私はカイトビーチフォイルにはちょっと大きすぎるけどハーバーは混むだろうしどうしようかなーとちょっとのんびりモード。
かといってわざわざピア日を見に行くほどでもないし、自分が乗りたい。
するとまだ日も登ってないくらいの時間に大工でビッグウエイブサーファーのタカさんからメッセージ。
「僕は出ないけど仲間たちは今からでます。トモコサイズだよ」とアウターリーフのレポートをくれたので、やっとそのオプションがあることを思い出した。
(この人なんか昔っぽい蛍光色のライフベストが体にフィットしてない感じで首の方にずり上がってくるものを着てパドルアウトしてきたので、大丈夫かなあと思ったら、めっちゃうまかった失礼しました)
今までここで見たことのない若手(でもプロではなくメローな感じの人たち)が二人先に出ていてリッピング。
常連さん、まだまだこのサイズではこの人たちには物足りない。一番大きなセットだけ狙って早々と帰ってしまった。ジェリーさんの甥っ子ショーン。
ジョンガンジーニ、多分一番波数乗っていた。「今日は小さいしメローで簡単だから気楽でいいなー」と。もうすでに70歳近いはず!?
ちょっと短めの板だったのでテイクオフに苦労していてインサイドの私と同じ位置で波待ちしていた人。でも乗ったらうまかった。
サップで出てきたギャレット。カイトもパラもなんでもやります。物理学者らしい。
ジミールイスにスタンガンに乗ってチャージしていた人、去年も一昨年も見かけたな。
去年はアウターリーフに行かなかったし、サップで大きな波に乗ることもなく、フォオルばかりしていたので、頭に浮かばなかったのだ。
ずっと乗ってないから自信もなかったけどでも見て見たいし、そこが今日一番の(私にとっては)選択に思われたので慌ててボードを乗せて出発。そのボードも蜘蛛の巣だらけになっていて、なんか、ごめんなさいほったらかしで、って感じだった。
きっと今日出たら、波にシメられるんだろうなー。
着いてみるとたかさんが言った通り、私に完璧なコンディション、つまりこのスポットにしてはかなり小さい、グラッシーで綺麗に割れてて、逃げ場もあるので出ない理由はゼロ。
(しょっぱな沖に向かう時チャンネルで何か浮遊物発見、近づいたら折れたボードのノーズだった。もう誰かいた折ったの?やっぱり結構大きいのかな?)
結果的には自分はしょぼい波2本だけ乗らせてもらえたが、周りの雰囲気は最高で、端っこにいる私を(邪魔にならないようにという意味もあるのだが)暖かく見守り、でも乗れそうな波が来ると応援してくれたり、もっと奥来ても平気だとと励ましてくれたりみんなとってもフレンドリーで優しかった。ありがとう。
そして常連さんたちの波乗りはさすがで見ているだけで興奮したし何より、ハレアカラを見ながらキラキラ輝くスプレーを飛ばしながら完璧に割れる波を見ているだけで恍惚感に浸れた。
そしてそれは私だけでなく、多分そこにいた何人かのサーファーとサッパーみんなが同様に感じていたに違いない。(ちょっと掘れにくかったのでさっパーにテイクオフが有利だったから、もう少し譲ってあげてもいいのになとは思ったけど、あの人数なら全く問題にならず、みんななかよくやっていた)
なかなかこれだけ綺麗にそれも私サイズで割れてくれることはないのに、もうちょっと頑張って乗ればよかったなと反省することしきりだけど。まあ、無理せず次に向けて頑張ろうと思う。
ああ、こういう日は神様に声を出して感謝したくなる!
Mahalo ke akua!
こういう日のために私は生きている、そんな気がした。
2本しか乗ってないのでそのあと気楽にもうちょっと乗りたいなとカイトビーチに行くとみんなもう乗り疲れたのか帰ったあとだった。何人かおきにいたので出てみるとこっちも最高のコンディション。2本だけ乗って(といっても沖からビーチまで乗り繋げたので日本で3キロくらいは乗れたはず)フィジカルセラピーの予約時間に間に合うよう大急ぎでハイクへ。
身体中の細かい故障を見てもらいたかったけれど、まずは今一番困っている肩。マッケンジーが色々見てくれ、その後ほぐしてくれるとなんと一気に楽になった。色々アドバイスをもらい、毎日やるエクササイズも教えてもらって、これくらい治るなら、頑張ってやってるうちにプローンパドルもできるくらい痛みが完全になくなりそうな気分になって、さらにストーク。
とにかく何から何までいい感じで進む1日だった。感謝の気持ちでいっぱい。
こういう日もあれば、へこたれてばかりの日もある、でもあんなにいい日があったじゃないかと今日のことを思い出して自分を励ませる気がする。
この感謝の気持ちを忘れないようにしよう。
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