今日は日本ではひな祭り、弟の誕生日でもある。女の子の健やかな成長を祈る日。子供達は世界の未来、でもなんだかここのところ、子供達の未来を不安にさせるニュースが多すぎる。この間も下記の二つのニュースが同じ日に並んでいて、落ち込んだ。
自戒の意味で今日はちょっとまじめに。
4月にも海に地下水放出 福島第1原発所長会見
東日本大震災直後に起きた東京電力福島第1原発事故から2年を前に、同原発の高橋毅所長は、原発建屋周辺を流れる地下水を上流でくみ上げ、海に放出する地下水バイパス設備について、住民の理解が得られることを条件に4月にも稼働できるとの見通しを明らかにした。
設備は原発建屋内の汚染水処理円滑化のため、建設を進めている。建屋上流部に12本の井戸を掘り、多い時で毎日400トンの流入があると推測する地下水をくみ上げる。くみ上げた地下水は一度貯蔵、放射性物質検査を行った後で海洋に放出する。高橋所長は、設備稼働で「(建屋への地下水流入を)数割から半分ほど減らせる」との見通しを示した。
また、トリチウムを除く62種類の放射性物質を除去できる多核種除去装置(ALPS)がほぼ完成、稼働に向け貯水タンクの増設を計画しているとして、装置を使って処理した汚染水については「関係省庁、地域住民の理解がなければ海洋放出はない」と述べた。
(2013年3月1日 福島民友ニュース)
アイナメから51万ベクレル 魚類の過去最大値
東京電力は28日、福島第1原発の港湾内で採取したアイナメから、魚類では過去最大値となる1キロ当たり51万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
国が定める食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)の5100倍に相当する数値。このアイナメを1キロ食べた場合の内部被ばく線量は約7.7ミリシーベルトと推計される。
このほか港湾内のムラソイからも27万7000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
いずれも東電が港湾内で進めている魚の駆除作業で捕獲、放射性セシウム濃度を測定した。
(2013年3月1日 福島民友ニュース)
同じ日にでたニュース、どう考えても汚染水を海に流していいはずがないけど、ごり押しで結局海に流そうとしている気がしてならない。
この間の選挙のときに福島に貼られた自民党のポスター、どう見てもTPPにも原発にも反対と聞こえる文句だけれど、結局選挙が終わればあれ?と思う動きばかり。
これはほんとに一例でしかなく、いろんな側面で私たちが変えていかなければならないことがたくさん見えている。世界中で問題になりつつある、(なるべきでもある)GMOについてももう歯止めがきかないほどの状態になっていて、今GMOフリーの食生活をしようとしてもよっぽど限られたものを食べない限り、難しくなってきている。
便利にすることや労力をかけずに仕事をするための技術や知識を何年も研究してきた結果ハイテクワールドが出来上がったけれど、これによって、労働のありがたみ、純粋なものがうしなわれつつあるかもしれない。人間関係もしかり、肌と肌、目と目の関わりが減り、体験、経験をインターネットの情報で充分としてしまいがち。
私には子供はいないけれど、未来を支えていく子供達を育てる責任を持つ大人として、少しでも自分のできることはしたいと思う、すべてに完璧になんてとてもできないし、途方もないが、できること一つでもいいから考えて自分の生活をそれにあわせていくように努力すべきだなと実感する。このまま私たちの便利を求めるわがままや自然に対する傲慢さが暴走し続けたら本当に子供達が育つ環境はひどいものになっていくばかりだから。
結局は他人の痛みを自分のものとして感じられるか、すべてのものが繋がっているということを実感しているかどうかにも繋がるかもしれないな。
反省点は限りなくあるけれど、気がついたことを気がついたときにやるだけでも変わっていくと思う。自分が生きているあいだだけでなく、子供達のためにいい環境を残す責任が私たちにはある。
放射能が不安で思い切り外で遊べない福島の子供達のためにインドアパークを作ろうとしている人たちがいる、わたしも応援しています。
http://fw-p.jp/indoor.html
外で遊べない、家にスタックし、土を触るのも花を摘むのも危険だと言われる子供時代なんて想像できない。せめて安心して体を思い切り動かせる場所ができたらいいなと思う。
