ブイにうねりがヒットしたという情報をもらったので朝からわくわく。そのうねりがマウイに届くのは午後2時くらいというけれどそれでもForrunnerと呼ばれる前触れの波が来るときもある。暗いなか、ウエブキャムをのぞきこんで波があるかどうか目を凝らすのだが、カナハは残念ながらフラット。でもそれでも朝日が昇るころには15人以上海に入っていた。みんなやる気満々!確かに今日はこの冬初のカナハかもしれないから。
さすがに波のサイズが小さいし、今日は風が強くなる予報なので、私はゆっくりかまえて昼からのレインズに書けることにした。
とはいえやっぱろそわそわする。
KSPワールドツアーというカイトのウエイブライディングの大会がペルーで行われていて、ライブをネットでやっていたのでそちらを見ていると、知り合いがたくさん出ていた。
マウイからはジェシーとパトリ、それからサンタクルーズに住んでいる仲良しケリーもかなりいいライディングをしていた。
波はそれほど大きくはないけど(とはいえ第一線のモーリシャスが大きすぎてこれが小さく見えるだけで十分オーバーヘッドはある)ホントにきれいに割れるし延々と乗れる波。レフトの波は苦手、というかやったことがないけど、こういうところでじっくり練習してみたいなあ。
ライブを見てさらに気分が盛り上がった状態でレインズに行くとまだ誰もいなかった。風は予想通り見るからにオフショア、波は少しずつ上がってきている、が、ちょっとクローズ気味。
まあ、ある意味いつものレインズコンディションといえる。ここ数週間風がとてもステディーで乗りやすく、こういう風を忘れてしまいそうなくらいだった。
風邪気味なこともあり、なんとなく自分を励ましながらカイトサイズを悩んだり、結構時間かけて出て行ったけど、案の定、小さなカイトで出たので風の入っていないインサイドではまり、何度もランチングをしなおした。レインズから出て行くときリーフを歩いてわたらなくてはならずそこがオフショアのときは本当に怖い。
今日は3度目の正直でやっと何とか出ることができた。
でも出てからも突っかかったり、うまく波に乗れなかったり、ちょうど昨日カボベルデの大会に出ることを決めたばかりなの、「何でそんな決心したんだろう、こんなに下手くそで出てもみんなにあきれられちゃうだけだ、今から飛行機キャンセルできるかな」なんて考えてしまったほど。
午後には波のサイズもさらにあがってきてセットはマスト近くあったかな?(でもレインズはクローズ気味の波ばかりで難しかった)今日はみんな結構悪戦苦闘していたらしいけど、わたしにとってもかなりけちょんけちょんにやられ、ちょっとでもあった自信は粉々に砕け、海の神様すみませんでした、もっと謙虚に地道な努力をしますと反省させられた。
明日も波は残りそう。明日は早朝サーフィンもできそうだ。
2011-10-24
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