2012-03-23

3月20日 スタンドアップパドルのおさそい

なんだかマウイも完全に春、波も余りあがらないし、フキパにはトッププロたちが集結、そうカタログ撮影のシーズンがやってきたのだ。なんだか今年の冬は始まる前に終わってしまったという気分。もしかしたらトウインサイズのジョーズは(まあパドルサーフィンでやる人がすごかったからできなかったということもあるかもしれないが)一度もなかったのでは?
アウターリーフでのスタンドアップもほとんどなかったなあ。

さて、スタンドアップパドルというとサーフィン、あるいはロングディスタンスレースというイメージがあると思うのだけれど、このスポーツの良さはどんなものよりもいろんな形で楽しめるという点。だからこそ、アメリカでは海のない内地でもはやってきていて、内陸部にサーフショップができるほど。湖や川で楽しむ人が急増し、経済史でももっとも伸びているビジネスとして紹介されたのだ。
ではどんな風に楽しめるのか、というと

ビギナー、海のスポーツをしたことがない人でも
1、大きな板を使えば子供や犬を乗せて家族で楽しめる
2 子供でもサーフィンをやった事のない人やか弱い女性でもできる
3 バランス感覚を養ったり細かい筋肉をつける効果がある
4 お腹が出ていたおじさんたちが一気にやせるし、ハリウッドの女優さんやモデルの間でも大人気
5 普段ビーチやサーフィンでは見れない景色を沖から楽しめる。
6 波がなくても楽しめるので毎日海に出る習慣がつく
7 岸からでは何年かかってもつれないような大物が釣れる
8 散歩気分,ランニング気分で音楽を聴きながら湖や川でもクルージングを楽しめる
9 ハワイでならホエールウオッチング、亀、ドルフィンなど、日本でも大きな魚との遭遇など普段味わえない経験ができる

そしてサーフィンや他のウオータースポーツをやってきた人でも
1 場所を選べばサーフィンでは小さすぎるような波でも十分楽しい
2 波がない日にも海に出たくなる
3 サーフィンとは違う高い目線で波を見るので波を選びやすいし、テイクオフも早い
4 今までビーチで待っていてもらった彼女も気軽にできるので一緒に楽しめる
5 ウインドサーフィンやカイトでも風が上がらずいらいらすることがなくなる。
6 パドルスポーツという新しい世界が広がってくる
7 サーフィンでは行かないようなアウトにいくことが出来見る風景が変わる
8 目線が高いので海の底が見えて面白い。
9 見た感じよりずっとバランスとるのが難しく、けっこうな筋肉痛になる。
10 コアマッスル、また細かい筋肉の強化に最適、バランス感覚を養える

そしてサーフィン上級者、ウオーターマンには
1 風や波を見る目がさらに養われ、海面のくぼみやうねりの使い方がうまくなる
2 より大きな波にチャレンジできる
3 確実に筋力がアップする
4 道路がないところ、船ではつけないところなど普通では行くことができないところも探険できる。5 ロングディスタンス、海峡横断などのチャレンジができる
6 より海の知識が深くなると同時にひとつのスポーツに固執せず、オープンマインドで海と付き合っていく姿勢が生まれる


ただし、新しいスポーツでもあり、きちんとルールを守らなかったり、基本的な知識がないと大勢の人に迷惑をかけたり、事故を起こしたりする、どんなスポーツでも技術の上達よりそういう部分が一番大事、特に自分では気づかずに人に迷惑をかけたりしていることもあるのでその辺は絶対にしっかり学んでほしいと思う(新しいスポーツにはつき物だが、今スタンドアップも一部の周りのことを考えない人のためにイメージが悪くなりかねないでいる)

私は常日頃、環境に対する意識は外で遊ぶことから生まれ、育つと思っている。海や山で遊べば遊ぶほど、自然が自分にいかに多くを与え学ばせてくれているか実感する、と同時にだからこそ、自然がなくなってしまったら大変なことになると思うし、大事にしなくてはと切実に考えるようになる。だから環境保護のアクティビストのほとんどがアウトドアスポーツをやっている人か自然の中で暮らしていたり、仕事をしていたりする人なのだと思う。自然の中の一こまとしての自分を感じることができる。そして外に出ることでいかに自分がちっぽけか、そして心を占めていた悩みも苦しみも、そんなにたいしたことではないと思わせてくれたり、先行きが明るく見えてきたりするのも確か。こういうことはいくら本で読んだり、頭でわかっている陽でも実際にやってみることが一番手っ取り早い。

そして大人だけでなく子供たちにもそれを体験してほしいなと思う。家族みんなで大好きなことを共有し、そのことについて興奮しながら話ができるってどんなに楽しいことだろう、ハワイにはそういう家族が多く、とても素敵だなと思うのだ。
ぜひ気軽にスタンドアップパドルを試してもらいたいあるいはさらにスタンドアップの奥深いすばらしさ、冒険を安全に経験できる機会をシェアしたいと思っている。簡単にできそうだけどちょっとコツを知るだけでぐっと上達する、そして事故を起こさないように風や天候を常にチェックして沖から戻れなかったり、人を怪我させたりしないように基本的なことやルールをしっかり知ってもらうため、スタンドアップがいい形で浸透していってほしいのだ。

というわけで日本に帰国中はスタンドアップパドルのプライベートレッスンをしようと思います。ビギナーはもちろん経験者の方でもクルージングなどをしたくても一人では不安という方も天気や風の見方、そして、漕ぎ方のコツやテクニックなどをアドバイスしながら沖からの景色を楽しみましょう。個人個人の関心とレベルに合わせてプログラムを組みます。

詳しいことはまたブログやフェイスブックにアップする予定ですが、夏に向けてステップアップしたい方、新しいスポーツを試してみたい方、ぜひお問い合わせください。


マンオンマンで基本料金が2時間8000円から(ギアレンタル別)詳しい内容、料金については直接お問い合わせください。
メールアドレスはmauitomo@hotmail.comあるいはFacebookのメッセージでも連絡が取れま


ショップやグループ単位での出張サービスも期間限定で受け付けます。海だけでなく湖などでもオーケー、前からやりたかったスタンドアップのデモ巡業のきっかけになれば、と思っているので相談してみてください。スライドショーなども可能です。ちなみにハワイではスタンドアップパドル経験者限定でマウイの有名なマリコダウンウインドのサポートをします。初心者用のレッスンはキヘイのゼログラビティー、ひろさんがやっているのでぜひ!


レアード、カラマらによると、彼らが今までにあらゆるスポーツからえてきた知識すべてを使うスポーツがスタンドアップパドルなのだ、とのこと。ぜひだまされたと思って一度トライしてみてください。絶対後悔はしませんから!

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