2014-09-30

9月29日 サーフトリップ出発!

さあて、待ちに待ったサーフトリップに出発。それも本当に久しぶりに太朗さんともいっしょ。
昼頃出発し,延々とドライブを続け、夜釧路に到着これ以上先に行くよりはここで御飯を食べてゆっくり休んで、朝早く出発する事にした。

 このメンバーで繁華街をうろうろ。良い感じの居酒屋を捜したけど、ここかな、っておもったところ、は、うーん、合格ぎりぎりのラインかな?でもまあ、牡蠣が頂けて他の海の幸も会ったので十分満足なんだけど、北海道はどこに言っても食べ物が安くておいしいあから。
でもメンツは最高。
道にあった銅像。魚をつかんで持ってきてくれる逞しい男性、私の理想のタイプ。

明日は3時半起き。どんな波が待ってくれているのか、わくわく。

2014-09-28

9月28日 海の神様ありがとう!

ツアー最終日。ちょっと遠出して風が弱めのところへ。普段から天気図を見ながらどこが良いか考えておく事はこういう時に役立つ。
エキスパートサーファーの中村さんと竹本さんは朝すぐ出動して8時には目的地方面につき、レポートをくれた。誰も入っていないスポットがあるのでそこで先に乗っているという。私達が到着したときはすでに彼らは1時間ほど乗りまくっていた。風はちょっとだけオフショアが吹いていたが波は小さめでクリーン。良い練習になる。
昨日何度もやった前の方にパドルを入れる漕ぎ方の練習のおかげでテイクオフで今まで逃していたような波でも乗れるように。
完璧に前傾しててばっちりのフォーム。普段はすかした感じに見える中村さんだけど、実はものすごく謙虚に努力をするタイプ。今日も一日中この体力を使う漕ぎ方で汗だくになって練習していた。そしてそのフォームをマスターした事で惚れていない波にもどんどんテイクオフでいているのを見てジーンと嬉しくなってしまった。


何しろ彼らは乗ってしまえばこっちのもの。波にさえ乗れば負かしとけ!っていう感じ。ややパドルが邪魔そうではあるけれど笑、次回はパドルを活用する方法も是非一緒に。そして私は反対にお二人に波乗り教えてほしい。
竹本さんは波の選択眼があり過ぎで必ず一番いい位置にいるのでそこまで頑張って漕がなくても乗れてしまうし、良い波を選ぶので波乗りも最高。何もわたしに言える事なんてありません、って感じだった。
波乗りはほとんど初心者の真吾さん、でも一番大事な回りの人の邪魔にならないと言う事を凄く意識したポジショニングをとっていて、巻かれてもすぐその場にいると他の人が波に乗ってきたとき邪魔になるので回り込んでまたアウトに出る事をしっかり守って、シフトしてくる誰もいないところで割れる波に果敢に挑戦、良い波にも数本乗れていた。
私のスノーボードにとって大きな影響を与えてくれた太朗さんも登場。なんて良い日!お互いに腰を痛めて板敷きもあり、二人とも一緒に海に入って楽しめる事に何度も何度も喜びをかみしめた。思えば太朗さんと初めてアラスカの山を滑り、人生が変わってしまうほどの経験をしたのはもう20年も前のことになってしまう。あのときの自然に押しつぶされるような感覚、興奮はビッグウエイブと凄く似ていると思う。(もちろん私にはそんな大きなの波は乗れないが)そしてそこに集まっていたスノーボーダー達もまさに同じメンタリティーだったのを良く覚えている。
 嬉しい再会の記念撮影

 横で見てると竹本さんと中村さんがきっちり奥から繋いで乗ってくる。
無料体験はあるけどちゃんとしたレッスンははじめただったと言うペーターはスノーボードも上手。沖でまず基本の漕ぎ方を伝授してからその応用編としてはじっこの小波エリアでテイクオフの練習。波乗りも結局は基本の漕ぎ方が大事だと言う事を実感してくれたと思う。でも後半は結構波に乗れたし、最後まで体力振り絞って頑張ってくれた。これではまってくれるかな?





 波を取り逃したまきよちゃんとそれをさくっと乗って行った太朗さん、二人の表情が面白い。
シーサーも去年よりもさらにパワーアップ。


 レディーズみんなでボードチェック。
 3日間バラエティーあふれる楽しみ方を最高のコンディションで出来た今年。あまりに良かったからそれを越えるツアーが来年出来るかどうか自信ないけどでもどんなコンディションになっても皆で楽しめる自信はある。


