トラックをシェアしている仲間を待って少し遅れてミーティング場所に到着すると他の選手はすでに用意を始めていた。結局メインの会場であるプンタプレタでは波は小さすぎるので、シークレットスポットへ移動することに決まったようだ。波のサイズは正式な大会をやるには小さすぎると判断し、ポイントのつかない、エクスプレッションセッションがやりたい人たちのあいだで行われることになった。
シークレットスポットに行ってみるとかなり小さい波、とはいえセットは頭くらいはある、でも別のスポットではさらに大きな波が入っていることがわかっていたので私がトラックをシェアしている仲間たちはみんなセッションには参加せず、そちらに行くことになった。
そのスポットは数日前にあまりに出る場所の岩がぎざぎざで危険だからとても出たくないと思ったところなのだが、今日の波はすごくよさそうだった。そして数キロ風上にある湾から出て行って下っていけばいいことが判明したのでちょっとっびびりながらも出艇。先に出ていたメンズはみんな大柄なのに7mで出て行ったので自分が5.5mではちょっとオーバーなのではないかと心配にはなったけれど、出てみたところ何とかなりそうだった。
セットで4ftくらいだろうか、風向きも波の感じもフキパに似ていて楽だったし楽しかった。そのうちかなりオーバーになってきたのでさらに下って大会会場までいって終了。こちらは波が小さくよりオフショア気味、セットで頭あるかないかでパワーのない波だった。これで乗るくらいだったらやっぱり私が乗っていたところで乗ってよかった!そう思えたけどせっかくだからオフィシャルではなくても女の子たちとセッションしたかったなあという気持ちもなくはなかった。
(セッションのウイナーアドリアナ、ストラップレスでもしっかりレールを入れ、オフザリップもかっこよく決めていて感動、そのうえ彼女は私よりも小柄)
エクスプレッションセッションでの優勝はメンズがエアルトン、パワフルでトリッキー、そして見ていてもほんとに派手なアクションとフローの連続、彼のライディングはすばらしい。まだ17歳の彼、これからが本当に楽しみだ。レディースはオアフから来ていたアドリアナ・ハーレム、昔からストラップレスライディングをしているブラジリアンの子だということで話は聞いていたけれど、4mで乗れるくらいの風のなかでもこのショットのようなライディングをストラップレスでできるのはすばらしい、彼女を見て、自分もマウイは風が強くてバンピーだからなんていういいわけはせずに少しずつでもストラップレスを練習して意向と決心した。コンディションには恵まれてないけどこういう刺激やインスピレーションを与えてくれる人たちをマジかで見れたことはうれしいと思う。
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