2011-09-04

9月2日 八重山ありがとう!

(まずさいしょに)8月中のブログをほとんどアップせずにいてすみませんでした、少しずつアップしていきます。(隊長、津村さんは、ヨット、カイト、ウインド、ショート、ロング、トウイン、スタンドアップと何でもやる、ウオーターマン、私も50代60代になってもこんな顔で海に入っていたい)
昨日の夜のうちに石垣にわたっておいてよかった!朝、潮が良くなってくるタイミングで津村さんが迎えに来てくれ、そのまま津村さんたちが開拓したスポットへ。ここの波は以前良く連れて行ってもらっていたポイントよりは掘れないし、海面下のリーフもそこまでぎざぎざではなく危険度が少ない。(沖縄写真ならこの人、北島さん)
昨日はオーバーヘッドで最高だったらしいが、八重山のオーバーヘッドは馬鹿にできないのを知ってるので、少しビビッていたが、こういう波質だったらかなり良かったんじゃないかな?
(ニューボードが良過ぎてはしゃぎっぱなしのがんちゃん)
早速パドルアウトして遠くの沖に見える波を目指す。
津村さんがリトルカナハと呼んでるだけあって波はそれほど掘れずメローでうまくつなげばものすごくロングライドできる。ジミーのクアッドを手に入れたばかりのがんちゃん、KAZUMAボードに乗ってる、王子こと北島さん、そしてはいむるぶしの豊さんも出てきたけれど、それでもこの大きな海は貸切で私たち以外は見渡す限り、青い海とさんご礁そして遠くに見える緑深い島の景色。こんなロケーションでこんなに波乗って、旅の締めくくりとしては完璧だ。
(島野菜カフェスタッフのみなさん)
乗りたいだけ乗ってから宿に戻り、すぐ隣に新しくできた「島野菜カフェ」でランチ、ここは前から行ってみたいと思っていたのだけれど、予想をはるかに超えたカフェだった。食べ物も本当に島では見るけど本州では食べられないようなものがたくさん、それもとても食材を生かした形で調理されていて、アイデア満載、オープンな雰囲気や飾られた小物やインテリアも素敵。でも何よりほんとにメニューのどれもがおいしそうだしユニークでまたここにくるのが待ちきれない。スタッフもとっても感じのいい人たちばかり、シェフは由比ガ浜の海の家でも働いていたとか?もっといろいろ話を聞いたり食材のこと教えてもらったりしたかったけど、石垣にはありえないくらいの忙しさで大人気みたいだった。
プライス的には石垣スタンダードから考えたら安くはないのにこれだけ人気(スペースもほんとに広いにもかかわらず)その上観光客だけではなく地元の人も多いことからもここの実力がうかがえる。石垣に来る人には絶対お勧めのスポットだ。

のんびり島時間を楽しんでいると北島さん再度登場、新しく出版された本屋カレンダー、クリアファイルなどをお土産に届けてくれた。特にこのクリアファイルは持ってるだけで八重山を感じられて最高。毎回そうだけどいつもこっちに来るとみんなにお世話になりっぱなし、そして遊んでもらいっぱなしでなかなか恩返しが返せないまま担ってしまう、それでも見返りなど考えずにやさしいみんなのピュアな心の優しさと明るさに触れていつも自分までやさしく明るくなっていくのを感じる。島の気質なのだろうか、彼らのスピリットはアロハスピリットを同じ気がする。
本当に心から、心の底から、ありがとう。

また来るからね!

夜10時半過ぎに羽田到着、人の流れやせわしさにギャップを感じながらホテル一泊、明日の朝今度は北海道に向かう。南の端から北の端にひとっ飛び。

2011-09-01

9月1日 Super Glassy water






8月31日 西表島の仲間たちとSURF








8月30日 田中優さんとマーちゃん講演in 西表









8月28日 3時おきでStandup paddle

波があがるという予報だったので無理やり3時おき。最近睡眠不足、でも日の出くらいになるともう海は混みすぎてスタンドアップでは波に乗れないほどなのだ。
真っ暗中海に出た野でさすがに人はいなかったけれど、波もあまり良く見えない、目を凝らして、これが波かな、と探りながら何本か乗ってるうちに周りが明るくなってきた、と同時に1分単位で10人くらい増えていく。結局4時半ごろには由比ガ浜のビーチはいづらいほどの混雑になり、沖のポイントにも行ってはみたけどそこがブレイクするほどにはサイズがなかったので結局終了。まあ、やることもたくさんあるのでいいとする。