 永ちゃん好きの中村さんの真似して皆でヨロシクポーズ。来年もヨ、ロ、シ、ク。

2014-09-27

9月27日 サップツアー二日目 Great Downwind

朝から風びゅーびゅー、ニセコだけでなく、日本海側も太平洋側も15メートルくらい服予報。さあ、困った、南側はオンショアでぐちゃぐちゃなのでアウト。日本海側はオフショアなので見た目フラットだけど、ちょっと沖に流されたらそのまま帰って来れない暗い吹いている。これも安全面が確保できないので無理。岸壁の海岸線ならオフショアの風をかわしているところもあるかなと思って狭い範囲で乗れるところがあればという事も考えてみたが、風はかなり強く無理そう。昨日の晩最悪の場合はいろいろチェックしてもダメだというときははなしをしたり早めに飲み?なんて言うはなしもしていた。自然の中で遊ぶスポーツは天気次第なのでそういうときもある事は皆スノーボードやサーフィンもがんがんやる人たちなのでよく分かってくれている。でもせっかくツアーで来てくださったのに、なんとか来たかいがあったと思えるような一日にしたい。
もう一つオプションとして頭にあったのが日本海に流れている川。川なら流されても川幅分だけですむし、どこかしら岸につけばなんとかあるいて戻って来れる。
穏やかな時にここで漕ぎ練したら良いねえなんて言ってたところだけど完全に流れと風が同じ方向に吹いている。これだったらダウンウインドいいんじゃない?という事になり、日本海をチェックする際にちょこちょこロケハンもしておいた。日本海も却下という時点で、私達のオプションは川のみになり、ここでダウンウインドをする事にした。
サアヤろうという事が決まったら、なんだか反対にわくわくしてきた。結構な風も吹いているので安全面をしっかり確認しなくてはならないし、皆のスキルもちゃんと分かってないとダメ。そして何より何かあってもパニックしないようにしないと。でも幸運な事に今日のメンバーはエキスパートサーファー達とかなり漕げるようになってきた信吾さんなので安心。道路の直線距離で10キロくらいの地点までさかのぼり、フィニッシュ地点を皆で確認しあって、スタートした。
ちょっとした草むらをくぐり抜け、川に出たらすぐ流れるので一緒には慣れないよう一緒にスタート。
いろんな漕ぎ方が出来るようになってきた真吾さん。
結構な風吹いてます。
流れとか風に慣れてもらい、それから少しずつ漕ぎ方のフォーム矯正。
それにしても素晴らしい景色ほとんど人工物がなく、遠くには紅葉が鮮やかな山が見える。
 全日本北海道支部でもう何年も優勝し続けている函館サーフィンの親分中村さん。でも学ぼうとする意欲ハモの凄く、そしてとっても謙虚で真面目に取り組む。だからサーフィンもうまいんだろうな。
 北海道はもう完全に秋の風景
 でっかいどう、北海道(って古いかな?)
 後ろから押されて動く感覚、面白い。
 ちょくちょく風上に向かってみる練習したり、横風の中横切ったりする練習でどれだけ吹いている時に自分がどれだけできるのかを把握練習も。中村さん、だんだんフォームが前向きで良い感じになってきてる。

 整体師の竹本さんも普段は波乗り、ロングもショートもめちゃくちゃ上手い。だけど今日は漕ぎ方をしっかり学んでそれを今後のサップでの波乗りに行かせるよう練習。
風が強いセクションは皆最初はドキドキしていたのだがだんだん慣れてきてグライドを楽しむ。さすがサーファーすぐ上手にトリム。
お、竹本さんフォーム良いですねえ。
結構なスピードで進んでいるけどまだまだ漕ぎます。
後半はかなりびゅーびゅー、疲れもで的のかちょっと気を抜くと板が横になって風が当たりコロンと沈が増えてきた。

後半は風の強さだけ言えばマウイやゴージくらい吹いてる。日本でこのコンディションでダウンウインドできるところはあまりないかな。
どんどん進みます。

サーファー達はもっと大きいうねりでこれやりたいと早速マウイのダウンウインドに興味がでてきたみたい。
シーサーも初めての強風ダウンウインドでこれ楽しー!!と夢中になってた。
今日は一日のみで終わっちゃうかな、から、めちゃくちゃ達成感のあるセッションとなり、大満足。矢沢永吉バンドのボーカルをしている中村さんに会わせて皆でよろしくポーズ決めてる、つもりだったんだけど、私は手がシャカになってる、シーサーは鉄砲、真吾さんはグー?まだまだです。でも本当に楽しかった!
帰り道に寄った商店生の鮭の切り身や筋子がたくさん売られていて、おいしそう!外には強風にくるくる回る日干しが。
帰りのお風呂では駐車場で私が是非欲しいと思うような車が。北九州ナンバーだった。
あとで聞いたら80歳くらいの『もう運転しない方がいいんじゃないの?』って言うくらいのおじいさんだったそうだ、かっこいいなあ。こんな車があったらもっと旅が増えちゃうかな。

夜は昨日のバーベキューの食材がまだまだ余っているので皆で再び焼き。今日もおいしい御飯でお腹いっぱいで終了、北海道やっぱり最高。