2011-11-25

11月23日 The worst travel day

ロンドンに到着するの便は遅れ、リスボン行きの飛行機に乗り遅れる。でも違う便に替えてくれ、ランチクーポンまでくれたし、リスボンでは朝の9時から夜の9時までレイオーバーだったので、まあいいか、とつかれきった体を何とか休めようとしながらインターネットをしていた。

最後のチャンスと思い大きなサラダを頼んで(カボベルデは砂漠なのでやさいがあまりしんせんではなかった)さあ,行こうと思ったら飛行機出発はあと3時間遅れるとのこと、そうなると結構ぎりぎり、その上に持つがリスボンでいったん空港から出され、ピックアップしてそれをまたチェックインしなくてはならないかもしれないといわれているので本当にぎりぎり。

出発時間からさらに送れること30分ほどやっと出発。

リスボンについてまず乗り換え窓口まで行ってみるとそこにたどり着くまで延々10分くらい歩き、やっと行くと、ものすごくつめたい対応で、ここではそれはできない菓子、乗り遅れても私たちは何もできないが、荷物を取るためにイミグレーションを通ってチェックインするしかないと融通がまったく聞かない、ここで、乗り遅れたら大変なのに、と泣きそうになりながらまたもと来た道を必死に早歩きし、イミグレーションに並び、荷物を取るだけのために入国、ところが、バゲージクレームのどこにも荷物がない、さらにまた並んで荷物のクレーム窓口で話をすると、最初はかなりつっけんどんで、タグが自社の荷物タグでないのでトラッキングができない、(飛行機が遅れたせいで最初に乗る予定だった航空会社のものでない飛行機に乗ったため)からうちでは責任は持てない、かといって最後に乗った航空会社にクレーム出すのが通常だからアメリカン航空では対応してくれないだろうとか、結局私が何もできないようなことをいわれてしまい、腰痛を押してここまで来て、道具が何もなければ何のために着たんだろうか、と本気で泣きたくなってしまった。やっぱりくるべきじゃなかったんだろうか、腰を痛めたときにさっさとくるのをあきらめたほうがよかったんだろうか、と考えてしまった。そんなやり取りをしているなかでも窓口にお兄さんはいろいろ電話をしてくれ、何とかその航空会社で荷物を探してくれることになった。

そして新たな問題が判明。よりによって明日はポルトガル中がストライキで飛行機が一本も飛ばないらしい。というわけでもしも明日荷物が見つかってもカボベルデまで届くには早くても日曜日になるという。月曜日にマウイを出たから結局1週間かかってしまうというわけだ。それでもまだ見つかればいい。見つからなかったとしたら、いや、そのときのことは考えたくない。またろくに乗ってない長年の説得でシェイプしてもらったジミーさんのカスタムボードがあたまをよぎった。

通路を隔てて隣に座ったイタリア系の好々爺がまえの席にいるたぶん1819くらいのカボベルデ人らしい、黒人のとってもぴちぴちしたかわいい女の子に声をかけているうちにどんどん押しが強くなり後ろから髪の毛を触ったり、さりげない振りして(でもぜんぜんさりげなくない)手に触ったり方に寄りかかったり、話をするときもどんどん近づいていたりするのを眺めて、そのいやらしさに気分が悪くなるのを我慢しながら数時間必死に眠ろうとしていた。


カボベルデに到着したのは12時半ごろ、イミグレーションでは真ん中へんに並んでいたはずなのになぜがいた場所が悪かったのか、周りのイタリア人やロシア人の押しが強く出どんどん前に入られてしまってるうちに最後になってしまい、そのうえ、荷物がなくなったことの申し込みをするのにさらに並び、すべてが終わったときには夜中の3時ごろだった。


クリスティンが手配してくれていた迎えの人はずっと辛抱強く待っていてくれ、載せる荷物のないトラックで町まで。宿にたどり着くともう一人ブラジルからのカイトボーダーが入り口で途方にくれていた。誰も出てきてくれないのだという。ドライバーがいろんなところに電話をしてくれているうちにクリスティンガ入り口まで様子を見に来てくれたからよかったものの、入り口から部屋に鳴らすベルはいくらおしてもまったくなっていなかったらしい。

というわけで何とか体だけはカボベルデにつくことができた。最後の飛行機に乗れずにそのままストライキに巻き込まれて2泊もポルトガルにスタックしていたら、ほんとに泣きながら家に帰ってしまおうとしたかもしれない。

いろんな旅をしてきたし、荷物が出てこなかったことも多かったけど今回は腰痛もあってかなり限界のサバイバル移動だった。

手荷物にはニューヨークの空港内などの寒さ対策でダウンジャケットやフリースのみ、歯ブラシなどとコンピューターがあるのみ、その上、今回に限ってUGGブーツなんてはいている、常夏のカボベルデなのに!まず明日はゴムぞうりや着替えを買うことから始めるしかない、そしてギアが一日でも早く見つかりますように!

そして早く今日一日の悪夢が笑い話になりますように。

No comments:

Post a Comment