(ビーチで見かけたSUPフィッシングのギア、いろんな人がいろんなことを考えていて面白い)
今朝も早くからスタンドアップパドル、もちろん背中には釣竿がささっている。今日は材木座でパドボグランプリというスタンドアップの大会では日本で唯一(少なくとも日本で一番大きな)大会が行われる。残念ながら私は前から決まっていた親戚の集まりがあったので参加は断念したけれど、その中でフィッシング部門というのがあり、それは朝の6時スタートだったので新米SUP fishermanとしてはいろんな人の技術やギアを見たり教えてもらったりしたいとおもっていたので早くから海に出ていろんな人に声をかけたり写真を取らせてもらったり、かなりミーハーな行動。御前崎でまっさきにSUP fishingをはじめた内田さんも元気に海をこいでいたし、ビーチでは市会議員になった土佐洋子ちゃんはじめ、伊佐さん、永松君とナッシュチームがそろっていた。洋子ちゃんは市会議員になっても16歳のころと変わらないかわいい声でのほほーんとしていた。懐かしい顔ぶれが続々現れた。なんだか同窓会みたいで楽しかったし、新しいスポーツにあるフレンドリーな感じにあふれていて、とっても楽しそうだった。私も来年こそはでて、たくさんのお友達を作りたいとおもった。
御前崎から来たトモは去年もおととしもレース部門では優勝、今年ももちろん優勝狙い、でもだんだんカヌーパドラーやライフセーバーなどトレーニングが好きそうでかなりがたいがいい人が大会に出てくるようになったのでちょっと最初は緊張していたみたい。でもがたいのいいたくさんのお兄さんの前でもしっかりウインド、カイトサーファーの面子を保ってくれたようで又スラローム、長距離どちらも優勝したらしい、がんばったかいああったね、とも!その後私は急いで家に戻り、遠くから来てくれたいとこ達と一緒に過ごした。父の代の親戚の会は今までにも何度もやっていたが、今回は私の弟が企画して私たちの代の集まり。九州や新潟からも来てくれ、小学校以来会ってない人などもいたが、親戚、血って何か不思議なつながりがある気がする。全然違う性格や生活環境でも、スーッとなじんで、心地よいのだ。懐かしい話も色々聞けたし、彼らの近況、がんばってる様子を知ることができて、とてもよかった、忙しいのにこの会を企画し、又色々準備してくれた弟に感謝、いつもおもうけど弟は仕事も忙しいのに毎週末大勢の友人がたずねてきたり、BBQをしたりと休む暇がない、それでもいやな顔ひとつせずすばらしいホスト役をこなす。お客が絶えないうちのオープンハウスの伝統を受け継いでるなあ、とおもう。あと、姉がダメ子ちゃんなので弟がしっかりするっていうのもあるだろうな。
途中、みんなで近くの公園で行われていた、イベントを見に行った。フリーマーケットのようだけどもう少し志が高いというかそれぞれの出しているブースも興味深いもの、地元に根ざしているものなどがたくさん、又このイベントでいろんな人と交わるのが楽しいから毎年出店するという人もいた。いろんな音楽やダンスなどもあるし、たべものもたーくんさん!個人的に面白いとおもったのは無料のヘアカット(大勢の人が並んでいた)とほんと小さくて、めちゃくちゃ丁寧に作られているミニチュア家具(それもすべて流木を使って!)を作っているというおじさんの机、これはほんとにすばらしかった、こんなにすごい人が鎌倉にいるんだなあ、(それも自転車で5分という近所)とうれしくなった。私もコロボックルとか信じていたし、海外の小人の話とか大好きでよく読んでいたのでドールハウスやミニチュアの小物には子供のころから夢中だったし、ひいおばあさんが亡くなる直前に彼女のコレクションをくれたことでさらに熱が入った時期があった。何しろお米やゴマの粒に仏様や7福神が彫られているような今ではどんなに探してもないようなものばかりだったから、ほかにもトン勝ちが5mmくらいしかないようなサイズの象牙の大工道具とか、木でできたお茶セット(これもお茶の机が2cm四方くらい)
流木で家具を作っている人の作品にはタンスやベッド、キッチン、勉強机とイスなど何でもあって引き出しなどもすべてちゃんと機能するのだが、一番すごかったのはトイレ、便器をクルミのから半分で作ってあって、ほんとにかわいらしくてちゃんと動くのだ。すごい人に出会えたものだ。
夜は優勝後のトモが寄ってくれた。考えてみたらもうずいぶん前からトモのことを知っていて「泣き虫とか弱虫」とか先輩達、それに私やもおちゃんにまでからかわれていたトモ。実際結構ビビリやだし、昔はすぐ泣いていたけど、悩んでも挫折があってもがんばり続けていたし、いつもまじめに色々学ぼうとしている姿勢がみんなにかわいがられ、応援される理由だろう。カイトでも日本を引っ張っていく存在、そしてスタンドアップでもここ数年優勝している選手に成長し、世界に目をすえながらがんばり続けている。
継続は力なり、私も彼の優勝が心からうれしい。7月には念願のモロカイ島からオアフの50キロのクロッシングにソロ(チームを組まずに単独で漕ぐ)で出る。あれこそは精神力の勝負だとおもうけど今のトモだったら精神力もばっちりついて絶対しっかり完走するだろう。
いろんなことがあった一日だけどいいことばかりで自分の環境と周りの友人達に感謝し続けの一日だった。
2010-05-30
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