2009-12-04

12月3日 Epic Kanaha!


朝もう夜が明け始めたと思っておきてコーヒーを作リ、ウエブキャムを覗くがまだ暗くてスクリーンが黒くざわざわしているだけでわからない、でも波が大きくなることは予想されていたし、風はSW4ノットとあったので迷わず準備、ルームメイトたちを起こした。夜明けで明るくなってきたのかと思ってたら満月(マイナス1日)で明るいだけだったが、そのうち少しずつ明るくなり、ウエブキャムでもぼんやりでもしっかり大きなスープが何列も並んでいるのが見えてエキサイトしてきた。カナハにつくとかなりセットは大きそうだったけれどカナハは大きくてもインサイドでスタンバっていれば十分楽しく乗れるし、風がないからグラッシー、セットでロングライドしているサーファーも見えて迷わず入水、ただまだ早い時間なのにすでに上がってきているスタンドアップの人がいたり、岸で眺めている人が多かったり、でるとき、眺めながら出るのを迷ってる様子のおじさんたちに「You go , girl, go get them!」と言われたりしたことで、これは私が思ってるよりも大きいのか知らん、とちょっと心配になった。

出て行ってみると確かにセットは大きかったけれど、今までにもカナハでもっと大きな日もあったし、それほど恐くはなかった、とはいえたまにセットから逃げられずにぼろ巻かれもしたけど。はっきり行ってセットはなかなか乗りつなげられる波がなくドロップしたあとクローズアウトしてまっすぐ走るだけになってしまうので、ミドルサイズかあるいはインサイドで乗ったほうが楽しかったと思うけど、気がつくと沖に出てしまっていて、またセットに巻かれたり、なんていうのを繰り返していた。
冬によく会うサーファーの人たちがみんな来ていて「なんだか同窓会みたい」とみんなニコニコ。サイズはあるけどあまり掘れずメローでロングライドできるし、テイクオフできるポイントがいくつもあるカナハは人と争って波に乗らなくてもいいし、マウイの中でも一番好きなポイント、普段は結構混むのだが、今日はそれほどでもなかった。
ウインドのプロ、一回ぎりぎりのレイトテイクオフでセットの波にドロップし、かっこいいライデイングを決めていた
数日前に来たゆきちゃんもこのコンデイションを当ててかなりラッキー。頭くらいのきれいな波をきれいにリッピングしていた。
疲れすぎて腰に負担がかかり始め、もうだめだ、やめよう、と思ったちょうどそのころ、コナウインドが吹き始めた。ラッキー、あのまま一日中風がなかったらまたついでたくなってしまっていただろう。

帰り道トレーシーに電話をすると、ピーター(カブリナ)とレインズにいるというので寄ってみた。ピートは今朝レインズでスタンドアップしていたらしい。ピートにしろジェイソンポラカウやロビーにしろ、ちょっとやり始めただけでビッグウエイブでも平気でどんどんリッピングできるのはほんとにすごい。やってることのレベルもスケールもまったく違う。コナウインドはかなり強くなってきていてもしかしたら乗れるんじゃないか、と言うほど白波がたっていた。もちろんグーフィーのピートはチャンスがあれば出ようと、待機していたのだが、コナウインドはかなり安定しにくく、またでるのも難しい。風が上がったりするのを見ながらどうしようか迷ってるピートを見ながら、「コナウインドにこのサイズの波では絶対レインズではでないとわかっている自分は気が楽だ」と心から思った、変な話だけどサイズのある波出ようかでないか迷ったり、風が上がるのを待ってるのほど精神的に疲れることはない。今日のコンデイションでは絶対でないとわかっている自分はまったく緊張することもない。
結局風は上がらずじまいだったけれどもうちょっと吹いていたらコナウインド好きのウインドサーファーやカイトサーファーが出てきてすばらしいセッションになったことだろう。

あさってまた新しいうねりが届き、さらに7.8日にはモンスターウエイブ(本来のジョーズサイズだろう)が来る予定。5日からカウアイに行く予定だが、かなり後ろ髪を引かれている、だってカウアイはマウイよりずっと波がパワフルで大きいから、マウイでさえ太刀打ちできない波なのに、カウアイでは見てるだけになってしまうかも。誰かカウアイでへたっぴでも入れるスポットを教えてくれないだろうか?

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