2015-02-01

2月1日 Superbowl Sunday Funday

(漕いでる時に見つけた♡ こんな事でもちょっと気分が上がる)
久々の雨、朝からオンショアが強く吹いている。
コンディションも良くないのでやっと休める、体の疲れを取らないで毎日やってると怪我をしたり、また腰を痛める,グキっとやってまた後悔する前に休まなくてはと思いながらもなかなか休めずにいたので恵みの雨のような気がした。

ただし今日はスーパーボウルサンデー、一年に数回海が必ず空く日がある。

感謝祭の日(家族が集まってたくさんの料理を一緒に食べる)、クリスマスの朝(家族が集まってプレゼントをあける)、ニューイヤーズの早朝(イブに夜更かしする人が多いので)そしてこのスーパーボールサンデー(シーズン最後の一番盛り上がるフットボールの試合)午後からは皆テレビにかじりつく。
スーパーボールサンデーの午後は海が空くというのは昔からで、20年くらい前の雨がザーザー降っているワイメア、誰もいない中パドルアウトしたデレク・ドーナーが当時今までで一番大きな波と言われる波に乗ったのもスーパーボールサンデーだ。

だから毎年楽しみにしているのだが、ここ数年スーパーボールサンデーの日のコンディションが雨だったらオンショアだったりする年が続いた。今年もなんとまた雨のオンショア。あーもったいないなあ、どこかで切るところないかなあ、と休めていいやというk持ちが午後には我慢できずに(午前中仕事したから息抜きもしたかったし)どこかで切るところを探しにいかずにはいられなくなってきた,雨で水も濁っているので鮫も怖い、まずハーバーを見たらうねりのむ気のせいか、全く波は入っていない。カナハにいってみたらウエブサイトでは15のットくらい吹いているように出ているにもかかわらずほとんど風を感じない、もちろん波はよれよれしていていまいちに見えるけれど人もいないし、乗れない波ではない、それどころか結構乗れそう。
3人くらい薄暗い雨の向こうに乗っているのが見える、人が少なくて鮫が怖いなあ、と思いながらも出よう稼働しようか迷っていたらその3人が続々と戻ってきてしまった。
一人出出るのは怖すぎる、でも風はさらに弱くなってきた。どうしようどうしようとしばらく見ていると向こうの方から3人新しくパドルアウトする人たちが見えた、お、よしよし、私もとりあえずちょっと見ずに入って、今一のコンディションだったらすぐ上がればいいから、悩んでいるならパドルアウト(ジェリーロペス大先生の言葉)で出てみようとパドルアウトしていった。

(あれ、この切れるリッピングは、、もしや、と思ったらやっぱり本橋君)
私はいつも人が車を止めない下の方から出てくるのでピークに陣取っていた3人から少し離れたところで波を待っていた、するとその3人がパドルを降っている、ン?誰か知ってる人かなと近づいていってみるとなんと本橋君、ジュン君、テッペイさんと全部日本人だった。
昨日あれだけ、休む事も大事なんで明日は休みますなんて宣言していたのにまたのこのこと出てきた自分をちょっと恥ずかしく思いながらも、なんだかこの暗くて寂しくてオンショア気味のコンディションの中約束もしないのに集まってしまッたことが妙に嬉しかった。皆、好きねえ笑。

パワーのない波ではあったけれどサイズは結構頭以上あったし、3人は小さめの板でリッピングしていて、彼らのライディングを見れるだけでも一人で乗ってるよりずっとテンションが上がる。その上普段カナハは下手したら50人以上いる中で人がいない波があればどんな波でも乗るようにして選り好みしないのに、人がいなさすぎて選り好みし放題。しすぎて乗れる波も結構見逃してしまったほど。
そんなこんなしているうちにまた遠くにビーチからパドルアウトしてくる人が2、3人見えた。
「皆がカッコいいライディングするからいい波だと思っちゃって人がでてきちゃうじゃないですかー!』とジョーダンをいいながら笑っていたが出てきたのはなんと津村サンだから大笑い。(と毎日カナハに出ているチュニジア人のフェレルともう一人)やはり日本人にはスーパーボールはどうでもいいってことなのか、それとも乗る事意外にやる事がないのか笑
(インサイドで津村サンのライディングをとろうと構えていたら、サービス精神たっぷりの津村サン,後ろ向きライディングを披露)
(..からのどや顔。でも実はあとで見てくるット回っていた事がわかったんだけど黒すぎて気づかず,海では真っすぐ乗っているだけだと思っていた)

期待せずにいるとどんなコンディションでも楽しくなるから期待しないでいく方がいいと自分にいつも言い聞かせているが、今日はまさにそう、期待せずに行ったら思いのほか楽しかったし、何より混んでないなか仲間だけで好き放題動けて最高だった。

今年のスーパーボールは違う意味で当たりだったかな?

朝からニュースで後藤さんが殺されたらしい事を知り、どうにもならない無力感とずどーんとじぶんが沈んでいくような重苦しい気持ちが拭えなかった。
そのことは別に書くつもりでいるけど、夕方のこのセッションで少し水に流せた気がする、それは、そういう事を忘れてノーテンキになるというのとは違い、ネガティブをポジティブに変えてくれる癒しの水を浴びたような、そんな感じ。 でも私にとって海ほど癒してくれる魔法の水はない。

でも、明日こそは体をしっかり休めよう、と思う。笑


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