2016-07-31

7月31日 M2Oレース

日本では昨日最も選手が集まるレース、徳島サップマラソンで多くの友人がそれぞれの目標に向かって漕ぎきった。
そしてちょうど今ごろハワイではモロカイから遠くみ薄く見えるオアフ島に向かって50キロの海峡を一人で漕いでいる友人たちがいる。
なかなか近づいてこない島に向かって世界のトップパドラーたちでも毎回、「もうリタイアしよう」という気持ちと戦いながら早い人で4時間、遅い人で8時間漕ぎ続ける。
レースとはいえ30分も経ったら大きな海で人はほとんど見えないほど散らばるから自分との戦い。自分と向き合い、なだめ、励まし、叱責し、そして自分も知らなかった自分を発見したりする経験。
モロカイレースは私には腰を痛める前ノリにノっていた時でさえ一人で漕げる気がしなかったけれど、ジョーズの波乗りと同じように大きな感動とインスピレーションを与えてもらえる人間の可能性の太刀打ちできない自然のパワーのすごさを目の当たりにするものとして畏敬の念を抱いている。
ジョーズもモロカイも自分ではできなくてもそれに挑戦する人たちの準備や心構えを見ながら自分なりに噛み砕き、自分のレベルでいろんなことへの準備や心構えに最善を尽くさなくてはと背筋を伸ばさせてくれる。
世界最高峰、世界一過酷なパドルレース、channel of bone(漕ぎ終わった頃には骨と皮になっている)、その海峡の真ん中あたりを漕ぎ続けている頃かな。トップはそろそろゴールかな。
とも、ケニー、永松くん、津村さん、荒木さん、そしてもえちゃん、それぞれの立場や思いがあると思うけどどれも素晴らしいしストーリーとドラマがあるはず。もちろん日本人だけでなく出ている全ての人が毎回ものすごい感動のストーリーを聞かせてくれる。今回は両手義手の方も挑戦、毎年腰から下が麻痺しているのにプローンでフィニッシュするとんでもない勇士もいる。
オアフのゴールについた時、どんなに疲労していてもいい笑顔が出るよう、タイムじゃなくて自分が満足できるようなレースができることを心から祈ってます。

2016-07-26

7月26日 東京バウンド

久々の東京デー、雨交じりだけどその分涼しくていいかな。
まずは原宿へ。人の流れにうまく乗れず海でカレントに逆らってなかなか行きたいところにたどり着かないような思いをする。

かなり早めに着いてしまったのでぶらぶらお店覗こうと思ったけど竹下通りを通ってしまったので覗きたいようなお店もなく、、笑クレープ食べるわけにもいかないし。
ビームスで服をチェックしたらとても素敵だったけれど物欲はほとんどどっかに行ってしまったし、服はパタゴニアでありがたいことに一生着れるほどいただいている。

今日は友人の小口くんに彼の友人を紹介していただいた、一応ビジネスのお話だけどそれより気の合う人同士を紹介し、今後面白いことが起こるといいね、的なもの。小口くんは私がアウトドア業界のマーケティングで一番面白いことやってると思ってる人であり、そのネットワークは素晴らしいのだが、そのネットワーク作りの影にはこういった心と心が触れあるおつきあいがあるんだなと勉強した。

そしてプレゼンに関してもとーっても貴重なことをたくさん教えてもらい、忙しい中力のない私をさりげなく応援してくれようとする彼のハートに泣ける思いだった。ありがとう、がんばるよ!
 その後石垣でいつもお世話になってる北島さんの写真展へ。
まさに石垣の夏のように鮮やかでパキーンとした写真が大きなサイズで見ることができ、とっても素晴らしかった。

そしてそこに一緒に行った雑誌ブレードの編集長水谷さん、旅行会社geekアウトの細田さんとの打ち合わせもじっくりやって、鎌倉に戻ってきたのは11時前・

ともちゃんよく頑張りました、とほめてあげたくなるところだけど、これを毎日やってるお父さんたちはたくさんいるのだ。すごいなあ。

2016-07-23

7月23日 Happy Wedding (バブルスたちからのかけがえのない贈り物 )

朝8時に新宿出発。近所に住むケニア君の車と連動しながら長野方面へ。
途中サービスエリアでトイレ休憩。

ケニア号に乗った3人とも本当に久々の再会。











20年近く会っていなかったスノーボードの友人にたくさん会えて、バブルスの一生で一番幸せな日にこの場に入られたこと、本当に嬉しく思う。幸せのおすそ分けありがとう。


それにしてもかっこつけのバブルス(でもかっこつけてるんだけど嫌味じゃないし、抜けてる時もあるし、そしてめっちゃくちゃ決まりすぎて本当にたまらなくかっこいい時もある笑)式の間じゅうかっこよかったけど、結婚式のフィナーレは花火、それも一個か二個くらい上がるのかと思ったら、鎌倉で見れなかった分ここで楽しめたって思えるくらいのクオリティーと数!かっこつけすぎでしょう!