そして個人的にも政府の嘘つきと怒ってばかりいないで自分を振り返り、まずは自分の行動や態度の反省点をできる限りよくしていく努力を続けなくては思う。小さなことでも嘘をつかず、ずるいことをせず、人をできるだけ傷つけず、迷惑をかけず真っ正直でシンプルな生き方に向かって常の努力を忘れないように。こうやってみると宮沢賢治ってよくわかっていたんだなあとあらためておもう。
設備は原発建屋内の汚染水処理円滑化のため、建設を進めている。建屋上流部に12本の井戸を掘り、多い時で毎日400トンの流入があると推測する地下水をくみ上げる。くみ上げた地下水は一度貯蔵、放射性物質検査を行った後で海洋に放出する。高橋所長は、設備稼働で「(建屋への地下水流入を)数割から半分ほど減らせる」との見通しを示した。
また、トリチウムを除く62種類の放射性物質を除去できる多核種除去装置(ALPS)がほぼ完成、稼働に向け貯水タンクの増設を計画しているとして、装置を使って処理した汚染水については「関係省庁、地域住民の理解がなければ海洋放出はない」と述べた。
(2013年3月1日 福島民友ニュース)
アイナメから51万ベクレル 魚類の過去最大値
東京電力は28日、福島第1原発の港湾内で採取したアイナメから、魚類では過去最大値となる1キロ当たり51万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
国が定める食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)の5100倍に相当する数値。このアイナメを1キロ食べた場合の内部被ばく線量は約7.7ミリシーベルトと推計される。
このほか港湾内のムラソイからも27万7000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
いずれも東電が港湾内で進めている魚の駆除作業で捕獲、放射性セシウム濃度を測定した。
(2013年3月1日 福島民友ニュース)
同じ日にでたニュース、どう考えても汚染水を海に流していいはずがないけど、ごり押しで結局海に流そうとしている気がしてならない。
この間の選挙のときに福島に貼られた自民党のポスター、どう見てもTPPにも原発にも反対と聞こえる文句だけれど、結局選挙が終わればあれ?と思う動きばかり。
これはほんとに一例でしかなく、いろんな側面で私たちが変えていかなければならないことがたくさん見えている。世界中で問題になりつつある、(なるべきでもある)GMOについてももう歯止めがきかないほどの状態になっていて、今GMOフリーの食生活をしようとしてもよっぽど限られたものを食べない限り、難しくなってきている。
便利にすることや労力をかけずに仕事をするための技術や知識を何年も研究してきた結果ハイテクワールドが出来上がったけれど、これによって、労働のありがたみ、純粋なものがうしなわれつつあるかもしれない。人間関係もしかり、肌と肌、目と目の関わりが減り、体験、経験をインターネットの情報で充分としてしまいがち。
私には子供はいないけれど、未来を支えていく子供達を育てる責任を持つ大人として、少しでも自分のできることはしたいと思う、すべてに完璧になんてとてもできないし、途方もないが、できること一つでもいいから考えて自分の生活をそれにあわせていくように努力すべきだなと実感する。このまま私たちの便利を求めるわがままや自然に対する傲慢さが暴走し続けたら本当に子供達が育つ環境はひどいものになっていくばかりだから。
結局は他人の痛みを自分のものとして感じられるか、すべてのものが繋がっているということを実感しているかどうかにも繋がるかもしれないな。
反省点は限りなくあるけれど、気がついたことを気がついたときにやるだけでも変わっていくと思う。自分が生きているあいだだけでなく、子供達のためにいい環境を残す責任が私たちにはある。
放射能が不安で思い切り外で遊べない福島の子供達のためにインドアパークを作ろうとしている人たちがいる、わたしも応援しています。
http://fw-p.jp/indoor.html
外で遊べない、家にスタックし、土を触るのも花を摘むのも危険だと言われる子供時代なんて想像できない。せめて安心して体を思い切り動かせる場所ができたらいいなと思う。
そして個人的にも政府の嘘つきと怒ってばかりいないで自分を振り返り、まずは自分の行動や態度の反省点をできる限りよくしていく努力を続けなくては思う。小さなことでも嘘をつかず、ずるいことをせず、人をできるだけ傷つけず、迷惑をかけず真っ正直でシンプルな生き方に向かって常の努力を忘れないように。こうやってみると宮沢賢治ってよくわかっていたんだなあとあらためておもう。
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