2011-04-14

4月12日 歯抜けばあさん

昨日はとうとう痛む歯を抜いた。ハワイにいるあいだ歯の保険がないので普段は日本に帰るまで我慢するのだが、今回はどうにも我慢できず、いろいろ調べたところ、デンタルの保険がない人のための医療機関があったのだ。移動式バスのなかでの治療だが、朝一番に乗り込んだ。とても感じのいい人ばかりでそのうえ従来の料金に比べたらずっと安く済んだので本当に助かった。歯を抜いたけど奥歯なので目立たないことが救いだ。さすがに歯を抜いた痛み、もあるし、これから海に入って傷口から菌が入ると困るので今日は海に入れずだったので今日は波はそれほどないようだがサウスまで行って海に入った。

Pray for japan from Maui
の活動を一緒にしている晶子ちゃんや真壁さんファミリーも来ていた、波はいまいちでも海につかるだけで違うねーとみんな笑顔。ほんとほんと。Ocean cleans our souls!

さて、寄付としてプリントやサンが作ってくれたTシャツが結構売れ、このお金はTシャツ作りの資金として使ってくださいと寄付してくださった方がいたので(確かにそうすると300ドルの寄付がうまくすれば2000ドルの寄付に変わるのだ)、追加のオーダーをした。どれだけ売れるかわからないが、もしも手に入れたいという方があれば(できるだけ枚数まとめてのほうがありがたいけれど送料を持っていただければどこにでも送ります)連絡ください。
お問い合わせはPray for japan のホームページ、あるいはフェイスブックページにて
今週末にはサイズS,M,L,XLそしてレディースサイズのTシャツ、タンクトップ、キッズサイズも少々届く予定。週末のベネフィットコンサート、

みんなから集めたたくさんの寄付をもっと自ら日本に向かったカービー福永、彼は以前日本国内のプロツアーにでていたこともあり、日本とハワイのサーフィンをつなげる架け橋のような人、どこからあれだけのエネルギーと時間を見つけるのかといつも不思議に思うのだが、今東北を回りながらあまりの被害、そして一ヶ月たってもなおまったくくぁっ多様に見えないひどい状況にショックを受けている。そしてこれからいったん東京に戻り、次のミッションをどうするべきか考え、リチャージしてから動くという。遠くマウイにいて情報が少ない私たちにとって彼のように実際見て人に触れてその状況をメールしてくれるのはとてもありがたい、忙しいだろうに、そして何千というメールをもらっているはずなのだが、私たちに大事なことを伝えようとしてくれている。その彼の一生懸命さに私たちもマウイでできることをして応えたいと思う。

彼らが道端で邪魔にならないように車の中で寝ようとしていたら、地元の人が近づいてきて、
「ここは平らじゃないから寝づらいだろうけどもうちょっと先に平らなところがあるよ」と案内してくれたらしい、そして翌朝彼ら自身も電気も水もないのに、一人一個ずつおにぎりと紙コップに入った暖かいお味噌汁の差し入れを持ってきてくれたという。
まさに東北らしいエピソードだなと胸が一杯になった。被災地でいろんな人がいろんな形で前に進もうとがんばっている。人間てこんなにもがんばれるんだなと尊敬の気持ちで一杯だ。

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