ジャクソンホールに住む大好きな仲間ケントとペニーがマウイに来ている。彼らはカイトにはまっていて、冬はバハにも行っていたらしい。もうずいぶんあっていなかったが、日本人が少ないジャクソンにおいて日系人のペニーと私は良くいろんな人に間違われていた。ペニーは私と同じくらい小柄でかなりの凄腕クライマーだと聞いている、ダインの男たちがぜんぜんおぼれないところを軽々と、そしてまったくおごったところを見せずにニコニコと上ってします。いつもとっても謙虚でおとなしい雰囲気なのでスポーツなんてそんなにやりそうに見えないのだが何百キロというトレイルを走るウルトラマラソンもやるし、かなりすごい女の子なのだ。ケントは夏も冬も山のガイド、アラスカのヘリスキー、ジャクソンのバックカントリー、そしてテトンエリアのクライミングのほか海外のいろんなところで山に登るプロのガイド。二人ともとってもすごい人、その二人から生まれたカイチローは2歳ですでに何をするのも一人でやりたがり、岩があるとすぐその上に上りたがる。
今日はケントを連れてレインズからダウンウインドカイト 。プロのガイドだけあって、まずはリーフの説明をすると、どんな感じかチェックしにブーツを履いてボードを持ちながらリーフを歩いてみていた。どれだけ滑るか、そのあたりに大きな穴が開いてるかなど調べている彼の様子を見て、さすがプロのガイドだなあと感心した。
もう一人のガイドの友人ロブもそうだけど、カイトの仕方を見ていてもプッシュはするが無理はしないし、見ていて安心感がある、何かあってもこの人たちはパニックしないし、何とかして帰ってくるだろうという気がするのだ。
予想通り彼はSolidなライディングでレインズ、クアウ、スプレックスと自由に走り回り二人で時間をかけていったり来たり、小さなアウターリーフを楽しんだり、通り過ぎるダウンウインドしているスタンドアップパドラーたちに挨拶したりしながら最後まで何ひとつトラブルなく降りていった。
帰り道はカイチロウがわたしにTreatをくれるということで皆でマナフーズに寄って食べ物やお菓子を買い込み、一緒に遊んだ。あの冒険心あふれる二人が親になったというのもなんか不思議だが、もっともっと親らしくない仲間たちがジャクソンではみんな子供を持っているらしく、みんなに会いたくなってきた。
風は強かったがとっても安定していて最高のコンディション。久々のカイトに帰り道はうとうとしてしまうほどの疲労感、夕食を食べたら8時前に気絶してしまった。
ハレアカラの山から昇ってきた満月。こういう景色を見ると、世界はすばらしいなあって実感する。
Priceless....
2012-06-03
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment