ともんサップテクニックDVDがパーフェクトタイミングでリリースされた,一番最初のバッチ25本を持ってきてくれたのだが,すっかり完売、予約をしてくれた方も大勢いた。
まずは8時半からノルディックウオーク
近くのお寺まで気持ちのいいコースでいい汗をかく
そして10時過ぎから午前中はビギナークラスのレッスン。
(ウインドサーフィンやスタンドアップが大好きなお父様につれられてきたまりかチャン,とっても素直で礼儀正しいかわいらしく,しっかり乗れるようになりました)
その横で中級者上級者は昨日教わったことを一生懸命自主練していた。昨日のコンデョションとは打って変わり,完璧なスタンドアップコンディション,昨日苦労したビギナー達もすいすい漕いでたのしんでいた。
(りんのすけクンとお父さん)
4年生のりんのすけ君。ターンのコツがわかったとたん(まわりたい方向に自分の顔を向ける)顔が背中の方にまわってしまったかと思うくらい顔を目尻まくり,くるくる回れるようになっていた。あれは昨日のレースでハードのコンディションの泣かすごく頑張ったがチームが入賞できずに商品がもらえなかったので今日はレースにかける意欲が感じられた。レースはいつなのかと何度も聞かれ,協賛でもらったサプリは運動する前にのむと聞くと言ったら『子供がのんでも平気か』とわざわざ聞きにきて,レースのためにのんだからレースはまだか,と言ってきた,ほんとに可愛い!言いたいことかきたいエピソードはいくらでもある。
レースに出ること,速くなることがすべてではない。でも下手でもレースに出ると仲間意識もでき,たくさんの人と仲良くなれる。速くなればレースでも楽しいし,漕ぎ力がついて波乗りやコンディションが急変したときに危険を回避できる。上手くなって悪いことはないからどうせなら正しいフォームで早い上達をした方が得,それも皆で楽しくできるならなおさらだ。
(お昼休みには式部庵からの差し入れのわらび餅が大量に!昨日の晩も食べきれないほどの和菓子を差し入れしてくれた、いそがしいなかありがとうございます)
(わらび餅をほおばるとも)
私はキャンプのときには普段よりちょっとだけスパルタにするようにしている,ちょっときつい,もうしんどい,吐息が切れたり疲れたりするくらいの(ただしあまりに無理なことは絶対にさせないが)法が達成感があるし,必ず何かしら得るものがあるからだ。ハードな練習を一緒にすると参加者同士の結束も強くなる。今回はチームリレーの他にサップ相撲もイベントに加わったが,これがまたかなり盛り上がった。
それぞれガリーシュでつながり,よーいスタート!で反対方向に漕ぐ,落ちるか,真ん中のラインにまで引っ張られた方が負け。結構きついし,無様なこけ方をするので盛り上がる。
最初はそれほど乗り気じゃなかったレディースもいざやるとなるとかなりの熱気
(おっとっと,力が入りすぎてつんのめったりもする)
人数調整のためメンズクラスにも入ってもらったヨッシー、メンズクラス優勝(なんと新品のスターボードのパドルが賞品)の田辺サンとも対決。レースでは勝てたことないけど相撲で初めてヨッシーに勝てた!と喜んでるメンズもいた。
さて午後は中級上級クラス。基本プラスαの漕ぎ方をみっちり体に覚えさせる。大事なことはいくつかあるが,いっぺんにやろうとするとどれか忘れてしまうのでいっこいっこ集中して治し,少しずつ体で覚えてもらう。そういう意味ではもうすでに結構漕いできた人の方が悪い癖が治しにくい,初心者は白紙状態なのですんなりいいフォームができたりもする。
パドルフォームを身につけるべく,ある程度漕ぎ込んでから,中級はいろんな風のコンディションでの漕ぎ方,そしてマーク回航のコツなどをやリ、スタート練。レースでかつにはスタートで頭一つ先に出ることがとても重要。普段そんなこと一人で練習することはないけどスタートダッシュを皆で練習。
その後中級はちょっとスタートでハンデをもらって早めにスタートしながら上級と一緒に短距離レース。これはこの後のチームレースのためにも予行練習的要素がある。
(チームリレー,スタートも皆真剣)
ひととおり、やってからチームの組み合わせを発表し,全部で5名10チーム編成。チームは初心者から上級者,メーカーさんやスタッフまで皆ごっちゃになった編成。はじめたあったような人たち同士でだれがスタートになるか、アンカーになるかなど作戦を練ってもらい,リレーをしてもらう。これは去年やって本当に盛り上がり,また親睦を深めるためにも役だった。
何より練習の時より遥かに真剣にこいで,だれもが上手に漕ぐのだ。やはりチームレースとなると責任重大だからだろうか。
こんな適当でちっちゃなミニレースでも結構いろんなドラマがあったり笑いがあったり感動したり,皆の表情を見てもらえばわかるはず。
ちびっ子達も大人に交じって半でもなくレースに参加。皆よく頑張っていてうれしかった。
優勝は去年このキャンプでサップをはじめた文ちゃんこと水谷サンがアンカー。すっかりサップにはまっていろんなレースにも参加してるし,バハでは一番大きな波にテイクオフしていた。パタゴニアの豪華な賞品をゲット
2位のチームはわざとそう編成したわけではないがかなり年配がそろったシニアチーム。マヌーバーラインの中釜さんがアンカーでしめてくれた。
そして特別賞でスケートボードをもらったのは二日連続で頑張ってくれたキッズ。遠く倉敷からお父さんと来てくれた5年生の光クンと4年生のりんのすけ君。二人とも大人に交じってずっと頑張っていたし,明らかにフォームもスピードもよくなった。是非是非これからもレースに出たり,イベントに参加してキッズクラすを盛り上げていってほしいな。
こちらも頑張って続き家の二人虹帆と然君、兄弟対決のサップ相撲もがんばったね
彼らの他にも大阪からと御前崎から18歳が二人、そしてまりかちゃん,また今まで今日見すら持ってなかったけどここで皆とやってる中日善意漕ぎ方を覚えてしまったという大勢の子供達が楽しそうに漕いでいた。ここは遠浅でかなりの距離背が立つから安全で恐怖心もなくできるからサップのスクールには最適な場所だと思う。
自分も漕ぎたかったろうに,ボランティアでマッサージを受け持ってくれた早川サン,私も朝受けていたくて固くなっていた腰がすごく楽になった。
何から何まで楽しく,いろんな人と笑いあい練習できた
二日間。何よりこのイベントをオーガナイズしてくださったプカプカのみなさんに感謝。お客さん、スタッフの境界線がないような皆が率先してサポートしている様子はとても素晴らしかった。
そして今回モロカイレースを終えて空港からそのまま駆けつけてくれたとも。多分時差ぼけやレース後の気が抜けたような疲れもあったと思うけど,二日間ビッチリ皆に世界のトップレベルのテクニックやメンタリティーを示してくれた。彼のおかげでレースを極めようとしているような上級者でも学ぶことがたくさんあったと思う。
(レディースもたくさん参加,全体ではこの3倍くらいいたかな?)
初心者から上級車までが同じ感じで楽しみ学べるこのイベント,大成功だったと思うけど,まだまだ良くできる部分もある気がするので来年も是非開催し,さらに素晴らしいイベントができたらいいな,と思う。
参加してくれた皆さんの笑顔に乾杯!
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