昔から名前は聞いていたし、カイトでは乗ったことがある場所、でも一応アウターリーフだし、そのスポットを大切にしている人もいるだろうから大きいときに下手くそが出てきて、気分台無し、何てことしないように、誰かが誘ってくれるまでは行くまいと思っていた場所に今日は連れて行ってもらった。
波が上がる予報だったのでしょっぱなからでっかかったら恐いなあとちょっと緊張していたものの、予報は外れて昨日よりも小さなサイズ。これでは反対に波が割れていないんじゃないかとも思ったけれど、連れて行ってくれた人が「まあ、なければないでどんな感じなのかとか、どの辺にラインナップを置けばいいのか教えてあげるよ、それにこれくらいのサイズの方が人が誰もいなくて結構楽しかったりするんだ」という。
私もせっかくのチャンスだし、何より風がまったくなくてとてもきれいな海なので散歩気分でこいでみようと海に出た。
昨日もグラッシーだったけれど今日はそれにもまして鏡のようで、海の中が丸見え、結構汚いはずの海だけど海底には珊瑚もたくさん見え、亀が泳いでいるのもくっきり見えて水中眼鏡も要らないほど。その上海には二人だけ。波は小さく最初はほんとに割れないんじゃないかと思ったけど波の質がだんだんわかってきてのり位置がはっきりしてくると小さいながらもロングライドが出来るので二人では波の数に追いつかない。結局朝7時過ぎに出てから11時まで休みなしに漕いでいたから最後はぐったり、帰りに買い物に寄ったときたっていられずにしゃがみたくなるほど疲れていることに気がついた。
結局年末はこのまま波に終われて終わってしまいそうだけれど、乗れるときに乗っておかないと後悔するので最低限の仕事だけはしっかりこなして体も壊さないように気をつけながらできるだけたくさん波に乗って練習に励もうと思う。
選択肢が二つある。みんながたくさん集まっているところにいって波乗れないといらいら、きりきりするか、小さな波でもいいから回りを気にせず乗れるところ、漕ぐ距離は長くても人が来ないところを探してハッピーに乗ることをえらぶか、結局はハッピーになるために海に出るんだから答えは明快だ。連れて行ってくれたことに感謝し、またこの場所を大事にして、荒らさない程度に訪れたいと思う。
2009-12-30
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