マウイではどこにいくのも車なのでほとんど歩くことがない。 だからこうやって歩いてみるといかに車や自転車のスピードで走ってることで見過ごしているものが多いか実感する。特に今は春爛漫、どこを歩いても色とりどりの花が咲いているし、薄緑色の新緑もきれい。特に私は野の花が好きなので道路の隅っこや石畳の隙間に一生懸命咲いているけなげで小さな花々にやられている。
実は母も雑草の花などが入り乱れて咲いている感じが大好きでそういう花をさりげなく生けると似合う花器を持っている。ちょっとだけ摘んでトイレやキッチンに飾るとそれだけで春を味わえる、ハワイの大ぶりで鮮やかな色合いの花もいいけど繊細な色合いの小さな野の花も優しい気持ちにさせてくれる。
今日は原稿やデスクワークをいくつかやっつけて再来週のスライドショーのために写真整理 。
さてこの週末マウイではバタフライエフェクトが開催された。
もう今年で第8回めを迎えるこのイベントは競技ではなく純粋に海のスポーツを楽しみ、子供からおばあちゃんまであらゆる年齢層の女性達が集まり、親睦を深めようと言うもの。
そして毎回何かしら集まったお金や食料をサポートグループなどに寄付している。
(オーガナイザーのタティアナ・ハワード、スーパーウオーターガールであり、明るくて楽しくてイージーゴーイングなマウイガール)
タティアナはプロウインドサーファーだけれど、サーフィンもカイトもスタンドアップもやるし、キッズクリニックやボランティア活動も積極的に参加しているとっても素敵でみんなに好かれる女の子だ。
Butterfly Effect 、バタフライ効果とはアマゾンの一匹の蝶の羽ばたきがバングラデッシュで台風を引き起こすというような予測できない変化の仕方という意味がある。
(友人のカリーンは娘のルーと一緒に参加)
このイベントも最初は数人の女の子達がウインドやカイト、サーフィンなど違うスポーツで知り合うチャンスもないけれどみんなの親睦を深めようと始めた小さなイベントだったけれど、今や世界中で開催され、フィジー、ドミニカ共和国、ギリシャ、スイスの山何どありとあらゆるところで開かれるようになり、各地で女性同士のコミュニティー、繋がりを広げている。毎年どんどん大きくなり、イベントとしてもいろんな楽しいアイデアが産まれてきている。タティアナが、『いつか、日本でもバタフライエフェクトを開催して日本に行くことができたら、それこそ私のDream come trueよ!』と言っていた。今年の夏は無理でも地道に共鳴してくれる仲間を集めてタティアナをよべたらいいな。日本でもバタフライエフェクトの開催をきっかけに、それこそバタフライ効果で予想できないような素晴らしい出来事や流れを巻き起こすことができるかもしれない。頭の中でゆっくりビジョンを暖めてみようと思う。