(ボックスブラザーズ#3クリス)
カナハに行くとボックスブラザーズのクリスがカナハの沖にある掘れるブレイクに行きたそうにしている。後で聞いたらもとはしくんにもいかないかと誘ってきたらしいけど、断ったらしい。私も今日はまだ嫌だと断り、結局彼も一人では行く気になれなかったのかカナハに出てきた。
(私のマッサージ師であり、サーフレジェンドでもあるビルボイヤム、65歳)
カナハは大きいセットが15分に一回くらいくるのだが、ついつい待ちきれずにインサイドに行ってしまう私。結局大きいのには巻かれ、小さいのはイマイチで、どっちつかずだったけれどそれでも楽しかった。まだまだ漕ぎ力が足りない。漕ぎ力があれば小さなボードでももっとテイクオフが早くなるだろうし、安定するだろう。ジョーズでクレージーなスタントをみせるヘリコプターパイロット、ドンシアーの奥様ドナ、かならず一番大きなセットを取っている。
いろいろ課題の多いけど何より。毎年のことだけど冬になると自分が全然ダメでがっくりくる。海に謙虚にさせられるといえばかっこいいが、海のパワーにやられてへこたれてしまい、へとへとになる。
そしてコロラドでリバーサップをやってるというハビエル。私も5年ほど前にグランドキャニオンを3週間サップで下るという一生に一度だろうというトリップのチャンスがあった。なのにぎっくり腰で行けなくなってしまったのが未だに悔やまれる。いつかはグランドキャニオンのあの偉大な自然の中を下ってみたい。だから彼の話はとっても興味深かった。そして話していたらc4ライダーのやくさんのことをよ〜く知ってて、この間までやくさんのところに来ていたリバーサップの人たちは同じチームだという。彼は冬はマウイで過ごしこれから大きな波に挑戦したいと思ってるそうで、ディープウオーターブレストレーニングやレスキューなどのワークショップも受ける予定なのだそうだ。雪山にはいるならまずアバランチコースを受ける姿勢と一緒だよね、と言ったら「exactly!」といっていた。何が起こってもおかしくないコンディションにいるわけだけどそれでもできるだけリスクを回避する知識とスキルをつけて出ることが大事。
海にいた本橋くんに「別に昨日も一昨日も乗ってもいないのに、なんだか疲れて」といったら、彼も「いや冬のマウイってパワーありすぎてそれにやられちゃって疲れますよね。ピアヒとか見てると気持ち悪くなったりしますよね」と言っていた。よかった、私だけじゃないんだ。
去年も私は私のレベルで、本橋くん、潤くんは彼らなりにやはりへこたれながら踏ん張っていた。現状で甘んじることなく、踏ん張ることで少しは前進してるのかもしれない。そう思わないとやりきれなくなる時もある。
今日も上手くなってるんだかなってないんだか、という気持ちで上がってきたけど、まあ乗っただけでも乗らないよりはいいんだ。それはたしか。
自分を励ましながら明日も頑張ろう。
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