2010-11-12

11月10日 Ueli の映画 「Play Gravity」

朝日本語のレッスンを終えてから海チェック。波は小さめ風は相変わらずいやになるほどガスティー、レインズをチェックしたが、結局乗らずに家で仕事。
夕方カイトビーチへ。こちらでも出ようかどうか迷ったがもう時間も遅かったのでやめておいた。

今日は友人ウエリが作った映画の上映会。
彼はプロスノーボーダーでワールドチャンピオンにもなったことがあり、オリンピックにも3回出場しているトップライダー、最初にどこであったのかはもう覚えていないけどスノーボードだけでなくカイトもウインドも上手だし、ずいぶん昔からマウイにも遊びに来ている。とても穏やかな好青年で見た目もクリーンカッドなのでスノーボーダーボイメージともちょっと違うし、だからか実力があれだけあるのに日本やアメリカではあまり知られていない。が、中身はそんじょそこらのパンクスノーボーダーなんて比べ物にならないほどの冒険心とチャレンジ精神を持っている。とにかくスノーボードでもアルパインレースやボーダークロスをやっていただけあってスピード狂。(それもいけイケではなくコントロールのあるスピード)
この映画にも出てくるアラスカのスノーボードシーンを撮影したヤーマンが彼らのライデイングに感激していたけど、山でのスピードは半端ない。ところがこの映画ではスノーボードはまだ序章のようなものでしかなく、スピードライデイングと呼ばれる小さなグライダーを使いながらのライデイングがメイン。これはアラスカでのスノーボーディングがスローに見えるほどものすごいスピードで山を滑るのだが今まで岩場のセクションやクリフアウトするラインで滑ればなったところもグライダーでするりと飛んでいけるので降りていけるのだ。あまりに優雅に滑るのでスピードを感じさせないけれど滑ってる距離や山のスケールを見ると以下にものすごいスピードを出しているかがよくわかる。
はっきり言ってものすごくテクニカルなものであり、パラグライディングや山のライン取り、スキーの知識、すべてを駆使しなくては出来ないだろう。だからこそ彼らにとっては面白いのだろうが、見ている私はどきどきはらはら手に汗握りながら見ていた。そしてパラグライダーでのアクロバティックタンデムなどの映像もすばらしかった。大きなスクリーンで見たことでさらに迫力が増し、アドレナリンスポーツになれているマウイの観客をもひきつけられていた。
http://www.youtube.com/watch?v=DFCgS3pWrtQ
(ウエリ、ペトラとカラニ@レインズ)
どんなスポーツも上手にこなしものすごいことをやってのけるくせにとてもメローでロウキーで謙虚なウエリ、自分ではどんなすごいことをやっているのか全然言わないので映画を見るまでは彼がどんなにすごいことを最近やっているのか全然知らなかった。今回のマウイトリップは彼女と1歳になる息子も一緒、小さなカラニはすでにボードの上にいつも乗りたがり、。空や波を見て大喜びして走り回る元気いっぱいの男の子だ。
Play Gravityもすばらしいが、ウエリいわく第2作Play Gravity 2『The Other Side」はさらにすごい出来らしい。見るのが楽しみだ。
なかなか会えないけど会うたびにインスピレーションを与えてくれる友人たちに感謝。

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