものでなく、心がこもったものは何でも嬉しいけど。最近思うのはあげたいという気持ちより、あげないとまずい、あげた方がいい、とかでプレゼントを買う人や機会が多いという事.必要ないもの、別にあげたいと思っていないものを無理に買って送る時代はもう終わりにしたい。
ある友人が『うちは今年のクリスマスは家族でenoughnessとお祝いするの』と言っていた。つまりすべて充分に間に合っていて幸せである事をお祝いしてお互いのプレゼントも買わないらしい。でもやっぱりプレゼントって嬉しいから何か作ったり、心のこもったもの、本当にあげたいと思う人にあげたいものをあげるのは悪くないと思う。

個人的に良くプレゼントする本をいくつかあげると

地球家族 TOTO出版 
これは文化人類学社になりたかった私には何より面白い本だったし、未だに何度も開いてみたりしている、世界各国の家の中にある持ち物をすべて外に出し家族のポートレートをとっているのだが、比較的小さな家なのに、外に出されたものの多さはピカイチの日本人家庭に笑える。この本は同じ家族でをその後もフォローし、世界の女性に着いて、食卓に着いてなどの本も出していてほんとに面白い。子供でも大人でも面白く読めるし自分の世界の外の事を楽しく学ぶ事が出来る素晴らしいホンダと思う・

星野道夫さんの著作(イニュイック、旅をする木など)
どちらかと言うと生前に出されたものがおすすめ、なくなった後にもたくさんの著作がでているけどなんだか残っていたものをかき集めた、あるいは前に読んだものとにたような文がたくさんはいっている。
何か迷いがある時、将来について考えてるときなどに読むと心があったまったり、励まされたりする気がする。

ジェリーロペス Surf is where you find it   パタゴニアブックス
自分が訳したからというわけではないが、この本はサーファーにはもちろんいろんな人におすすめ、サーファーだったら歴史の勉強にもなり、サーファーである事に誇りを持たせてくれる一冊、そこかしこにさりげなく教えがあるので何度も読み返している。

ミッキームニヨス  No BAD WAVES パタゴニアブックス
こちらもジェリーさんの本と同じくらいの価値があると思う。結局タイトルも言い方は違えど同じ事を言っている。。同じように1章1章が独立したストーリーなので軽く読める。
自分の心の持ち方、気持ち次第でどんな波でも楽しめるのだという事、つまり自分に見方によってどんな事でもポジティブに受け取れるという事を波乗りを通して教えてくれている。オープンマインドであり、先輩や師匠を敬い、自然に対して謙虚であれ、そして健康に気をつけた生活をすれば彼らのような人間国宝も夢ではない、のかもしれない。そのためにはぜひとも読むべき本。

リストアップするときりがないが結局何冊があげようとするといつも同じものが頭に浮かんでくるのでやはりこれらはおすすめなのだろうな。日本の本に関する情報が少ないので私自身もいろんな人の本のおすすめ知りたいなあ。