2012-10-19

10月18日 またもやサメ騒動

朝風がなさそう、波はちょっとサイズアップしたようなのでノリエガに行こうとしたらすでに行ってるランディーからの電話で風が入ってきてしまったとのこと、カナハへむかうことにした。
こちらはまだ風も入っていないので波は小さいけどちょっとだけでも出るか、と用意し始めたら、なぜかみんな海から帰ってくる。話を聞くとサメが出たらしく、ライフガードが全員に岸に上がるように指示しているらしい。
(サメがボードを噛んだ後、あごの幅は約10インチ?)
正しい情報はわからないが、ボーンヤーズ(カイトビーチのすぐ前にあるブレイク)にサメが出て、誰かのボードに噛み付いたとか。そしてスタンドアップのパドルで叩いて追いやったらしい。

以前にもカナハでウインドサーファーがサメに襲われたことはあったけど、やっぱり実際に見たら怖い。私だって先週足がガクガクする感じが一日なおらなかったもの。

後で新聞記事を見たら、教われたのはシェイパーのデイブ・ピーターソン、彼はサウザンピークスやカナハで朝早くいつも乗っている。スタンドアップをしていてボードの下から何かがぶつかってきて水に落ちたところ、サメの背中に落ち、ボードにサメが噛みつき、離さないので、パドルでサメを叩いてはなれさせたところ自分の方に泳いできたので、手であっちに行け、と押しのけたらそのままどこかに行ってしまったとか。ヒヤー怖い!
カナハの沖にはいつもサメがたくさん泳いでいるとヘリコプターのパイロットたちは言ってるし、わかっているけど、もしサメが自分の板に噛み付いてもパドルで戦えるだろうかと思うと全く自信ない。先週私もすぐ近くをぐるぐると泳がれたから、噛み付かれてもおかしくはなかったのだ。というわけでカナハはビーチクローズ。

風も出てきたので少し町で買い物など用事をすませ、タバルスで波チェックしているオータムに(というかマナちゃんに)会うために立ち寄り、マナちゃんをだっこしてたくさんのマナ(ハワイ語でパワーとか生命力などの意味)をもらってからレインズへ。
(Mana, you melt my heart. マナちゃんいつもありがとう!)

ちょっとオフショア、波はサイズアップしたとはいえそれほど大きくはない。最初はレインズ常連のクルーザー、スティーブ、ジムボーンズだけだったのだが、カナハがビーチクローズのため12時を過ぎた頃からなんだか知らない顔ぶれが大勢やってきた。今日は波もなくて特に乗りづらい日ではなかったので良かったけど、でも正直言うとこれを機会に、何だこっちでも乗れる、なんてレインズに来る人が増えたらやだなあ、と自分勝手なことを考えていた。カナハはほんとに混んでいて、ルールをわかっていない人が大勢なので波よりも人を心配しなくてはならない。レインズはみんなある程度わかっている人ばかりなので波に集中できる。だからその感じを壊されたくないのだ。
ちなみに作り直してもらったフィンの調子は絶好調、フットストラップの位置もほぼ把握できてきてニューボードの調子が良くなってきた。次の大きなスウエルにはこの板で出ることができそうだ。
というわけでごちゃごちゃ混む前に早めに終了
(稲村アウトサイドのラインナップ?小さな点にしか見えないサーファー、わかるかな?尊敬する抱井さんのFacebookより拝借)
日本はとんでもない波があちこちでブレイクしているようで、湘南でも私が見たこともないくらいのサイズの写真がアップされている。稲村とか大崎は何年もこの日を待ちながら生きているような人たちが目を輝かせながらパドルアウトを繰り返しているに違いない。そういう空気ってほんとに素敵、自分が乗れる乗れないは別にしてもその場にいて、その空気にふれたかったな。
こういう特別な日の緊張感、高揚感ってその先何日も何ヶ月も、下手したら何年も思い出してはよみがえるものだから。
These are the days that we feel so alive and connected to everything else in the world.

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