7月はパドルレース月間、毎週末どこかでレースをやっている。今週末は世界で最もエキサイティングで楽しいM2Mレース。マリコランの3倍弱の距離、M2Oほどハードでも過酷でもない、ほとんどストレートダウンウインドのコース。でも「ダウンウインドにおいてはここか強風下のマリコで勝てればそいつは世界一って言えると思うよ」とデイブカラマが太鼓判を押す。
10時にホノルアベイをスタートして3時間から4時間半くらいでフィニッシュ。私も一度やった事があるが今までで最も達成感のある素晴らしいレースだった。外洋に出てしまえばほとんどまわりに人は見えない、自分とうねりの呼吸をあわせて行く事だけに集中する。また腰が良くなってあの距離を漕げるようになるんだろうか?今は実際マリコの距離でも最後までは腰が持たないくらいなので情けないが、あきらめては終わり、いつかはまたやると心に決めて今は我慢。
日本人ではトモが参加。もういまや、トモもレースにおいては知らない人はいない常連トップ選手。今回は年齢別で3位、総合で12位。でも年齢別は優勝もした事のあるリビオとトラビスグラントが1、2位。確実にいい成績を残している。
嬉しかったのはスタンドアップを初めてすぐのころから一緒にダウンウインドをしていたデヴィンが初優勝。昔から早かったけれど、優勝経験がなく、いつも2位とか3位だったので今回の優勝は嬉しそうだ。
メンズの優勝はコナー、2位のカイとデイブ、3人がトップ集団を作っていたそうだ。デイブも新しいイマジンのレースボードで途中まではカイとずっと競っていたらしい。
みんなすごいな。来週末はマリコレース、そしてその次の週はいよいよモロカイ海峡横断レースのM2O。今年日本からはとも、ナッシュの永松くん、沖縄の荒木サンと松山コースケくん、そして石垣島の津村サンの4人が出る。
どのレースもそのレーサーもいろんなドラマを持っている。頑張ってほしいな。
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