波はかなり小さくなり、朝はグラッシー、でも今日は久々にヨガに行こうと思ってスタジオに行ってみるともうスターと時間なのに誰もいない、そうだった、ずっとサボっていたから忘れていたけど最近は木曜日ではなく金曜日になったんだっけ。というわけで家に戻り、カイトの道具と万が一風が弱いときのためにスタンドアップフィッシングの道具を積んで海へ。
おとといの夜マウイに来たロブと一緒にカイトビーチへ行ったら、なんだか大きなトレーラーやモーターホームがとまっている。何かと思ったらアメリカでもっとも大きなチェーン店のひとつ、Targetのコマーシャル撮影だった。
風はまだ弱く、メンズは12mでプレーニングするかしないか。しばらくの間のんびりビーチで読書したりしているうちに風は上がってきた。
波はないけどストラップレスに7mで出てタック練習。ぜんぜん練習しないのでなかなか出来ないけど、ジャイブ同様回数やればできるようにはなるだろう、そういうことを練習するにはいいコンディション(ほかに楽しめる波もないし風はコンスタントで強くないので)
というわけで1時間ちょっとタックの練習などして終了。
夜はみんなでDNAが採用されるようになって無罪が証明された人たちについてのドキュメンタリーを見た。この人たちは自分が侵してもいない罪のために20年以上ひどい人は死刑判決を受けその間ずっと独房で、拷問などの実験台などにされたり最初の3年間は誰とも口をきくことを許されなかったりした。DNAのおかげで無罪になり社会に出てこれたけれど、それでも今までの犯罪記録を消し去るのにお金がかかったり、就職先がなかったり、また社会があまりにも変わっていて適応できなかったりいろんな問題がある。多くの無罪で出てこれた人たちは、いまだに刑務所に入れられている無罪を証明したいと思っている人たちのための活動をしているが、それはその状態がどんなに苦しいこと髪をもって知っているからなのだろう。彼らの気持ちや彼らの家族などの思いを考えると身がつまされる思いにかられる。最近良く感じるのがどんな社会でも結局はマイノリティーがつらい思いをする立場にいるということ。まったく違う状況ではあれ、この無実の人たちの経験してきたこと、そして今福島に住み、政府や東電のやってることに振り回され、自分たちのコントロールではどうにもならない状況に置かれている人たちも似た部分があるような気がする。
上からの目線でなく、同じ立場から物事を考えてくれる人がもっと政府を動かしてくれればいいのだけれど、なかなかそうも行かないのだろう、おいしい思いや権力がある立場につくとついそれを自分のために使いたくなるのが人間の弱さなのかもしれないな。
2012-01-20
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