夜は夜でキャンプ場でフェスみたいなノリ、私は睡魔に襲われ早めにリタイアしたけど夏なのに寒かったー!笑

2016-07-22

7月22日 グリーンクロージングの田口ファミリー

春だったか冬だったか、突然バブルスから電話があった。なんかもぞもぞ元気?とか話してるからもしかして怪我の回復がうまく進んでなくて悩んでるのかな、と思ったり、いや、結婚式かな?とさっさと内容入ってくれ、と思いながら電話の反対側で待っていると、7月の23日なんて日本いないですよね、というので、これは結婚式だ、とピーンときて、怪我で落ち込んでるわけではないのだとわかって嬉しくなった(まあ怪我で一冬滑れなかったので落ち込んでないわけではないと思うけど)

それも帰国の日程が22日で結婚式は23日。これはもう池と神様に言われているとしか思えないよ、行かせていただきます、とその場で返事をし、そんなわけで今回はちょっと早めの帰国。そして鎌倉の実家に戻るの面倒なので、きっと東京から長野に行く人がいるはずだと声をかけたらすぐに乗ってっていいよーの返事が幾つもきた。

成田から新宿までバスに乗り、そのまま京王線で一駅行ったところに久々に会う田口君が待っててくれた。
グリーンクロージングをやってる田口君はわたしがスノーボードを始めた頃一番目立ってたストーミーチームのメンバーの一人で、初めて見たスノーボードの大会で(実はその時の優勝はバブルス)目立つレイバックを見せたり、みんながハーフパイプ10回くらいヒットしてるところどでかい横っ飛びで3発くらいで終わっちゃうようなライディング見せていて(笑)、すごく印象に残っている。ま、勝てなくても人に強烈なインパクトを残すっていう意味でプロフェッショナルなのだ。

その後も太郎さんやヤーマンケニア君、ひがいさん、シーサーなど私にとって一番スノーボードのコアを感じさせてくれる仲間先生の一人。彼に昔のスノーボードを語らせると面白くてたまらない。

そんなわけで鎌倉にも帰らずに、楽チンさせてもらい、美味しいお蕎麦を食べて、お家で気持ちいいお風呂に入らせてもらい、これまた懐かしい奥様の友ちゃんと大きくなったのの子ちゃんと一緒に過ごすことができた。

明日は田口家の車に便乗させてもらって、野尻湖の結婚式会場まで!
すごい日になる予感!

2016-07-21

7月21日 再び出発

今回は実際に短かったこともあるし、マウイについてから2週間半荷物が届かなかったりで、バタバタしっぱなしのまま終わってしまった感じだが、なんとか日本に帰る飛行機に乗った。
ダウンウインドも風があまりなく、(風が弱い中やるにはまだ自分の腰に不安があるので)2回しかできなかったし、友達も大勢来ていたのに、いっぺんに大勢い過ぎてみんなとじっくり丁寧に付き合えた気がしない。それがストレスになって更に自分が疲れたり、自分の要領の悪さ、効率の悪さばかり見えた感じだった。でも反省ばかりで前に進まないのも良くないので、しょーがない、まいっか、方式でいくしかない。

今一番頭にあるのは9月に宮崎で開催するバタフライエフェクトと映画上映会のこと。
着々と素敵な女性たちが関わってくれていて、参加者の申し込みもありイベント的には絶対いいエネルギーにあふれると思うのだが、なんせ資金繰りにめどがつかず、じゃあ、まず私が建て替えて、と言いたいところだけど、建て替えるどころか自分の生活すらアップアップなので、そこがストレスになっている。でもダメだダメだと思ってると本当にダメになってしまうし、支えてくれてそれぞれができることでサポートしてくれようとしている人がたくさん周りにいるので必ずメイクできると信じてとにかく全力投球しようと思う。

飛行機の中でサブタイトルの最終チェック。映画の素晴らしさを伝えるためにも日本語で簡潔にでもしっかりグッとくるような言葉で映画の中でのみんなの言葉を日本語にしなくてはならない、責任重大。がんばらないと。

昨日からトレードウインドが戻り気持ちいい夏らしい天気になってきた。飛行機の中から見下ろすマウイはハレアカラが輝き、海は白波が飛び、カフルイの向こうに騎兵の海が見えて、ああ、やはりパワフルな島だなあと実感する。
Mahalo ke akua. いつも自然に抱かれている感覚を忘れずにいさせてくれることに感謝!

さあ、夏本番、がんばるぞ。

2016-07-19

7月19日 スモモと波乗りデート

 今朝はスモモと朝練に撒布共と一緒に参加させてもらった。サーフィン下手くそな私は泳いでカメラマン。(このサイズだったら一番いい練習になるんだろうけど人がいるときにして出られない)
 毎年会うたびに上手くなってるスモモ。そしてすでに何やってもサーファーらしく様になってる。
 もちろん今年はすべての波自分で漕いで乗っているし、お父さんは別のポイントで勝手に乗ってる。
 こんな感じですんなりテイクオフ
 殿もライディングを見ながら余裕のパドルアウト
 カメラ目線
 こちらもカメラ目線
 しっかり進行方向を見てフォームもバッチリ
 おっとっと(笑ってごまかす)
 トモもコストコのボードが意外に面白いと楽しんでいた。
私も泳ぎながら波をくぐりぬけたり、他のキッズのライディングをとったり(とにかくキッズのレベルが高くてエアリアルやったり5歳くらいのちっちゃな女の子が横に走っていたり、びっくりさせられた)楽しめたし、いい運動になった。
 その後カイトビーチに行ったものの風が弱い、もう諦めて仕事ややるべきことをしようと思ったところにトモが登場。フォイリにトライしたそうなのでダメ元でトライしてみた。が、やっぱりダメ、風が弱すぎてカイトが落ちてしまう。私も落として流され、次にトモもトライしてカイトを落とし結局歩いておしまい。トモは本当に久々のカイトだったらしいけど実は元はダントツ日本一の実力を持ったプロカイトサーファー。また是非やって欲しいな。

モロカイ海峡横断レースのために御前崎の永松君もマウイ入り。このレースのために地道に練習を続け、毎年14ftクラスで出る変態ライダー。わざわざしんどいボードに乗ってあのしんどいレースに出る人、尊敬します。