ケビン・プリチャード
朝からハイクは雨、でもこれはトレードウインドの方向から風が吹いている印なので、今日は大会をやるかもしれない。波はサイズダウン。先に出発したもおちゃんを追いかけて私も10時ごろホキパに向かった。今日はプロメンズからと発表があり、もおちゃんのヒートまでは回ってきそうにない。波は20分に一度頭くらいのセットが来る感じ。かなり渋いが、これよりひどいコンディションでもなんどもやっているからどんどん進めていくだろう。
(今回一番心を奪われている選手、(名前わからないけど)ユースクラスに出ているチビ子でヨーロッパの選手らしいんだけどもうこの場ですごい選手たちと一緒に大会出てることが嬉しくてしょうがない、そんな感じでビーチを飛び回っていたり、お兄ちゃん選手たちの後ろをくっついて喋りっぱなし。そういえばジェイソンプライヤーが最初に来た時も、ジェイソンポラカウの時も。リーバイも、ゴヤもみんなあんなだったなあ。このままあの目のきらめきを失わずに続ければ絶対将来は大物になる、と長年若者がプロになっていく様子を見て来た私は確信する)
普段ウインド全然やっていないであろう選手もチラホロラ、サップではレースもウエイブも活躍のゼイン。
ビッグウエイブツアーで波に乗ってるフランシスコポルチェラ、
こちらのサップで活躍中、この間も日本のサップの大会で優勝したベーンド、彼はウインドもお頑張ってるけどね。
何をやらせてもトップクラス。
なかなかいい波がつかめないコンディションでも最後にはきちんとまとめる、さすがのカイ。
日本のメンズはみんな今日ヒートがあり、最初の板庇ユウマプロと、橋本ひろプロのヒートだけ見学。ユウマくんはもうちょっと頑張ればアップしたかもしれないけど、残念。
まあ、トップの人たちはどんなコンディションでもしっかりメイク、こんなところでどうやってというような弱いセクションでもエアリアルしてちゃんと着水するからすごい。でもまだチャンスはあるので頑張って。
リーバイ、お得意のトウイーク。
浜で出番を待っていたリーバイやケビンプリチャードと話したけど、やはり彼らだって、このようなコンディションでは差がつけにくいしセットを逃したら負けてしまいかねないから、大きな波より反対にナーバスになったりするようだ。モチベーションだって上がらないだろう、でもそこをどうやって克服するかがトッププロのすごいところ。「ミニマム(最低限)のコンディションだねー」と何度もなんどもセッティングしたセールをパンピングして眺めているリーバイを見ると、(嫌だなあ、こんなんだと誰にでも運が良ければ勝つチャンスあるし下手したら負けてしまうかも)という気持ちが見えるけど、「まあ、大会側もヒート消化したいんだろうし、一回戦目は誰も落ちないヒート(リパチャージでもう一回チャンスがある)からね」とメローに構えている風を見せていた。ケビンもそこで笑いながら、横でスッキリした顔のカイ・レニー(kaiにしてはかなりパフォーマンス的にも渋かったけどそれでも最後にとウイークのエアリアルをミドルセクションの掘れてない小さな波でメイク)に「お前は終わっちゃっていいなあ」と言っていた。
結果的にはケビンもリーバイもどんなコンディションでもやっぱり上手い人はうまい!朋ちゃんが言ってたようにしっかり勝ち上がったようだけど、確かにうまい人は風がなくてもガスティーでもコナミでも大波でも上に上がってくる。最後優勝するかしないかはその人がその日勢いに乗ってるか、波巡りがいいかが関係してくるけど、そのレベルまでいけば頑張ってやり続けていると必ず優勝も自分の順番が回ってくる気がする。
睡眠不足だからなのか、体がだるく、家でお弁当を食べてからゴロンとしてたらもおちゃんが帰ってきた。今日も二人でトレーニングで汗をかき、美味しいご飯をモリモリ食べて、早々就寝。
明日はどうかな?
No comments:
Post a Comment