午後、三浦さんが帰る前にもう一回会うために麻心に寄った。気仙沼の人たちが復興のためにいろんなものを作ったり売ったりし始めた、それを今回は持ち込んで売るために鎌倉まできていたのだ。私も海草と東北の塩が入ったクッキーを頂き、本吉のロゴが入った帆布で作った前掛けを購入。しっかりしたつくりでデザインも素敵、その上身に着けているだけで大好きな本吉の風景が面に浮かんでくる。
まだまだ終わりが見えない大変な仕事だけれど三浦さんがんばって、そしてまた私も遠くからだけど、できることを少しでも手伝えたら、と思う。
旅の準備をしたり、マウイに帰る準備をしたりしているうちに夕方になり、波は上がっていたけどサーフィンする暇はないのでさっとボディーサーフィンしてさらに準備。結局寝たのは夜中過ぎ、明日は3時起き、始発で羽田に出発だ。

8月29日 信じるものは救われる!?八重山到着

(PHOTO by 津村さん)
台風直撃が確実視され、危ぶまれていた八重山旅行。飛行機が飛ばないことも、もしも到着できても停電、どこにもいけないほどの暴風、雨など大変なことになるだろうと思われていた。もう旅自体をキャンセルしようかとも何度も思ったし、空港に行って飛行機が飛ばないくらいなら、朝一の海に行って波に乗ったほうが得ではないか、とまで考えた。それでもいや、きっと飛ぶ、と信じるしかない、そしてもし飛べば向こうで雨戸を閉め切って台風をしのぐのであっても、仲間と一緒にそういう沖縄の台風の恐ろしさを経験することもいいではないか、何もできないなかみんなで笑ったり、トランプしたりして楽しむのもいいではないか、と言い聞かせ、とにかく飛行機が飛ぶことを信じて始発電車に乗って飛行場へ。

飛行場につくと、早速発着便の出ている電光板で、石垣行きは「天候不良のため、那覇に着陸する可能性があります」と出ている、またちょっとくじけたが、気を取り直してチェックイン。結果から言えば石垣にはしっかりたどり着け、その上八重山に近づいたら空の切れ目まで出てきた。
石垣につくと津村さんが空港で迎えてくれ、そのままお茶を飲んでから海へ。雨はやんでいたものの、海は大荒れで沖のアウターリーフは炸裂。とても乗れたものではない。風が強かったので、カイトをしてみたいという一平君のリクエストに答えて津村さんが練習用カイトを貸してくれた。
(Photo by 津村さん )
夕方竹富島に移動、竹富島は昼間は観光客が多いけれど最終便の船が行ってしまうと本当に静かになり、童話のなかのような世界になる。お店を開いてから一度もまともなバケーションはとっていなかったという一平君だが今日というお誕生日は思い出に残るものになったんじゃないかな?

8月27日 本吉の三浦さん in 鎌倉

(雅紀与ちゃんwith ぶんちゃんとトールマンatASIA)
朝2時半に目が覚めて、まだ早すぎるなあ、ともう一回寝ようとしたら電話が鳴った。同じくらいエキサイトして朝を待っていた一平君からで、待ちきれないから暗いなか海をチェックしに行くというのでお付き合い。さすがに真っ暗で何も見えない、月が出てればまだできるだろうけど残念ながら新月間近。でも雰囲気からしてもそれほど大きくなってはいないようだ。結局4時前に出艇。出て行くと沖はまだ暗かったけれどそれでも3人くらいすでに入っているサーファーもいたし、出て行こうとしているサーファーも数人。みんなサーフィン好きすぎ!

