風はほとんどオフショアだけれど、ここではそれが当たり前なので、文句は言えない。風もかなり弱いけど、私は小柄なので誰かが走るコンディションなら私は走るはずだ。
少なくともやったこともないレフトやオンショアのコンディションではないので文句はない。やるしかない。
(Local rippers Airton and Machu)
風が上がらないまま大会のヒートが始まってしまったのでウオームアップの練習は出来ずじまいだったが、途中で風が弱すぎてヒートがキャンセルになったので一度海に出てみた。が、あまりに大勢の人が出ていて、その上波がないのでとてもじゃないけど乗れない。特にアグレッシブでない私は大声を出して波に乗ろうとしている男性軍たちに押されてすぐにあがってしまった。波には一本も乗れなかった。その後もう一度人が少なくなったので出てみたけど、今度は波が見つからない。結局そのときは風がさらに落ちて岸に戻れなくなりそうだったのでまたもや一本も波に乗らずじまいで終了。
まあ他の女の子もおんなじ様なものだったみたいだけど、ほんとにこの旅では謙虚にさせられっぱなしだ。謙虚どころか自信を完全に喪失。
午後から波はセットでタマにいいのが入ってくるようになった。波がちゃんと割れればきれいなチューブになるし、スピードもある、かなりのオフショアなので私には難しいが、上手なメンズは上手に波に乗っている。ローカルのミツやエアルトンは岩場ぎりぎりのところでも完全に波と岩を知り尽くしている様子でメイクしていく。きっと彼らほど波が大きくいいコンディションになってくれることを願っている人たちはいないだろうな。せっかく地元で大会があるのだからみんなにいい場所であることを見せたいだろうになあ。
結局今日は2ヒート消化したのみで終了。この調子だとヒート消化できないかもしれない。
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