2013-03-03

3月2日 Super windy but fun strapless kiting

(今日のフキパ、チェックしにいかなかったけど今日はカナハで乗ったのは正解だったようだ.ものすごい強風にビッグウエイブで私には厳しかっただろうな)
波はそれほどサイズダウンせず、もしかしたら新しいスエルが届いているのかもしれない、風は相変わらず朝から吹いていて、波乗りできる感じではないので11時のカイトまで家で用事をすませる。
マウイについてから毎日フル回転でいろんなことを試したり経験したり、見たり聞いたりしている宗豊くん、今日は夕方まで体を休めるためにリラックスするのだと打ちにちょっと遊びにきてくれた。お互いばたばたしていたので一緒にいてもなかなかゆっくり話す時間がなかったのでいろんな話が聞けてとっても楽しかった。彼の乗るような波にはとても近づけないけれど、彼のレベルでの話を自分なりの限界やビッグウエイブに置き換えて話を聞けばすごく良くわかる。彼はシェイプやボードデザインに関してもきっとたくさんの知識があるのだろうけれど、それに固執せずいろんな人のシェイプや考えにふれることで刺激を受けたりまた自分の考えと比べてみたりしているみたい。いろんな意味で勉強熱心。

きれいな波に乗るということではなく(もちろんそういうのも大好きだが)海の大きなマナを感じられる波乗りが好きだと言っていたが、私にはその意味が良く分かる。だから風がちょっと吹いて面が荒れていたりしても一人で大きな波の中にいる方が80人いるホノルアでチューブを狙って波取り合戦を繰り返すより彼にとってはいいサーフィンなのだ。
私も極端な話波が大きいときに海にでると何もできない、でもそれでもでたいと思うのは、巨大な水の壁が押し寄せる中でその壁と壁の間に挟まれて海にぽつんといる自分、目の前の壁が崩れて大爆発を起こし真っ白になり後ろの風がどんどんそそり立って迫ってくるようなときに感じる自然のパワーと自分のちっぽけさ、そんなものがたまらないのだ。
私が乗っているような波でもそれを感じるのだから、宗豊君、そしてジョーズの波に乗ってるような人たちはどんなにすごいマナを感じているのだろうと想像して、うらやましくも思う。でもまあ、自分なりに自分のリミットを少しでもプッシュして頑張ることで少しでも多くの海からの教えを学んでいくしかない。そしてその過程はほんとに楽しくて素晴らしい。

昨日から一泊だけのショートトリップでマウイにいらしていたビッグウエイバーの青山さんが連絡をくださったので、宗豊君と二人で会いにいった。飛行機便ギリギリだったのでほんとにご挨拶だけだったけれどお会いできて嬉しかった。60歳、そして去年癌の手術を下ばかりだと聞いたけれど、贅肉はいっさいなく素晴らしい姿勢で強いオーラを持つ人だ。むねとよくんに言わせると鉄人の青山さんだそうだ。歯医者さんなのにワイメアの波に乗る山口さんと3人でビッグウエイバーの記念撮影。皆さんとっても素敵。

その後今日はカナハでカイト。
昨日は不安定な風で思うように乗れず、おとといも結構ビビりながらホキパでのたので、今日はとにかく思い切り乗りたかった。混雑する前にカナハで乗ることに決めていた。
思ったより風は強く5.5でぴったり。波はセットで頭くらいだから、もう何も考えずに突っ込めるし、ストラップレスでも全く緊張しない(上手く乗れるわけではないが)
久々に思い切り自由にストレスなく乗ることをエンジョイできた。

1時間半ほどで混雑が気になってきたので終了、夕方みんなが上がる頃もう一度出て弱まる風とともにフェイスがスムーズになるにを狙った。が、結局風は落ちず、終止オーバーのまま乗っていた、きつかったなあ。
 (ベント、まだティーンエイジャーだけどライディングはかなり男前)
 ちなみに今日のフキパはこんな感じ、あまり上手でない人にはめちゃくちゃハード、上手い人はさらに上手く見えるコンディション。午後からはいつもレインズで乗ってるカイトサーファー達もみんなカナハにきていたのでカイトにはかなりきつい風だったのだろう。
(リカルド)
(確実に独自のスタイルが際立つボシュマ)

波はこのままあまりサイズダウンすることなく、月曜日に大きなジョーズサイズのが来て、また木曜日にも来る予定.そしていよいよ今週末から少しずつ風が弱まりそうだ。冬の波のシーズンが終わってしまう前にぜひともグラッシーな波もやらせてほしい。ニューボードも出番をまっているのだ。とはいえカイトも楽しい、今日はさすがに疲れたけどでもその疲れが心地良い。いや、心地良いを通り過ぎてるかな?

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