暗くてセットが良くわからないながらもアウトに出て、何本か波に乗った。かなりダンパーでただテイクオフしてダンパーに当て込むくらいしかできないし、何より30分しないうちにものすごい込み合い方になってきた。そろそろ上がらないと顰蹙かな、と思って上がったが、そのころにはテイクオフしてからインサイドを見るとピンボールマシーンのようにあちこちにサーファーがいてそれをよけるのが大変なくらい。
これではほんとに誰も楽しく思ったようなライディングはできないだろうなあ。

昼間はたまりにたまっている写真の整理や仕事をやリ、夕方から海へ。
本吉のお祭りで一緒だった吉川さんと待ち合わせしてまずは海の家出の雅紀与チャンライブ、と思っていたけどスタートが遅かったのでほとんど見られず。本吉から来ている三浦さんたちからも連絡があり、合流してその後材木座のお蕎麦屋さん、梵蔵へ。
三浦さんは、私がかかわり、とことんその場所と人たちを好きになった本吉の前浜や大谷海岸エリアの災害対策センターで中心になって働いている。震災以来休みは一日とったのみ。喘息まで出てしまい咳がつらそうだった。気仙沼で塾の先生をしていたけれど震災以降は地元で災害センターの中心となって猛烈に働いている。家もすっかり流され家族も失い、本当に大変な状況のなかみんなの中心になり、みんなの不平や痛みを受け、部落をまとめてきた彼には本当にほっとする場所も余裕も、時間もない。梵蔵の一平君も彼に心から楽しんでもらいたい、鎌倉で完全にリラックスし楽しんでもらいたいと心をこめてお蕎麦を打ち、いろんなメニューを並べ、もてなした。でもなによりすばらしかったのはデザート、彼が声をかけて海の家でライブをし終わった雅紀与ちゃんとトールマンが来てくれてプライベートライブをやってくれたのだ。
トールマンのオリジナリティーあふれる、そして独特のユーモアに笑わせられっぱなしの歌、そして雅紀与チャンの地球から沸きあがってくるようなパワフルな歌声。そちらもすばらしかったし、それを見ている三浦さんのうれしそうな顔は。今日という日を本当にすばらしいものにしてくれた。

考えてみれば三浦さんが取った唯一の休みが一緒に行った石巻のお祭りで、それがきっかけで鎌倉とどけ隊ともつながったのだ。
鎌倉とどけ隊とのつながり、そして私たちの友情がこれからもさらに強く固くなりますように。

明日はさらに波が高くなるはず、もうくったくたで眠いけれど、明日も3時起きでみんなが出てくる前に暗闇で波に乗ってやるぞー。

8月26日 Fun day with Friends

波はないけど気持ちのいい朝、初めてトライする健太郎君が登場、彼は子供のころからの石好きで、そのために石を求めて世界を旅しながらアクセサリーを作っている人。熱中したときの集中力はかなりのもので、スタンドアップでもそれが感じられた、今日はそれほど楽なコンディションではなかったので、バチャンバチャン結構落ちたけれど目を輝かせながら一行にやめようとしない、これだけがんばってくれると一緒にいるこっちまでうれしいし楽しくなってくる。
お昼は本当にあっていなかった友人由美ちゃんと麻心でランチ。由美ちゃんとは20年位前からのお付き合い、当事プロだったウインドサーファー仲間のガールフレンドだったのだけど、その本人以上に仲良くなって続いている(男友達が多いのでこういうことは結構多い)
当事からベビーフェイスに大きな胸がとってもアンバランスだったけれど、私より結構年上のはずなのに、相変わらず少女のような雰囲気は変わっていなかった。お互いのここ10年くらいの出来事を伝え合うだけであっという間に時間が過ぎていった。
でもこれだけ長い間会ってなくても友達ってスーッと以前の状態に戻れる、それがすばらしいな、と思う。

いろんな思いが頭の中をよぎるここ最近、もやもやしている部分も多いけど、友人のありがたみはすごく感じている。

あと、純粋な気持ちで願えばかなう、ということも。悪意や不純なものが一切ない思いは強く、それに対して努力をすればかなわない願いはない、(その結果が自分が予想していた結果でないこともあるけれど)はっきりそう信じることができるようになった。

8月25日 カポエラ体験

ヨシ君とはじめて会ったのは今年の5月、うちの近所のカフェ麻心に遊びに行ったときに彼もそこにいて、初対面とは思えないほどのフレンドリーな感じが印象的だった。麻心の真司さんも東北に何度も行っていたけれど、ヨシ君はそのほとんどに同行し、いろいろ活動をしていた。
「ブラジルに10年いたけど、今回の地震で日本に帰らずにはいられなかった」と言う彼に、私はとっても共感を覚えたのだが、その彼と今回は一緒に東北に行くことができた。それも私がいろいろかかわり、すっかり情がうつってしまった本吉地区のお祭りの助っ人として!

