そして自分の家族みたいな存在の佐藤家がマウイ入り。お母さんのもおちゃんはスケートボードで怪我をしたためマウイに来るのを延期しなくてはならず、お父さんは子供二人を連れて大荷物を持ってやってきた。頑張ってねお父さん。
李も壮もずいぶん大きくなって、特に壮が普通におしゃべりするのにびっくりした。これから1ヶ月弱、限られた時間をたくさん二人と過ごしたい。
アメリカの独立はハワイアンにとってはちょっと複雑な気持ちで受け入れている(中には受け入れていない人も?)ようだ。確かにハワイアンにとってはこの島はハワイアンの島であり、アメリカがづかづか入り込んで自分のもののようにしてしまったと思ってる人も多い。
ルーズベルト大統領の言葉にこんなものがある。
The things that will destroy America are prosperity-at-any-price, peace-at-any-price, safety-first instead of duty-first, the love of soft living, and the get-rich-quick theory of life.
(アメリカを破壊しているのは、なにがなんでも”繁栄”、どんな事をしてでも手に入れる”平和”、義務の前に安全、安楽な生き方への執着、そしてとにかく手早く金持ちになる、という人生哲学だ。)
(アメリカを破壊しているのは、なにがなんでも”繁栄”、どんな事をしてでも手に入れる”平和”、義務の前に安全、安楽な生き方への執着、そしてとにかく手早く金持ちになる、という人生哲学だ。)
でもこれはアメリカだけでなく、日本でも世界の多くの場所でも同じだと思う、私自身だってそう。
何が何でもという意識は人を蹴落としてでも、とか回りを考えず、に繫がりかねない。フレキシブルに自分や自分の回りだけでなく、すべてが出来る限り害を受けない範囲で発展、前進できるのが理想。でもなかなか難しい。
たまたま見たこの動画も最近自分の中でいろいろ考えてる事と重なる。彼はビッグウエイブを追いかけるサーファーだが、父親もそのまた父親も漁師でずっと海とともに暮らしてきた。それが大きな工場が汚染水を川に流したり、将来を考えない開発を繰り返したりする事に対して反対運動を行っているのだが、海でずっと恩恵を受けてきた私達だからこそ、海の大切さは誰よりも知っている、誰よりも一杯のものを与えられているのだから誰よりも海を守る事に力を入れなくてはいけない立場なのかもしれない。
あのときピチレムの道ばたで知り合った少女がランチに招待してくれた家に住んでいた、お兄ちゃんがたぶんこの動画に出ているレイモンだったと思う。口数の少ない、でも一日何度も海に入り熱いものを秘めたサーファーという印象だった。彼のいっている事は日本でも全く同じ。海に関わっているものとして海を守ってくのは当たり前の事、あーあ、っていってるまに愛しい海がたくさんのものを与えてくれる海が汚されたら、ビーチが、サーフスポットが消えてしまったら、後悔しきれない。
ローカリズムとはビジターを排除することでも理不尽なルールを作る事ではなく、自分の故郷の海を守る事。ビジターがそれにインスパイアされておのづから気くばりをしながら乗るようになり、ルールがなくても皆が思いやりを持って海に入る雰囲気作りをする事、だと思う。
そしてこのレイモンのように自分の海を守り、次世代にも素晴らしい海を受け継いで行けるよう守っていくことが真のローカリズムだと思う。
アメリカは独立記念日だけどグローバルな気持ちでどこにいっても波乗りを共通語に責任ある行動をし、素晴らしいスポットを守っているローカル達に敬意を示し、自分のホームをしっかり守って皆が思いやりを持ってシェアしあえるいい雰囲気を作りたい、と夏を前に改めて思う。
ローカリズムとはビジターを排除することでも理不尽なルールを作る事ではなく、自分の故郷の海を守る事。ビジターがそれにインスパイアされておのづから気くばりをしながら乗るようになり、ルールがなくても皆が思いやりを持って海に入る雰囲気作りをする事、だと思う。
そしてこのレイモンのように自分の海を守り、次世代にも素晴らしい海を受け継いで行けるよう守っていくことが真のローカリズムだと思う。
アメリカは独立記念日だけどグローバルな気持ちでどこにいっても波乗りを共通語に責任ある行動をし、素晴らしいスポットを守っているローカル達に敬意を示し、自分のホームをしっかり守って皆が思いやりを持ってシェアしあえるいい雰囲気を作りたい、と夏を前に改めて思う。
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