4月と5月、11日は必ず思い出して祈るつもりでいたのに、この2ヶ月恥ずかしいことながら4月も5月もうっかり11日が過ぎ去ってしまっていた。日本にいて移動が多かったり、5月の方はマウイに帰ったばかりで風邪でダウンしていたのが言い訳ではあるけれど。自分の中でもしかしたら東北を重い気持が薄らいでしまっていたのでは、と反省。しっかりみんなが復興したと感じ、もとの生活とまでは無理でもある程度納得のいく生活が送れるようになるまではずっと気にしていきたいと思ってる。
6月11日は私にとって他の11日よりも思い入れがある。2011年震災後5月6月とマウイでみんなが寄付して切れて集まったかなりの金額を持って、東北に行き、いろんな場所へ行き、いろんな人と出会い、笑い、涙し、たくさんの瓦礫を運んだり、いろんな細かい仕事に関わらせてもらった。そして6月11日は石巻周辺で活動していた鎌倉とどけ隊と石巻の人たちが協力しては真備と際というお祭りをやったのだ。そこに私は住吉地区で一緒に活動していた仲間と参加した、そしてかなり皆疲れ切って休みなく仕事をしていたので、息抜きもしてほしかったのだ。私達も住吉代表として子供達がいろいろ遊べるブースをやった。そこに集まった屋台はどれもすべて無料。鎌倉のいろんなお店や団体がそれぞれ自分のスキルや特技を持ってきてサービスを提供し、いろんな音楽やパフォーマンスが舞台で繰り広げられ、敷地内のあちこちで楽器のセッションが始まり、本当に素晴らしいイベントだった。
あのときの純粋な気持、そして繫がりを忘れないように、常に東北に寄り添った気持チで、みんなの様子を見守り、出来ることがあれば手を差し伸べたいと思ってるのだが、けっこういそがしさのために何もしないでいる。今回は春に遊びに行くことさえ出来なかった(何人かが鎌倉にきてくれたので会えたけど)
震災はいろんな意味で私達にとってリアリティーチェックだった・あの時に学んだ、悟ったことを忘れないように心に刻んでおきたいと思う。
被害を受けた人たち、亡くなった人たち、突然愛する人を失った人たち全ての心が穏やかになる日が早くきますように。
2015-06-11
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