波がサイズアップする予報だったので暗いうちからスタンバイ。でもくらいなか見える波はそれほどには大きそうではない。家から見えるアウターリーフは割れて入るが本来のパワーではなく、まあ、ある意味私サイズ。でもまだ体も心もアウターリーフにチャージできる準備が整っていない気分だったのでクローズアウト覚悟でカナハへ行った。
カナハは思った通りまだ乗れる感じでクローズアウトセットは来るけどその分人が少なく、セットをやり過ごすと皆巻かれてインサイドに行ってしまうのでそこに来た波を採れば一人でロングライドを楽しめる。とはいえとった波の半分くらいはクローズしたけど。
ルームメイトのランディーはデイブ・カラマ達と一緒にタイディーボールと言うカナハからちょっと右手にあるポイントで乗っていた。そっちの方がクローズしないけれど、パワフルだし掘れる。その上普段はきれいに割れないそのさらに沖のリーフ、(正式にはアッパーカナハ)がたまにものすごくクリーンに割れていた。そこが割れるとそれから20秒くらいしてから私のいるところにセットが来るのでいい目安になる。
かなり大きなサイズだけれどきれいに割れていたので見ていたら、タイディーからもそれが見えたのだろう、2、3人の人がパドルアウトしてそのはるかおき、水平船の当たりにあるブレイクまでパドルしていった。
私のいるところ(ここもすでにビーチから人は点にしか見えない沖なのに)からでも人合点くらいにしか見えない。
しかしセットが来たとき、そのトリプルは軽くある波に彼らはテイクオフし、人が天使か見えないのに、スプレーが飛ぶのがはっきり見えるくらい、素晴らしいライディングをしていた。あれは、たぶんデイブカラマだろうなあ。
腰が痛くなる前にビーチに上がり、少しのんびりしてからジョーズを見に行こうと思っていたのだが、疲れてしまいキャンセル。
(エリオットのカメラスクリーンから。トウイギーがウエストボールに突っ込んでいくところ)
聞いたところによるとジョーズの波は15フィートくらいだったとか、15フィートと言えばかなり大きいが、ジョーズのスタンダードから言えば小さめ。そして風もなく、ラインナップに17人しかいないのも最近のジョーズにしてはかなりいい空いている方。冬のオープニングセッションとしては最高のスタートだったんじゃないだろうか。
すでにトウイギーベイカー、シェインドリアン、カイレニー、そしてアルビー、マット、などローカルチャージャー達も皆そろっていたようだ。
(MAUIのローカルガールペイジもチャージ。去年のひどい方の脱臼と主事鬱を乗り越えて今年は夏十本とにトレーニングに頑張っていた)
今年はASPのビッグウエイブワールドツアーのロケーションとしてピアヒがあげられている。個人的にはワールドカップをピアヒでやるのは必ずしも賛成ではないけれど、盛り上がるのは確実。この冬もひどい事故がありませんように、そして素晴らしいライディングやドラマから感動をいただけますように。そして、自分なりに冬の波と向き合い、努力を積んで少しでも自分のハンドリングできるコンディションの範囲を広げる事が出来ますように。
波が上がると一気に頭の中がそればっかりになってしまうが、それでも今日が震災の月命日だった事は覚えている。
ここのところマウイでもそうだけれど、東北でも復興どころかなんだかいい加減にしてくれというような対応や出来事が起こっているのを聞く。どんな事も人事ではない、すべてが繫がっているから、日本が幸せで平和な国であるためには東北や福島の人たちが他のエリアの人たちと同様津波や原発の事を考えずに住むような暮らしを出来るようにする、簡単には出来なくてもそうする努力を続ける事がまず第一だとおもう、すべてはそれから。
夜はコーノスで良いではないかバンドのライブ。マウイ在住日本人会の同窓会みたいでいろんな人に会えた。
2014-11-12
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