2012-05-01

5月1日 Sauvage 号 日本の南端到着!


 (撮影津村さん
ヨットで世界のもっとも厳しい天候のところを好んで(るようにしか見えない)旅しているフランス人の友人カップルがフィリピンから石垣に到着したようだ。石垣でいつもお世話になっている津村さんも自分で船を作ってしまうほどのヨットマンで世界を回っていたので事前にいろんなアドバイスなどをもらったりしていたのだが、すでに島を回れるよう自転車を貸してくれたり、いろいろお世話になってるようだ。
私が石垣の自然と海と人の優しさに惚れこんだように、きっとソフィーとディディエもこの島が大好きになるに違いない。
写真を見ると最近ヨットを買った(と聞いた気がする)カラさんがモーターショーを見に来た車好きの子供のような顔でうれしそうに写っていた。まあ船が好きでなくても彼らのヨットに乗れば旅心がわくわくしてくる。私のマーシャルで2週間お世話になったがもうあんなたびはできないだろうなっていうくらいすごかった。そして船にすむということがいかに大変で終わりのないメインテナンス仕事なのか良くわかった。

ソフィーとディディエは本当にタフで優しく、素敵なカップル。はじめて会ったときはほんの15分くらいだったのにめがあっただけでこの人たちとは合う!という直感があった。以来メールなどを交換し、マーシャルで一緒に過ごし、今ではほんとに心を許せる、そして信頼している友人だ。

石垣のあと鎌倉にも寄り、私がいろいろ案内したり、スタンドアップを一緒に楽しんだりする予定だったのだが、太平洋側の海は津波の瓦礫がものすごく多く危ないとのことで日本海側をとおって北上することに決めたという。残念だけれど、あの大きな海でもそれだけの瓦礫が浮かんでいる様子を思って怖くなった。そんなのに夜ぶつかったりしたら一発で終わりだろうから。

というわけでこの先長崎、新潟、佐渡などに止まりながら北海道の函館、釧路を回ってそのまま一気にアリューシャン諸島に向かう予定だ。もしも長崎、新潟、北海道などでケアしてもいいよーという方があればぜひ連絡してください。面白い経験話が山ほどある知り合って損はない人たちです。


ゴールデンウイーク中はお蕎麦屋のお仕事の手伝いもそうだが、スタンドアップパドルのプライベートレッスンのほうも殆んど毎日予約を戴いていた。お子さん、夫婦、初めての方、バリバリやってる方、後輩、海にあまり縁のなかった方などいろんな人にスタンドアップパドルをその人にあった楽しみ方や上達の仕方を伝えて一緒に楽しく乗りたいと思っていたのに、いったんキャンセル、直るまで延期してもらわなければならなくなり、本当に迷惑をかけてしまった。せっかく楽しみにしていただいていたのに本当に申し訳ない。まあ落ちまずに、なおったらその分までがんばって喜んでもらえるよう力を尽くすしかない。
午後痛み止めの薬を飲んだらものすごく楽になった。飲み続けたほうがいいのだろうか?

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