2011-09-27

9月25日 KSP world tour kicks off

今年からKSTというカイトのウエイブライディングだけに絞ったワールドツアーが始まった。
今まであったワールドカップはフリースタイル中心で、若者が多く、ウエイブ中心に会としているライダーたちが出て行ける大会はあまりなかった。そのために世界中のウエイブライダーたちが一緒になるチャンスも少なく、限られたスポンサードされているライダーたち以外のがんばってる上イブライダーたちがスポットライトを浴びることはあまりなかったし、ローカルヒーロー以上の存在になることも少なかった。
でもこのツアーではいい波のところでしか大会が行われないし、ウエイブが好くなライダーたちが中心になって運営していることもあり、とってもいい形で動いていきそう。私の友人、クリスティンやスカイも頑張ってくれている。
うれしいことに私も最初のインビテーショなるリストに名前が載り、ツアーに出られる資格はあったのだが、どの場所も波は良いけど行くのにもお金がかかるところばかり(招待といっても自費でそこまで行かなくてはならないのだ)、とてもすべて回るのは無理。結局辞退はしたものの、もしも可能であるならどれか一戦くらいは出たいなあと思っているが、その場合選手に秋があるときにだけ出られる資格ができるシステムだ。
第一戦はモーリシャスで今行われている。インド洋に浮かぶ島モーリシャスはレフトのビッグウエイブで知られていルが、今回は大当たりのようだ。(旅に関しての思いを共有する友人ジェレミーイロイ、行きたいところが似ているので一緒に話しているととても楽しい)

マウイからはフリースタイルでもワールドチャンピオンになったジェシーリッチマン、そしてマウイでは最もうまいと私が思っている、けど世界的にはぜんぜん知られていないメローなパトリが参戦、二人ともストラップレスでがんがんビッグウエイブをリッピングしているようだ。
世界の各地でうわさには聞いていた人、どこかでであって、うまいって感心した人たちなど多くのウエイブライダーたちが集結、そしてプッシュしあっている様子で、ああー私もその場にいて、みんなと話したりセッションしたかったなあと思う。波を見ると不得意のレフトの波だし、ちょっと私にハンドリングできるかどうか不安だが、同時にレディースでもぜんぜん知られていなかった人でがんがん行ってる写真を見て、うれしくなったし、ぜひ知り合いになって刺激をもらいたいと思った。

たぶんこれだけいい波だとみんな勝ち負け関係なく楽しんで、セッションしてすごいライディングを素直にほめることができるんじゃないかと思う、こういう波を前にしたらごまかしはきかない、うまい人はうまい、歴然とするから。

この大会にはいぜんバハで知り合った女の子ケリーも参加している、今までウエイブの大会がなく、いっぺん的にはぜんぜん知られていない子だけれどとっても明るくて楽しくて上手だった、私達はすぐに意気投合し、隣同士のキャンプサイトで毎日一緒にカイトしていた、女の子でウエイブライディングではじめて一緒にやっていてほんとに楽しくプッシュし合えるって感じた子でもある。彼女もこのためにお金をためて今年はすべての大会に参戦予定だ、頑張ってほしいと思う。(エアルトン、カボベルデからはるばる参戦)

そしてカボベルデのミトウとエアルトンも参戦している!彼らはカボベルデのローカル、私がカボベルデに行ったときも上手だったしサーフィンもウインドもプロ級、特にミトウにはほんとにびっくりした、スタイリッシュでラディカルで、その上ストラップレスがまだまったく一般的でないとき一緒に行ったべトランやモエがやっているのを見て早速サーフボードでトライしその場でチューブに入りそうになっていた。その後クラッシュして唯一のカイトを破ってしまっていたが。(カボベルデの国民的英雄ミトウ、彼がカイトを破って乗る道具がなくなったとき、私は思わず自分の14mのカイトを彼にあげて帰ってきたことがある。彼が 道具にコマって乗れないなんてこのスポーツにとって良くないことだ、そんな気がしたくらい彼は熱心で上手だったのだ。でも私の判断は正しかったみたい、 Look at him chargin’ now!)(Mitu, jamming)
彼らは決して裕福ではなく、仕事の合間それこそ昼休みの一時間でも惜しんで熱心に練習していた。その後カボベルデが有名になっていき、彼らの実力も少しずつ任視されていくようになったけれど、今回のつあでは彼らが大活躍するのは明白であり、私も心から応援している。

ほかにも私が「うまいらしいよ」と評判を耳にしている人、またマウイに来て目だっていた人などが参戦している。やっとウエイブライディングシーンが動き始めた、そんな実感があってうれしい。
なかなか日の目を見なかったカイトのウエイブライディング、これをきっかけで少しずつでも注目されていけば良いなあと思う。
(A chic who rips!)

マウイもこれからウエイブシーズン、明日からまた新しいノーススウエルが来る予定、そして風も。私も体の調子を整えて、モーリシャスの盛り上がりを刺激に頑張っていこう。

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