四国から16歳の少年がマウイにやってきた。それこそ1週間前に突然友人の宗豊くんから電話がかかってきた。自分の家に下宿しながら宗豊くんの元でプロサーファーになるべく、頑張ってる高校生の男の子田邑星斗くんを夏休みの間にマウイに送るというのだ。今マウイはダウンウインドフィーバーシーズンでその雰囲気を感じてもらいたいということで、一人でやってきて、一人でテントを張って生活させるという。英語もちゃんと話せない、一人旅もテントも初めて。行く本人も送り込むほうもかなり勇気がいる。私も出発前で一番忙しい時なのでどれだけサポートできるかわからないし、ほとんどできないかもしれないけど出来る限りの事はする、そしてマウイの仲間にも声をかけて協力を頼むと返事した。
(修行の旅、らしいので甘やかさず、ご飯買いに行っておいで、とひとりで行かせてみる、ちゃんとできたね!)
あっという間に1週間は過ぎ、彼はやってきた。とりあえず腹ごしらえと携帯電話のセット。宗とよ師匠からとにかくサーフィンすることより大事なそして基本である安全確保が第一、そのために携帯電話はすぐにセットしろとのこと、でも16歳の子供に飛行場からキャンピング上まで歩きそこからまたモールにいて電話のセットをするのはさすがに難しいだろう、(英語もわかるここに住んでいる私にすら電話のセットは面倒臭いのだから)というわけでなんとかホノルルの乗り換えもうまくこなし、か古い空港から私の携帯に公衆電話から電話もし、無事合流、電話やさんで電話もセットし、食料は大きなプレートランチを買って今晩と明日の朝の分に分けて全てオーケー。
事前に私が予約しておいたキャンプサイトに到着、早速テントを張り始めた…隣のサイトは3つくらい大きなのが貼ってあり怖そうな顔にまでタトウー入ったローカルのおじさんたち。でもまずはこっちから挨拶しようとホッシーと一緒に挨拶をした、そしたらニコッとわらて「僕はジェイコブ、from Maui」と返してくれた。
私は腰を見てもらいに行くまでのほんのちょっとの時間カイトをしようとカイトをビーチで膨らませていたが、遠目から見守っていると長い時間かけてテントをセットしているほっしーの横をさっきの怖そうなローカルの人が去りがなく通りかかり、手伝ってくれているのが見えた。なんだかほっとしたし、嬉しい。
さあ、これからどんなたびがはじまるのか!ホッシーがんばれ!
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