2010-06-29

6月27日 Tracy and Elliot's Big Day


レインズでのカイトウエイブライデイングではダントツにうまくて誰よりも乗っていることで尊敬しているエリオット、そして10年近く前に知り合い、友達としても仕事のパートナーとしても素晴らしい付き合いをさせてもらい、一緒にいろんなところに旅してきたトレーシー、この二人が今日結婚する。もう何年も前に婚約だけはしていたけどなかなか式を挙げるとなると予定や、お金など色々大変。でも年がたつごとにさらに仲良くなっている感じがする二人、ビデオグラファー、フォトグラファーとしてお互いを助け合ったり一緒に仕事を組んだりもしているし、二人とも背が高くめちゃくちゃえになるカップルなのだ。

二人の話をしだしたらキリがないが、二人の大切な場をシェアできることをとってもうれしく思っている。
朝まずサウザンピークスでスタンドアップパドル。波はそんなに大きくなかったが引き潮でスピードがある波だった仕込んでなかったのでかなり楽しめた。その後ちょっと上がって太郎さんたちを待っていたらそのままうとうと。起きたらもう余り時間がなく、あわてて太郎さんたちを追っかけて天満と太朗さんのサーフィンショットを撮った。天満もがんばってくれて短時間の中で何本も波に乗った。天満も楽しそうだけど、太朗さんのうれしそうな顔といったら!やっぱり子供が3歳までに一生分の親孝行するって言うのは本当だなあと思う。その後マジックハンドの持ち主、えみさんのところへ。キヘイに住む笑みさんはサーファーのかなチャンに紹介してもらったのだが、プラナセラピーをしてくれる。形で見えないものだけれど経験したものにしかわからない体の治療法方とでもいおうか、自分の治癒力を引き出してもらえるのか、それとも宇宙の治癒力を引き込んでいるのか、よくわからないけど自分の体がかなりぼろぼろで、それを一生懸命な襲うとしているのは感じられる。もっと体の訴えることに耳を向けなければいけないなあ、と反省、そしてトータルリラックスをさせていただいた。

そのまま今度ハワイレアのウエデイング会場へ。エリオットとトレーシーのファミリー、そしてマウイの親しい友人達がたくさん集まり、これ以上はないという素晴らしい景色と雰囲気の元、ハワイアンの結婚式が行われた。トレーシーはもともとモデルみたいにきれいなのだが、今日は彼女はいつも以上に、ほんとにバービードールのような素敵さで、出てきたとたんに猛感激でウルウル、隣を見たら横にいたらルーシーもやっぱり鼻をずずーとすすっていた。結婚の誓いの言葉を言うときにきっと泣いてしまうだろう、それもヒーヒー泣いてしまうんじゃないか、と心配していたトレーシーは最後までしっかりこなし、とっても立派でびっくり。でももっと素敵だったのはエリオット、誓いの言葉の途中に感極まって、くくーと袖で目をこすり、言葉に詰まってしまったエリオット。普段は無表情で、どちらかというとぶっきらぼう、タフガイを装っているだけに、そんな彼の様子に私たちも一気に視界がぼやけて、鼻がずるずる、下手すると声あげて泣き出しそうになったしまった。エリオットやるなあ、かわいいなあ。ほんとに二人とも幸せそうで美しかった。

結婚式も素晴らしかったけどその後のレセプションも最高、カイト仲間のペギーが所有しているマケナの海の前にある何十年も前からあるビーチハウスをこの日のために提供してくれた。とってもハワイアナな雰囲気のある素敵なセッテイングのなか、ちびっ子フラガールズのショー、そして鉄板焼きのパフォーマンス、二人の子供のころの恥ずかしい写真を含めてスライドショーなど、みんなが楽しめるものがたくさんで、大いに盛り上がった。
かしこまらず、スピーチもほとんどなく(ただし、ここでもトレーシーはみんなに対する素晴らしいお礼のスピーチをし、エリオットはその後にマイクを渡され、絶句し、その後ちょっとだけスピーチしたたけどまたもや感無量で言葉につまり、なんだかとっても親近感を感じさせてくれた)
結婚式ギリギリに、トレーシーのお母さんの具合が悪くなり、がんの宣告を受け、結婚式にも来られなくなってしまった。トレーシーも急遽実家に戻り、本の数週間前に帰ってきて、それから大慌てで準備をしたのだが、今回は来れなかったトレーシーの家族達のために式の様子をオンランでライブ放送できるようにセットもした。カメラに向かってお母さんに語りかけているトレーシーとエリオット、ほんとにこれからも素晴らしい家族がふた家族つながってさらに素晴らしいものになるんだな、とそばにいるだけでこっちまで幸せな気持ちでいっぱいになった。

彼らの結婚式のタイトルフレーズは
Today I marry my friend,
The one I laugh with,
Live for、
LOVE


心の底からおめでとう。

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