2016-07-16

7月16日 M2Mレース


今日はマウイ2モロカイの海峡横断レース。45キロくらいの距離のダウンウインドレースでダウンウインドのレースの中では最もストレートダウンできる世界一楽しいレースという評判だ。
ただし今日の風はいつもと違ってちょっとオンショア、そしてマウイ島の北側はあまり風がなかったのでもしかしたら無風の海峡横断かと心配していたが、結構グライドはできたそうだ。(まあうまいからできるというのもあるけど)
ホノルアからスタートする時は雨が降り、モロカイ島が見えない、なんとなく不安な状況ではあったものの、みんな力強く漕ぎ進みあっという間に小さくなっていく。
今回はスタートを見に行かなかったので見てないけどあの光景はいつ見ても感動する。

オーストラリアのダウンウインドではほとんど優勝し、強さを誇っている若手のマットノーッテッジ、今回もしかしたらコナーを破るのではという噂も出るほどだったけれど、残念ながら3位、でもこのメンツで3位は堂々たるもの。
 そしてやはり優勝はコナー。これで7年連続の優勝、初めてうん度でこの海峡をクロスしたのは9歳の時、私もその時のことは良く覚えている、あの頃はウインドのレースでこの海峡を渡ったりするものもあったなあ。
例年より風も弱かったと思うけど、それでも3時間を切る2時間55分というとんでもないタイム!風が有る無しはグライドを掴める人には関係ないのかもしれない。それにしてもすごい。彼等曰く、今回のチャネルは普段と違い、テクニカルでうねりを掴みにくいことはあったけれど、でも乗れるバンプはあったそうだ。本当みんなが毎年毎年スキルアップして行っているのを実感する。


そして女子の優勝は仲良しのデビン。昔から早かったけど以前は一緒に毎日のように漕いでいた仲間。(いつも見えなくなってしまってはいたが)マウイでも最もコアナパドルメンバーの一人で冬でも漕いでる数少ない一人。私と体型も変わらず小柄で華奢だけれど、彼女の漕ぎやグライドはすばらしい。彼女が今年で50歳だと言ったらケニーやトビーが、えー結構すぐ後ろにいたよねとびびっていた。たしかに50さいのあまちゅあのおばちゃんにかれらはなにがあってもまけるわけにはいかない。けどたぶん日本のメンズで彼女にダウンウインドで勝てる人は一握りだと思う。

 ケニーは堂々たる9位、でも彼としては全く納得していないようだ。まだまだ17ftのボード、ラダーの扱いに慣れていないので頭から突っ込んで4、5回チンしたとか。そして5、6位につけていたのに後半で順位を落としたことも不満のようだ。でもつもりまだまだ伸びしろがあるということ。本番のモロカイまであと2週間あるのでその間にみっちり調整してくることだろう、楽しみ。がんばってほしいな。

 去年のモロカイ覇者トラビスグラントは2位。まあ、上位の人たちのこ技は見ているだけで美しい。これだけグライドしたら楽しいだろうなあ。
あとで話していたのだが、うまければうまいほどグライドするから漕がずに済む、そして漕がないから疲れない。つまりグライドが下手で漕ぎもけたな私は彼等よりずっと疲れるというわけ。
It's not fair!


 常にマウイのレースでトモを知らない人はいない。ベテラン選手としてしられるようになってきた。今回も着実な順位でフィニッシュ。順位的にはもう少し上に行きたかったようだけどタイム的には自分の以前のタイムよりずっと早かったそうなのでそれはそれですごい。

フィニッシュ後のランチはモロカイのパドルクラブのローカルキッズたちがサポート。みんなとっても素敵な笑顔

マウイに戻ってきてみんなでお疲れ様ディナー。一番奥にオージーのトビーと2メートル3センチという巨漢のハリー。ケニーの時計では彼がレース中に燃焼したカロリーは2500カロリー、すごいねーと言ってたら、隣のユースケは14ftで出て3800カロリーだと!ユースケの大食いにも納得できる。
何はともあれ、皆さん無事にフィニッシュそしてみんないい笑顔。達成感のあるレースって素晴らしい!お疲れ様でした。
Thank for the inspiration


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