波はカナハで肩くらい、まだ波に乗ろうとすると腰が痛いので波の中を通り過ぎるように沖へ。でも2本くらい気持ちいい波に乗ったかな?小さい板はバランスをとるのが難しいけれど、波に乗ってしまうと今まで出せなかったスピードで走るので面白い。
カラマが息子のオースティンと一緒にタンデムパドルをしていた。波に乗る時の二人の息のあったパドリングが面白かった。波がなくても(ないわけではないが)こんな風にいくらでも楽しみ方がある。
無理矢理波を取り合わなくても大笑いして楽しめる、という事をデイブはいつも見せてくれるし、見ている回りまで楽しくなる。
さて昨日私が板あたりには今日もたくさんの鯨がでてきていて、一人女性がその辺りを漕いでいた。
せっかく一人で楽しんでいるのに言ったら悪いかなと心配しながらも近づいていくと手を振ってくれたので安心して近づいていくとなんと昔からの友人ジェニファーだった。昨日私がFacebookにアップした鯨との遭遇動画にインスピアされてでてきたのだそうだ。『でも一人で沖までくるのちょっと怖かったから来てくれて嬉しいわ」
私も喜んでもらえて嬉しい。
今日も鯨は大サービス。サービス精神旺盛なのかジェニファーはあまりに近づいてくる鯨にびびったりもしていたが、私達二人とも全くいやなバイブレーションは感じなかった。反対に私達にちょっかいだしたり、好奇心旺盛で近寄ってきているような雰囲気だった。でもあの巨体が自分のボードの下をくぐったり、すぐ横でものすごい水の渦ができるとちょっとヒヤヒヤするけど。
ジェニファーのボードのすぐ横に鯨がでてきてうらやましいなあと思っていたが、そろそろ帰ろうかと話しだしたら、私の近くに鯨がまた寄ってきた。
じーっと眺めていたらこっちに近づいてくる。子鯨のようで海面すれすれのところをこっちに向かってくる。ウワー来たーと思ったらボードのノーズのあたりから真っすぐこっちにぷかっと姿を現した、まさに板に寄り添うようにして!そのまま板の周りをぐるっとゆっくり回りそれからまたノーズの前からすぐ近くを浮遊。小さな板なので鯨が作ったうねりで落っこちそうになりながらカメラを構えたけど動画にしようとしたりカメラにしたりで慌ててしまってちゃんと撮れなかったのが残念、それに近すぎてフレームに収まらなかった。
すぐ近くにいたジェニファーも感動して「The whale loves you!』と叫んでいたけど、愛されているというより子供心の好奇心って感じだったかな。しばらく近くにいてからすーっと水の中に潜っていった。
興奮が覚めやらないうちに、今度は急にボードのすぐ横に巨大な水の流れができた。板がぐるぐるするくらいの大きな水の流れだったのでこの下に大きな鯨、さっきのこく寺らとは違う鯨がいる事を確信した。もしかして親鯨が警戒して起こってるのかな、ばーっとでてきたりするかなとドキドキしながら待っていたが、そのままその渦は静まって、それからしばらくしてから親鯨と子供の姿が私達の沖50メートルほどに現れた。
彼らの言葉がわかるわけではないので確かではないけれど、好奇心で私のところまで一人でやってきた子供を心配して親が捜し、見つけて『ダメじゃない一人で読解っちゃ!』と叱りつけ少しは慣れたところまで連れて行ったのじゃないかな?
その後母鯨はヒレを外に出して海面を叩いて大きな水しぶきを上げ始めた。なんどもなんどもやって、その横で小さなヒレが水しぶきも揚がらないくらいお粗末なヒレたたきを真似してやり始めた。この時期海でよく見る光景だけれど親がジャンプするのを真似して一生懸命子供がジャンプしたり、何でも親の真似をして覚えていく。人間の子供と一緒。ほんとにかわいい。そのヘタクソなぺたんぺたんという小さなヒレを水面に当てている様子を見ながら今日は終了。今日も素晴らしい時間に感謝。
こうやって毎日少しずつ無理をしないで漕いでいくうちに腰も良くなって、気がついたら完全に直っていた、なんてなるといいのだけれど、いやきっとそうナル、とにかく今は無理をしない事が第一。
ついでに書いておくと普段使っている日焼け止めがすごく聞くものだという事が判明、今日うっかりにやけど目を塗るのを忘れてしまっていたのだが、普段同じくらいの時間海にでていても日焼けでひりひりする事は全くないのに、今日は背中も顔も痛い。普段使用しているのはココナッツオイルなど天然もものだけで作られているスティック上のものとマウイの皮膚科のお医者様が作った水で落ちにくいドクターマーティンの日焼け止め、ドクターマーチンはマウイの海好きだったら誰でも知っている人気商品、べたべたするのとちゃんととっておかないとニキビができるのが玉にきずだけど確かに目にし見ないし、日焼けしないからおすすめ。
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