彼は本当にメローで優しくてそれでいて明るいブラジリアン気質を持つイージーゴーイングな人。どんなひとにも昔からの友達みたいなアプローチで仲良くなってしまう。ティーンエイジャーのときにアトピーをどうしても治したくてジャマイカのグールーのことを調べ、彼についてなおしてもらおうとジャマイカに行ったのが始まりで、以来世界中を旅してきたという筋金入りの旅人であり、サバイバー。きっとその過程においてはいろんな苦労やどうしようもなく困ったことも多かったに違いない、だって彼にはどんなことでも何とかなるさというボブマーリー的な強さを感じるから。

さて、その彼が鎌倉に住むようになり,長年やってきたカポエラのクラスをすることになった。「ぜひクラスに参加して」と頼まれ、行ってもいいけど忙しいしなあ、とあまり乗り気ではなかった私だが、なぜかここの所めちゃくちゃ忙しかったのに、その日だけはぜんぜん予定が入らなかったので、これはヨシ君のクラスに行け、ということなんだな、と理解し、参加してみた。(yoshiクンとヨガインストラクターのゆきさん)
リズム感もないし、格闘技もやったことない、運動能力もない私なのでちょっと不安もあったけれど彼の持ち味イージーゴーイングとフレンドリーなアプローチがとってもいい形ででていたすばらしいクラスだった。たぶん参加した人全員が大満足で帰ったと思う。メンズも結構きていて思ったよりも汗もかいたし、楽しかった。ヨシ君の上級スキルもまじかで見ることができ、カポエラの美しさと力強さも実感。

歌も入り声を出し、体を動かすことの気持ちよさを実感できた。これから江ノ島で木曜日にクラスをやるそうなので興味のある人は、ぜひ!

8月23日 二日酔いのモーニングSUP

昨日の晩みんなで朝からスタンドアップをやる約束になっていたものの6時半に森けんと佐野君が現れず、一足先に海に出た。逗子マリーナの近くで巨大なオピヒを以前に見つけた場所があり、そこまでいってまた材木座面に戻ってきたころ、遠くにスタンドアップが二人見えた。森健たちかなあ、と思ったけど、なんだか結構ふらついてるしあまり上手そうに見えないので、たぶん違うだろう、と思ったのだが、近づいていくとやっぱりなんとなく二人っぽいシルエット、そうしているあいだにも一人は水の中に入ったり、ボードの上にねっころがって休んでみたり、なんか変。

肉眼でわかるところまで行くとやっぱり二人だった。なんと昨日の晩そのまま飲み明かしてもりけんの家に帰ったのが4時半だったらしい、そこから2時間ほど寝て、がんばって出てきたそうだ。そんな状態でも海に来るところがさすがといえばさすが。まあ、これでよたよた、ふらふらパドルの理由がわかった。
(お父さん業もがんばってるパタゴニアのもりけん)
でもその後4人でスネくらいの小波を攻め、楽しんだ、波がないのでほかには誰もいないし、一人だったら絶対波になんて乗ろうともしないコンディションだけど、二日酔い、そして普段一緒に乗れない4人だということがその場の雰囲気を盛り上げ、みんなかなり楽しんでいた。この小波に真剣になって乗ろうとしている私たちってかわいいなあ、なんてちょっとほほえましい気分になったりもした。(富士川でナチュラルアクションというアウトドアカンパニーwやっている佐野君、かっこいいニューボードをおろしたのがこのスネサイズの湘南とは)
9時に海クローズのアナウンスが流れ、あわてて出てきた場所まで移動し、ライフガードにチェックされながら、さっさとビーチに上がって終了。一人だったら絶対出ていなかっただろうけど気のいい仲間と一緒に海に入れてとっても楽しい時間だった。
ありあわせのもので外で朝食、その後それぞれの用事や仕事に戻ったのが10時ごろ、早起きは本当に3文の徳である。

8月22日 Natural Action 鎌倉に来る!

