2015-02-06

2月6日 思い出にのこる日。

続々とマウイに人が集まってきて何となくまわりが生き生きとしたエネルギーに満ちている。

それぞれ専門(という物があればの話だが)はサーフィン、ビッグウエイブ、セーリング、スタンドアップ、アスリート、趣味、など違うけど真剣に海に向きあい、自分なりの何かを追求している点ではいっしょ。だから話をしていても楽しいしそれぞれいろいろ学べるところがある。

今日は波が上がると思っていたのでわくわくどきどき、そのために目が覚めたら、、、ああまたやってしまった、まだ夜中の12時前!
(ケンタ、初めてのマウイ、7’1の短いボードでも適応能力抜群で楽しんでいた)
真っ暗中でも風は弱い、波の音は聞こえている、、ような気がする。そわそわしながらコンピューターで予報やブイレポートを見ていたら、タカさんからメッセージが来ていてそれに返事書いたら、まだ起きてんの?と返事が、そのままドキドキして眠れない二人でやり取りしているうちにあっという間に朝の4時半。

昨日の晩タカさんや宗とよくんはピアヒに向けて心の中でいろいろ自分と向き合っていたと思うけどわたしはわたしなりにドキドキしていた。
結局彼らはくらいうちからピアヒに行き、わたしは明るくなって近くのアウターリーフがが自分でも乗れるサイズがどうか、きれいに割れるのかどうかを確かめて、ダメだったらあとから追いかけることにした。
結果から言ってしまうと怖かったけれど結局わたしは自分がチャレンジできるアウターリーフに向かった。昨日までの強いオンショアのためフェイスはあまりクリーンではなく、読みにくい波。そしてセットはでっかい、、、
でも逃げ足が速くて危険回避にはものすごい頭の回転が速いわたしは、安全なエリアで動きながら自分の乗れそうな波を探す。説明すると長くなるがみんなが狙うピークの波にはまだ乗れないが、皆の邪魔にならないところから見学しつつシフトしたセットが来るとわれる波があり、それだけを狙うように動く。このサイズでもわたしは巻かれるの怖いけどここの波はこれ位から割れ始め、まだまだこれでは本領を発揮していない。
本橋プロ、
小さいボードを乗りこなすには、バランスも必要だけどまず第一に漕ぎ力だとよくわかった。この小さなボードでこのサイズの波にテイクオフするにはクリティカルなピークにいること、それから波のスピードに負けないボードスピードを出すために漕ぎ力が必須。カイレニーもジョーズで波取りでだれかに負ける気がしない(でもスタンドアップの時は出来るだけ回り見て譲ってるからサーフボードでパドルインしている時の方が取る波数は多いと言っていた)まずこのコミットした漕ぎ方でバランスもとれないと。。自分が小さいボードに乗ってみて漕ぎ力の大切さを今まで以上に実感している。
たまに来るスウイングするビッグセット
津村サンはテイクオフしようと、モックんは潜り、潤君は乗り越えようとしてこれは皆つかまっていた。
レギュラーの波が多いマウイ、でもサンセットに向けてあえてレギュラーばかり練習している潤君、その気合いは毎日体からあふれている。
毎年進化している津村サン、ピアワンの波は自由に楽しそうにばんばん乗ってる。密かにいつかピアヒを乗ろうとしているというのが私の予想、.そして下手したら日本人で初めてジョーズでスタンドアップ乗ってしまっても私はびっくりしないだろう.やりたいと思うことは実現してしまうのが津村サンの凄いところだから。
一方こちらはジョーズ。ひろなり君とタカさんがまず朝ついてみていたところ、波のサイズは大きくはないけれど何となく気分的に乗らず、ローカル達も見に来て履いたけれどサイズが小さいからかかえってきった.そこに宗とよくんが来てローカル達が皆帰ったのを見て、モードがかわり、3人だけで出て行ったそうだ。
ピアワンでのセッションを終えて急いで見に行ったら、ちょうど皆上がってきたところで、ものすごいいい満足げな表情で崖の上にいた。最高のソウルセッションだったらしい。宗とよくんは残念ながらリーシュが切れて2時間近くあの海泳いだらしいけれど(ジェットもカメラマンのいないある意味ほんとのサバイバル自分で身を守ることを経験できた)色々なことを学べたと喜んでいた。ただしボードは岩場に直行してボトムがものすごいダメージをうけているが)
ピアヒでの3人のセッションを動画にまとめて編集した人がいて、その人はミシガンから友人を訊ねてきた観光客の人でたまたまジョーズの丘に来ていて、彼らを撮影していたらしい、まさか彼らもそれがこんなに素敵に編集されるとは思っていなかったはず。
ドローンのおかげでへるコプターをチャーターせずにこんな凄い景色がとれてしまう、時代はどんどん進化していく。
ピアワンで乗ったメンバーもピアヒで乗ったメンバーも皆抜け切ったようないい笑顔、そういえば、だれかががタカさんに久々にセックスしたような顔してるってからかってたら『それよりずっと気持ちいい!』って言い返していたっけ。まったくしょうもない。



The journey is what makes the destination so rewarding! 

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