2015-07-18

7月18日 M2M


マウイ2モロカイレース当日。
朝4時半起きで、5時半に迎えに来た永松くんとトモの車に乗って彼らを送るべくホノルアベイへ。
 ホノルアベイは世界的に有名なライトのパーフェクトな波が割れる場所、でも波のない夏は最高のシュノーケリングスポットでピターッとフラット、上から見るとリーフで海の色が青のグラデーションになっててとっても綺麗。
そして私たちは一番乗り。私がレースやウインド、カイトの大会に出ていたときもそうだけど、私は誰よりも早く会場にいたい方。準備は万全に、焦らず、落ち着いてスタートを待っていたいから。トモも、永松くんもそう。どちらかというと日本人はそういう人が多いんじゃないかな?

9時スタートで8時半にミーティング予定なのでうちのルームメイトは7時半にカフ類を出発するシャトルでやってくる。そんなギリギリだったら私はシャトルに乗りながら気が気でないだろう。
(あまりに森の緑が素敵なので記念撮影、永松くんは誰よりも海に入っている時間が多い、こっちにいても早朝サーフィン、波がなくてもサウスまで行ったり、それからダウンをする)
ホノルアベイの他には深い森になっていてとっても綺麗そして何かパワーを感じる場所でもある。

(トモも世界のともらしい風格が出てきた。もおちゃんと二人で、昔は甘いなーって思うことが多かったけど今は彼から学ぶことも多く、とても尊敬している)
トモと永松くんは来週モロカイからオアフまでのレースが本番であり、これはある意味リハーサルのようなレース。ワンの沖はいつになく風が吹いているのでちょっと安心していた(が、実はこの安心は間違っていて吹いていたの北寄りの風だったせいで、普段強く吹くエリアは風が弱かったようだ)

続々と選手が到着し、海にもサポート船が集まってきた。朝の光にみんなの緊張とやる気がみなぎる表情がとっても美しくてそれだけでも感動する。競争相手、ライバルというより、今日これからこの偉大なる海峡を一緒に渡っていく同志として固く握手を交わし、健闘を祈り、ハグをする。
ハワイアンの祈祷師が祈りを捧げ、いざスタート準備。湾の奥の下から見るより丘の上から見下ろした方がずっといいことを知ってるので原田さんの応援団(お嬢さんたちとお店のメンバー前田さん)を連れて丘の上まで急いで移動。そこから様子を見守っていた。

トモは風下のあたりに位置し、永松くん、直樹くん、萌ちゃん、原田さんたちは風上の方・コナーは後ろの方でギリギリまで漕いだり動いたりしながらスタートのときには一気に一番風下からスタート。
(原田さんを見守るチームラニカイ応援団代表)

スタートホーンで一斉に漕ぎだし、板の後ろに白く跡が何本ものこされていく。遥か遠く水平線の向こうに大きく構えるモロカイが見え、それに向かってたくさんの本当に小さなパドラーたちが向かっている。大きな海に漕ぎいでるちっぽけな、でも力強いパドラーたち。見てるだけでジーンとしてきた。
みんなが素晴らしいレースをできますようにと祈って、私たちは街に戻ってきた。永松くんの車は彼がフェリーで帰ってきたときに乗って帰れるようにラハイナの駐車場にデポ。マアラエアにある原田さんの車まで送ってもらいそこからガールズデイ。まずスワップミートを回ってお土産を買ったりココナッツジュースを飲んだり(ココナッツにストロー入れて飲むのが夢だったそうだ笑)その後は年に一度のスーパーセールをやってるハイテックに彼女たちを下ろして、私はカイトビーチへ。
津村さんと一緒にカイトを楽しむなんて本当に久しぶり、もともと津村さんとの出会いはかぶりなチームトリップで石垣に行ったときにお世話になったがきっかけ、そして津村さんがカイトを始めたのはそのときにカイトをピートから送られたおがきっかけ。
風はかなりオンショア気味で弱く私が7mでなんとか走る程度。でも久しぶりに乗れて気持ちよかった。

キーちゃん達に微小貝の見つけ方伝授、楽しくなったら止まらない。
(毎日走れ、とお父さんに言われてきたキーちゃんの証拠写真?)
1時間ほど乗ってからガールズを迎えに行った。ちょうどそのとき日本人みんな無事完走とのレポートも入った。こちらがオンショアだったり、キヘイだけ吹いていたので嫌な予感はしていたが、案の定、最初出たところは吹いていたけど(キヘイと同じかんじ)オンショア気味のために肝心の吹くはずのエリアは弱く、その上逆に流れる潮もあり、最後の数キロは無風だったとか。それでも日本人パドラー全員完走、トモは9位、65歳くらいのペギー(今回で3回目の挑戦、継続し、自分を信じて努力し続ければ達成できるということを示してくれている心から尊敬する女性)もしっかり完走。短距離のレースと違い大海原に抱かれてのレースは他人相手というより自分相手、自分、そして海と向き合う時間だと思う。そしてどれだけ自分の限界をプッシュしたかは自分が一番わかっている。そこで満足できるかが決まってくる。自分のいる環境、コンディションのスケールが大きければ大きいほど私たちは謙虚な気持ちを持つことができ、自然への感謝の気持ちがおのづら湧き上がる。そしてそんな気持ちを共有する仲間を持つことができる、やっぱりレースって素晴らしいなあ。
夕方原田さんとコースケくんをピックアップ。マアラエアからラハイナまでの予想外の渋滞にびっくり。まあ土曜日の夕方だから仕方ないか。
ついたときにはもう二人ともビール飲みながら待ちくたびれていた。
筋肉タイプの黒い男性が好きな(笑)キーちゃん、ボックスブラザーズのクリスは如何かな?とりあえず黒くて超筋肉質。
そのままワイルクのティファニーでご飯を食べて長い一日終了。あきちゃん以外みんな黒すぎて顔がわからない笑

完走した皆さんお疲れ様でした。感動をありがとう。

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