(笑顔がさわやかなお二人、左が佐野君右が森けん)
天気はここのところちょっと雨交じりで寒い、もう夏も終わりなのだなあ、と感じる。ほんのちょっと前まで夏真っ盛りといった感じで海の家も盛り上がっていたけど、あと1週間で海の家も壊されてしまう。鈴虫の鳴き声は前と変わらないはずなのに、少しさびしげに聞こえてきさえする。

この間富士川に行った時に何から何までお世話になった佐野君が湘南にやってくるといううわさを聞きつけた。電話してみると夕食どきに鎌倉に着くというので、お蕎麦屋、梵蔵で集合、共通の友人であり、これまたいつもお世話になっている森けんも仕事帰りに寄ってくれることになった。

富士川でいろんな体験をさせてもらったお礼に一平君はありったけの心をこめておいしいものを振る舞い、コース料理以上に豪勢でボリュームのあるご馳走がどんどん彼らの目の前に出され、最後においしいお蕎麦で完全にノックアウトされていた。
おいしいものってパワフルだなあと横で見ていた私は感動しつつ、食べたかったなあ、(私はすでに食事を済ませていたので)とうらやましかった。(葉山に行くことはめったにない、けどここはここですごくいい雰囲気の町だと思うしとってもアットホーム)
その後今度はみんなで葉山になだれ込み、葉山の議員さんをしている土佐洋子ちゃんと合流、彼女は大学時代に同期でウインドサーフィンをやっていた仲間。今でも熱心にウインドの大会に出たり、スタンドアップを教えたりイベントに出たりもしながら、議員さんとして活動している。かわいらしいお子ちゃま喋りが特徴でいつもついからかってしまうのだが、ほんとに20年間外見も中身も変わらず、葉山っ子らしさいっぱい。久しぶりにいろんな懐かしい話に盛り上がった。今度は一緒に梵蔵のおそばを食べに行こうという約束もして、明日はメンズ全員で早朝スタンドアップセッションをすることに決定。楽しみ!

8月21日 Family dinner

なんだか忙しくて家の人たちとのコミュニケーションが少ないこのごろ、今日は一家そろってのディナーとなった。弟の奥さん幸ちゃんが北海道のお兄さんが送ってきてくれたというえびをたくさん持ってきてくれそれがメインディッシュ。あとはいとこ家族、母、幸ちゃんがそれぞれ持ち込んだおかずでかなり豪勢でにぎやかメニュー。

うちは私が子供のころから大家族だった。同じ家に私の家族4人、祖母、曽祖父、曾祖母が暮らし、すぐ隣にいとこ家族が4人でいたのでいつもがやがや、にぎやかで食事時におしゃべりするのも競争で「次、私がしゃべりたい!」なんてクレームしたりした覚えもある。うるさかったけど、とっても楽しい大家族だったし週末になるとほかからやってくる真性などでさらに人数が増えた。そのオープンハウス的な伝統は今も続いていて、それが岡崎家のカラーであるように思う。

今日のディナーもみんなで笑いが絶えずそれぞれが話したいことをしゃべり、聞きたいことを聞いて家族ならではの気楽さを満喫した。母といとこの息子の晶が母の妹(つまりいとこの母)がすんでいるアメリカ東海岸に行ってきたときのスライドショーをっ見せてくれた。6年生のあきらとおばあちゃんの母、どっちがどっちの世話をするんだかといった変なコンビの旅だけどなかなか楽しんできたようだ。

それにしてもこの大家族の中でも一番で気が悪く心配をかけてばかりの私、それでも怒リ、あきれながらも愛を注いでくれる家族に、私はどうやって恩返しをしていけばいいのか。感謝はしているけどやるのは困らせることばかり。とんち台風とまで言われて周りを振り回してかき回しているのが今の状態。
生活をしっかりして心配かけないことがまずはさいしょの一歩かな。

