そのまま電車で札幌に、打ち合わせの時間ちょうどくらいに到着。ほんとに久しぶりの下にも再会。ニール・ハートマンは共通の友人はたくさんいるのに会ったことが無かったカメラマン。でも、会った瞬間からなぜみんなが慕うのか理解できた。ゴールドウインのオグチ君、そして山本さんも私がパタゴニアに関わっているにもかかわらず今回とっても魅力あるお仕事を私に依頼してくださった方々,とっても感謝している、何だってあこがれの三浦雄一郎さんにインタビューすることができるんだから。
(ヤーマンとトモキ、考えてみたら彼らと最初にニセコで出会ったのももう20年近く前のことになる!?あの頃の二人は巨大なアフロヘアーの口数の少ない子と貧乏で繊細そうな美大生っていうイメージだった。でも二人とも当時から自分が好きなことに向けて突き進んでいたな)
今夜のパーティーでは三浦雄一郎さんの43年前の映画「the man who skied down the Everest」が上映された。彼が38歳のときにエヴェレストのサウスコルからスキーで滑降したときのドキュメンタリー。何がすごいってあの時代、半世紀近くも前にこんなことを考えてやろうとしていたということがすごいし、あの恐ろしい斜面で転げ落ちたり、パラシュートでスピードをコントロールしようとしたりというその創造性に、もう最初っから最後までやられっぱなしだった。会場には新潟からヤーマン。そして三浦さんの直系の弟子佐々木大輔,ニセコパウダーガイドのトモキ君、そしてオリンピアンの中井タカや村上君、スキーヤーのシモ、パタゴニアストアのスタッフなどたくさんの顔見知りもいたけど、多分私たち全員がまとまってもあの三浦さんのバイタリティーにはかなわないんじゃないかな、そしてあの人間的魅力、全く三浦さんのやってきたことなど知らなそうな若いナイトクラブ好きのギャルっぽい女の子たちまで三浦さんが舞台に出てちょっと話し始めるとイエーイと盛り上がってしまうようなスター性を持っている。映画を見ていた時私の左にはトモキ、右には大ちゃんがいたけど、滑落シーンでは二人がかなり体を固くして見つめているのが感じられた、山岳ガイドをしながら滑っている彼らには私たち以上に感じるものがあったんじゃないかな。
いろんな嬉しい再会が会ったけど、十数年ぶりに会ったタカはほんとに嬉しかった。とってもハンサムで素敵な若い男性が覚えてますか?って声かけてくれた時、正直言ってわからず、「顔は覚えがあるんだけどー」なんて言ってしまったけど、タカっていわれてすぐわかった。マウントフッドで有望な若手として頑張っていた中井タカ、その後オリンピックでも大活躍、敵なしの選手だったのだ。彼は子供の頃から終始笑顔でとっても礼儀の正しいみんなからすかれる子だった、でも当時は14歳の中学生、今では立派で結婚して子供までいるのだから私がわからなくても仕方が無い。スノーボードキャンプで一緒だった子供たちや仲間と最近いろんなところで再会し、みんながそれぞれいろんな形で頑張っている様子を知ることができて、本当に嬉しい。
夜が深まって行くにつれ盛り上がりは増していき、結局4時近くまで終わらなかったらしいけど私は明日大事な仕事があり、準備をしっかりしておきたかったので早めに帰宅。
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