2009-07-05

7月4日 Independence Day

今日はアメリカ独立記念日、昨日から3連休の人も多く、ビーチもキャンプする人が多く見かけられた。
私はアメリカ人ではないのでそんなにこの日に思い入れがあるわけではないけれど、去年と違うところは、この機会にオバマ大統領はどんなスピーチをするのかな、と興味があるところ。
何しろ去年まではもうブッシュ大統領の話している声を聞くだけでいらいらする気分だったので自分からわざわざ彼のスピーチを聞こうなんて思ったことはなかった。
でもオバマ大統領は、選挙のときからスピーチが話題になったり、引用されていい意味で流行語のように使われたり。そして大統領になってからも公約どおり(私のごく狭くレベルの低い範囲での知識のみで判断する限り)いろいろ力を入れてがんばっているように見える。スピーチも好感の持てる、(もちろんいろんな立場を考えて問題にならないようにとかいろいろ考えられて作られているのだとは思うけれど)白々しさのない話し方でよくわからないところはあとでウエブサイトでゆっくり英文を読みたいと思わせるほどなのだ。それだけオバマに魅力ひきつける何かがあるということは大統領としてすばらしいと思うし、私がアメリカ人だったらとっても誇りに思ったと思うし、実際、周りの友人たちも少し自分の国に希望をもつようになった気がする。
彼の抱える問題はどれも大きすぎてすぐにどうなるというものではないものばかりだけれど、それでもあと伸ばしすることもないし、彼の立場からすればかなり過激に変化を起こしているように私には見える。何かを買えるということはどんな小さなことでも勇気がいるものだ、現状に満足していなくても変える勇気がなくてそのままの状態に甘んじている人は限りなく多いし、私もそういう部分はいくらでもあると思う。そんななかでアメリカという大国のそれも大きな方向性を変えようとすることにかかってくる責任やプレッシャーはどんなに大きいことか、それでも変えていこうとするオバマ大統領は口だけでなかったのだな、とココロから応援したくなる。
彼のホワイトハウスのオフィシャルページ(これもブッシュ時代には縁のないページだった)のトップにこういうメッセージが書いてある
 
I am asking you to BELIEVE.
Not just in my ability to bring about real change in Washington....
I am asking you to believe in yours.

国を変えていくには一人一人が根本から変わることが必要なのだ。世界をよりすみやすいところにするために私が出来ることは私自身のちょっとした、ま、いっか、とか、よくないとわかっていてでもやっているようなことをなくして、根本から変えていくことを考えなくてはならないんだろうな。

何はともあれ、今日も海へ行ってパドルをした。思い切りには程遠いけれど、今の私には水にはいってるだけで幸せなので、もう皆さんどうぞ波とって行ってください、私は乗らなくても幸せですからって幹事でインサイドでみんなの写真撮ったり残り物を少し乗ったりしていたが、それでも嬉しくて笑いすぎていたのか、ほっぺたが上に上がりっぱなしで、顔が筋肉痛みたいになっていた。

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