(滞在中のトモと北島さん)
もう震災から2ヶ月がたってしまった。時が立つのは早いと私たちは簡単に言えるけどいまだに水道もなく電気がやっと通るか通らないかのところも多いらしい。
キャ ンプ生活が好きでわざわざ不便なところにキャンプにしに行く私ですら2ヶ月もそんな生活をしたら、もう柔らかい布団、砂埃を感じないスペース、ありったけ のお湯を使えるシャワーが恋しくなるし、そのうえ東北はこの2ヶ月寒かったはず。お年寄りや野外生活に慣れていない人たちがプライベートもなく2ヶ月暮ら すことの大変なことは想像以上だと思う。それにもう、ヤーメタ!というわけには行かないのだ。被災した皆さんが少しでも早く快適な暮らしに戻れるように祈 りたい。
ボランティアの活動もいろんなところでいろんな形で続いているようで(といっても実際に行ったわけではないので正確にはわからないのだが)すばらしいと思う。一人の力は微々たるものでも集まれば大きな力になることもある、今回ほどそれを感じることはない。
マ ウイでみんなで頑張って集めたお金の一部を持って日本に帰る。このお金は忙しい中一生懸命自分のできることをやろうとしてくれた人たち、心を込めて寄付し てくれた人たちの本当にたくさんの心と祈りが詰まっているお金。できるだけ物資は友人や送ってくれる人たちを頼りにして、このお金は現地で必要なものがわ かったときにものを買って寄付したり(現地にお金を落とすことも大事だと思うので)復旧作業に必要な資金や子供たち本当に困っている人たちに役に立つよう 直接渡したいと思っている。マウイで集めたお金はお金持ちの人や大企業からの寄付金ではなくほとんどが私のようにぎりぎりで生活しながら預金もそんなにな いようなマウイの一般家庭の人たちからのもの。仲間内ではチャリティー貧乏なんて言葉が生まれるほど(もちろんジョークであってみんな喜んで寄付したりお 金を出してくれているのだが気がつくと手元に何もないって言う感じ)
でもその過程で多くのすばらしい仲間ができたし、このお金で一人でも二人でも東北の人が笑顔になればという気持ちでみんなやっている。
マウイの活動もまだまだ続いていてそれぞれがいろんなイベントにシャツをもっていって売ってくれたりしているし、長期戦で頑張っていく気持ちもみんな一緒だ。
昨 日より体調はアップ、ただし歯を抜いた部分がいたい、なんだかちょっと炎症か化膿しているような気がする。それが痛いのが気になっている。今までずっと吹 いていた風も弱くなってしまい、このまま週末のレースまでこの状態のようで困っている。私や普段からマウイで乗ってる連中はかぜは吹けば吹くほど得意だ し、吹かない中でなんて誰も練習していない。40ノットの風が吹いていたのに、今日はそよそよカナハ周辺は3ノットとか!ため息が出てしまう。
今日ももう一日様子を見て体調を復活させルことにしたけど、何でいつもこう大事なときに体調がダウンするのだろう?まったく自己管理しっかりできてない。しっかりしなくちゃ。
2011-05-14
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