8月11日 Riversup,月光浴、湧き水に由比の寿司

昨日の晩は佐野君のお宅に泊まらせてもらい、夜遅くまで佐野君と語り明かし、ほとんど眠れないまま約束の6時に起きてみたけど佐野君も昨日の晩最後に見た状態とまったく同じ格好(椅子に座ったまま!)の状態で眠りこけていたので、起こさずにおいた。ほんとは朝早くマウンテンバイクに連れて行ってくれるはずだったけど、私たちみんな寝不足すぎてとても自転車に乗れる自信がなかったから。
でも今日ぜひやりたかったのは、昨日下った川をスタンドアップで下ること。佐野君は何度かやってるらしいけれど、去年あのグランドキャニオンを下るつもりで結局ぎっくり腰のためにできなかった私としては、ぜひここでやってみたいのだ。佐野君は快く彼のところに会った空気で膨らますボードを貸してくれた。アクティビティーのベースキャンプに行ってみると龍之助はすでに朝からやる気満々で、「今日は水の量いいんじゃない?(昨日ガイドさんがそういうふうに説明していたのを聞いていたらしい)」とわかったような口を利いていたらしい。それにしても幼稚園児とは思えないガッツある様子を昨日見せてくれた龍之助だけど、彼自身、何か一皮向けて男らしい感じになった気がする。水に対して自信がついた感じだ。男、龍之助ってかんじ。
今日のプログラムには地元の子供たちのグループもあった。これは佐野君が毎年地元の子供たちのためにやっているもので、もう6年目になり、一年生のときから来ていてもう6年生の子供もいるという。地元のコミュニティーにもいろいろ貢献している佐野君、心優しい、情熱的な彼は子供たちをとっても優しい目で見ている。そしてこの子供たちに残していかなくてはならない地球、自然についていろいろ考えているようだ。5代続いた林業の家系でありながら桜海老の漁もやり、家の前の皮でアウトドア全般のプログラムを提供し、すべてがつながっていることを自ら実感することが大いに違いない。
(おどけているのが佐野君)
(一平君は若い子ナンパ中、でもこの子は一人だけ岩からのジャンプが怖くてできずにちょっと落ち込んでいたところだったので、反対にこれに乗せてもらってすっかり元気を取り戻していい笑顔だったからよかったな)

結局くったくたになるまで思い切り遊ばせてもらい、佐野君にお蕎麦屋さんに連れて行ってもらった後川べりで昼寝、その後また今度は佐野君の家の山を越えて由比まで。途中林の中の湧き水や木々のあいだを降りてくるつきの光にやられ、くらくらになっていたところに、由比で地元の人しかわからないようなおすし屋さんに連れて行ってもらい地魚のお寿司をいただいた。このころにはもう私も一緒にいた一平君も身も心も佐野君にSurrender(降参する)というかんじだった。それでもなお、佐野くんは、この後どうします、満月の中河口からスタンドアップで漕いで海に出るなんてどうです?何でごり押ししようとしていたが、もう勘弁してくださいとほうほうのていで逃げ出した。

「男が惚れる男だよなー」と目をハートマークにして、車を運転していた一平君がつぶやいていたのを私は見逃さなかった。
それにしても夏の最も忙しい時期に行ったのに嫌な顔一つ見せずに一つ一つ丁寧にすばらしい場所を見せてくれた佐野クンには心から感謝。
ほんと、日本にも素晴らしいところがたくさん、それも鎌倉の目と鼻の先にあるのだ。

