2014-02-04

2月2日 スーパーボールサンデー


今日は鎌倉で何度かレッスンを受けていただいた石渡さんがマウイにご夫婦で来ているので朝待ち合わせ。石渡さんはすでにかなりスタンドアップにはまっていて熱心に沼南方面で楽しんでいるが、奥様はまだトライした事がない。せっかく始めるなら暖かいマウイで、という事で今日やる事になっていたのだが、あいにくの曇り空。ただ風はオフショアなので海面はそれほど荒れていない。とはいえ沖は5メートル以上吹いていそうだったので流されたらきつい.海を見てもらって決めようと思ったら、せっかくだからやってみたいと前向きな答えだったので用意をして海へ。ご主人も半月板と靭帯を痛めたばかりだったのであまり無理はできないけど、サポートとして一緒に出てくれた。
さあ、いざ出ようと言う時になって、急に雨雲がやってきて一気に風がオンショアにシフト、やられたーと言う感じだったが、まあ前向きに考えれば、沖に流される事はなくなるので海面がでこぼこして難しいけド、岸には確実に戻って来れるという安心感はある、という事でダメで元々だと思ってトライしましょうと励ましてるんだか落としてるんだかわからないようなアドバイスをして、一緒に海に出た。
普段だったら初めての人にこんなコンディションでレッスンはしないのだが、もう明日かえってしまうし、すべての準備をして海の前にいるのでまあ出るだけで手見ようとは思ったけどはへたしたら岸辺から沖に漕いでいけないと思っていた。私でも気を抜くと場ちゃんと落ちるくらいだったから。
(ご主人様も一緒に膝漕ぎでサポート)
でもへこたれずに頑張って漕いでくれ、沖の波がブレイクするあたりまで漕いでいけた。そしてかえりはラークラク、風に乗ってボードがすいすい進んであっという間に岸についてしまった。何度も立とうとトライもしてくれたまさみさん。方向転換なども頭で考えるというより感覚で覚えてしまうタイプのようで、考えすぎずにすんなりできたので、今度海面がスムーズな日にトライすれば全く問題なくどこにでも行けるだろう。
(後ろから押してくるうねりに翻弄されながらも果敢に立ち上がるまさみさん)
終了後着替えていたら近くにいたローカルのおじさんが講演でとったココナッツを分けてくれた.スプーンミートというプルプルした状態のココナッツ、おいしい!
その後近くのイワオ渓谷へ。お二人ともものすごいエネルギーを感じていたみたい。
最後はローカル色たっぷりのTasty crustでハワイらしいサイミンやパンケーキ。旅好きでいろんなところを旅しているお二人とゆっくりいろんな話ができて楽しかった。


(Darrik Doener)
スーパーボールサンデーというとこの写真を必ず思い出す。これは1988年のスーパーノールの日にデレクドーナーが乗った当時、最も大きな波とされるワイメアの波。スーパーボールの日はみんなテレビに釘付けで海も好いているのが常なのだが、この日の朝はそれほど大きくなかったらしくフットボールゲームの途中で大きくなり始めた波が気になってデレクは出て行き、雨まじりのなか、この波を乗ったらしい。当時のデレクは誰もが認める最高のビッグウエイブサーファーであり、エディーアイカウらの伝統を受け継ぐライフガードとしても多くのサーファーから尊敬されていた。その頃彼が経験したウソみたいな話や信じられないようなスピリチュアルな話は今でも私の記憶に鮮やかに残っている。

夕方から少しずつ波がサイズアップしてきた明日の朝は波が上がっていそうな予感。

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