今日はコンピューターに向かったり、生地を切ったりしながらジミー・ヘンドリックスのニューアルバム「PEOPLE, HELL AND ANGELS」を聞いている。リリースされたことがない曲ばかりが入っていてどれもなかなかいい、当分は海にいく時ノリノリでこれを聞いて行くことになるだろう。ジミー・ヘンドリックスは最も好きなミュージシャンの一人、その彼のまだリリースされてなかった曲がまだあったというのだから嬉しいことだ。
パタゴニアのクリーネストラインというブログの中でイエール大学においてイヴォンシュイナードが行った講演の内容が書かれていた。そこに出ていた文章だけでもいかに彼が実践の人で、難しい言葉を使わずにシンプルにそして具体的な実例でわかりやすく理解させてくれるかがよくわかる。
本当に自然とまっこうから向かい合えば、こうやって勉強させてくれるのだなと実感するし、頭や本で学ぶより絶対身に付くんじゃないかな、と思った。
クライミングもサーフィンも、その他どんなアウトドアのスポーツもとことん追求すると、禅を学ぶのと同じ過程を通り過ぎる気がする。
ブログからの抜粋
「議長 登山家としての人生がビジネスに影響を与えたかどうかという質問です。
イヴォン:ええ、私は禅の哲学の生徒として人生の大半を過ごしてきました。私は登攀について多くのことを学びましたが、それはゴールに集中するのではなく、プロセスに集中するということでした。私が今年の収益がどうなるのかを気にしない理由は、もしプロセスが上手くいってさえいれば、採算は取れるからです。私が唯一気にすることはそれなのです。私が登攀から学んだ大きなレッスンはそれです。そしてまた、時としてリスクに見えることがリスクではない、ということも学びました。」
結果ではなくプロセスを重視する、ほんとにこれは大事なことだと思う、結果のためにプロセスをスキップしたり、ずるしたら結果には何の意味もなくなるから。
そうはいっても禅を学ぶのと一緒で難しい。人間とは弱いものですぐ楽な方にいきたがり、ちょっと褒められたり、認められたりするといい気分になって調子に乗ったりしてしまう。でもだからこそ、大自然の近くにいて、必要なときには自然のパワーにぺちゃんこにされて謙虚にさせられることが必要なんじゃないかな?
年を取ったり、偉くなったりすると社会の中ではぺちゃんこにされる機会があまりなくなる、でもどんなに年を取って賢くなっても偉くなっても大自然にかなうことは絶対にない、だからこそやはり自然と接して常に謙虚であり続けることは大事なんじゃないかな、そう思う。
イヴォンさんの言う通り結果を心配せずプロセスを大事にすることを心がけたいと思う。良ーくわかっているけどなかなか完全に実践するのは難しい。
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