8月10日 富士川ラフティング

(こんな鎌倉から近くで楽しくラフティングできるなんて!)
もう何年、行きたいといっていたことだろう、ウインドサーフィン仲間で、オレゴンでロードトリップを一緒にしたこともある佐野君が富士宮でやってるナチュラルアクションはなんと創業14年になったらしい。スタートしたときから行きたいといっていたのに、なぜか来ることがなかったが、今回いろんなタイミングがぴったり合って、来ることが決まった。実際こんなにも近くてこんなにも楽しいと知っていたらずっと前に来ていただろう。(ナチュラルアクションのベースキャンプ)
湘南から余裕で日帰りできる距離にあり、それでいて混雑や喧騒からすっかり離れ、自然のなかに身をおいて子供に帰れる!彼を始めスタッフはみんな人を喜ばせ、盛り上げることにかけてはプロでありほんとにボートに乗った人全員が大はしゃぎで楽しんでいた。子供が喜ぶのはもちろんだが、大人も子供みたいなか押してみんな水に飛び込んだり、イエーイと叫び声をあげてみんなとハイファイブを交わしていた。なかなか普段の生活でそこまであけっぴろげにできることは少ないけど、これってほんとに気持ちいい。
今回は6歳の龍之助くんもいっしょ。夏休みのビッグイベントに今朝は5時から目が覚めて楽しみにしていたらしい。彼はまだ幼稚園生。幼稚園生がこんなこと経験しちゃっていいのだろうか、と最初はちょっと心配だった。彼もちょっと緊張気味。ガイドさんの指示に従っていろいろパドルのもち方や流れの速いところでの対処法など習うのだが、私が幼稚園に行っていたころ、こんなこと理解できたかなあ。
でも私の心配はよそに彼はまったく怖がることもなく、冷静にいわれるとおりに行動し、流れが急で吹っ飛びそうなときもしっかりつかまって、そのセクションが終わると満面の笑み!明らかに楽しんでいるのがわかる。
途中川の中に飛び込んで体だけで流れたり、岩から飛び降りるところも率先してやっていた。幼稚園生の癖に男らしくてかっこいい、特に岩からのジャンプは2回もやったし(実は私は怖いからパスしていた)ぜんぜんお父さんを頼りにすることなく、自分で行動していて、ラフティングを終えたときの彼はなんだか一皮向けて自信もついて、男の子から男の表情に変わっていた気がした。やっぱり子供のころにこういう経験は絶対必要だと思う。彼の変化を見れたのは本当に面白かった。ラフティングの後もこの気持ちのいい場所でのんびり、龍之助がみんなでUNOをやろうと持ってきていたのでそれを教えてもらったり、忙しいなか私たちを迎えてくれた佐野クンを交えてBBQを楽しんだり。そして佐野君のリクエストで恥ずかしながらもスタッフやお友達のためにパタゴニアストアでやったようなスライドショーのリラックスバージョンをやらせてもらった。
場所によって聞いてくれてる人の興味もいろいろ変わるけれど、私が今回自分で話しながら感じていたのは、ガイドという職業について。
アウトドアでそれもちょっと危険の伴うような遊びをたくさんしてきた私の周りにはいろんなタイプのガイドの友人たちがいる。クライミングガイド、ラフティングガイド、フィッシングガイド、ハイキングガイド、サーフガイド、ヘリガイド、ETC...
好きなことで稼げるのはうらやましいと言う人も多いだろうけれど、ガイドというのは本当に消耗する仕事だし、責任も重大、その上みんなを喜ばせたり、元気にさせたりする仕事だから自分が常にアップの状態で元気いっぱいでいなくてはならない、本当に大変な仕事なのだ。みんなを元気にするすばらしい仕事だけれど、それだけの容量がその人にないと自分が空っぽになってしまう。

スライドショーではアラスカでのヘリスキーガイドビジネスを切り開いてきたダグ・クームズのことを紹介しながら、優れたガイドについて私なりに感じることを話したり、富士川で元気にがんばってるスタッフのみなさんのすばらしさに重ねてみたりもしてみた。
絶対、ということがない状況の中で、できる限り「絶対」に近い安全を保証し、それでいてお客さんのポテンシャルをでいる限り発揮さプッシュさせてあげる。それによってお客さんは普段得がたい達成感を得ることができるし、自分だけでは見ることがないだろう自然の驚異を見ることができたりする。

アラスカでのダグ・クームズはまさにそういう人だった。彼と一緒のときは私が普段の2倍くらいのライディングができた、というのは彼が自分の実力をしっかり把握していて無理はさせない、けどここまでなら私をプッシュできる、というりっミットをわかってくれている確信があったので、思い切りいけたのだ。ガイドはお客を選べないからいろんな人が来るだろう、それでもその一人一人にしっかり対応して、必ず楽しませ、安全面にも気を配る、そして何より人を楽しませるのに大事な「自分が思い切り楽しむ」事を実践しているのが優秀なガイド、なんじゃないかなと私は思う。

そしてそれは今日ここナチュラルアクションのガイドさんを見てさらに強く実感した、ガイドさんたちの楽しげなやり取りやアプローチは私たちまで明るく楽しくさせたし、彼らのスキルは私たちを安心させリラックスさせてくれた、と同時に緊張すべきところをしっかり教えてくれた。
ナチュラルアクション、またすぐにでも舞い戻ってきそうな場所になってしまった。