2013-03-04

3月4日 Approaching Swell

おととい強風でオーバーの中無理矢理長時間乗っていたせいで、腰の下の方、背骨がずれた感覚があったので、海まで行ってはみたものの、昨日は乗らずに帰って来た.筋肉痛の痛みは嫌いじゃないが骨の痛みはこのままプッシュするとぎっくり腰になりかねない、そうなるとまた2週間以上海にはいれなくなるので大事を取らないと.そうやってぎっくり腰になる前に控えるようになってきた、やっとこの歳になって少し学んだのかな。
波はサイズダウン.風もそれほど強くなく、レインズはストラップレスの練習にちょうど良さそうなコンディションだったので残念だったな。
今日もまだ波は届いていない。お昼頃整体に行き、コンディションを整えておく。すでにカウアイ沖には17秒間隔11フィートのブイリーディング.つまりかなり大きな波がやってくるということ.まだノースにも届き始めたばかりのようなのでマウイは明日起きてみるとビッグウエイブというタイミングだろう。このサイズなら確実にジョーズは割れるはず、問題はこの強い風。

整体から戻ってきてコンピューターでウエブキャムを見るとなんだかサイズアップしている。宗豊くんに連絡しようとしたら同じタイミングでホキパで波を見ていた彼から連絡があった。私はまずレインズをチェックしてみたら、セットはかなりの大きさクロースアウトするくらいのサイズなのにセットと切れ間があるのでアウトにも出やすい、その上なんだか風も強いけれど安定している。もう3時だったけれど、これはでるしかないと5.5mを張って出た。波のサイズが大きくても北よりのうねりでセットでもクローズアウトしない波が見つかるし、何より風が安定していることでこんなにも乗りやすくなるのかとびっくりするほど.本当に楽しく乗れた。出て良かったー!整体で施術を受けたばかりなのであまり無理をしないように1時間半くらいで終了。
ちょうどタカさんが仕事を終えてジョーズを見に行くところだったので一緒にいくことにした。ジョーズは本来の大きさではないが十分割れていた。ただし風が強く大変そう。ボードがまだ仕上がってこない宗豊君は崖の下で一人波を眺めていた。多分板があれば出て行きたかったのだろうと思う。そういうときのもどかし行き持ちはよくわかるのでなんと声かけてあげていいのかわからなかったが、彼は自分でもこういうときは何か出るべきじゃないんですよとわかっていた。本当に出るべきときってすべてがスムーズに運び、無理しなくてもその場にいるようになるからだ。それに一本15フィート級の波が来たらしく、それを見てショアブレイクがどんな感じか見れたのが良かったと言っていた。ジョーズは15フィートくらいから本来の姿を見せる。



暗くなるまで見ていてもしょうがないので、すぐ近くのチカさんとランスの家に遊びに行ってみた。隣のオーガニックファームを見せてもらいに行ったのだが、チカさんお家の野菜や果物、そしてライフスタイル全体を見ただけですでに最高の時間だった。私もハイクに住んでいたときはまさに同じ感じで周りの果物を食べ、余ったものは保存したり加工したり料理したり。のんびりしていて土で手を汚しながらの生活がハイクスタイル。宗豊クンにも、これがマウイだよ、と見せることができた気がして嬉しかったし、気に入ってもらえたようだった。
とにかくランスとチカさんのやってること一つ一つに感動していた。私も数々のドライフード、体にしみ込むように美味しい投入ヨーグルトに自家製蜂蜜とライムが入った飲み物、ケイルチップスなどただちょっと挨拶だけのつもりがいろんなお土産までもらってきてしまった。

 ショーンのところにオーダーしてあった宗豊君のガンボードが出来上がってきた。もう今日はできて来ないから明日は波に乗れないなとあきらめていたところにショーンから連絡があったのだ。
さすがのナイスガイ、ショーンは忙しくて大変なはずなのに、ぎりぎりではあったけれどなんとかうねりに間に合うように仕上げてくれた。
赤と白のボード、Sushiというこのモデルはショーンの持っているすべてのハイテク技術と知識を盛り込んだ彼のラインのなかでも最高級のガンボードラインナップ、「その上ボードの赤い色は最高級のマグロの色だね」とショーンからのコメント。このスウエルでジョーズにはいるかどうかは別として、とりあえず今日は宗豊君もタカさんもいろんな思いでドキドキだろう.私もそのドキドキをお裾分けしてもらっている。



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