2012-09-24

9月23日 Into the Shakotan Blue

(photo by Taro Tamai)

天気予報と電話情報をシャッフルしながら波予想。乗れない訳ではないけれど、今日は波乗り以外の北海道も楽しみたい、ということで日本海側へ。
ここも前から是非行きたいと思っていたところ。沖縄の海のような青い海で有名な積丹半島!
太朗さんまきよちゃん、シーサーと4人で向かった場所はかなり奥まったほんとに小さな漁師町,そのレトロな雰囲気がもう最高。
夏はうにすくい放題どんぶり飯とかがあるときいていて、それに行きたくて仕方が無かったのだが、残念ながらウニは8月までだったようでもう終了。残念,とはいえ透明度の高い海の底には黒いまんまるのものがごろごろたくさん見えていたけど。


この町で育った幼なじみ3人組で始めたという隠れ家的海の家が見たくてみんなで行ってみたのだが、期待をさらに上回るセンスの良さ。一般的に言うおしゃれとは又違うかもしれないけど、私個人の好みから行ったら、これ以上素敵な家は無いというくらい素敵だった。いろんなキャンピングカーやボートをあちこちに足してくっつけて家にしたようなデザインだけれどそれが私のハートにぐっとくる。ああ、ここは船の中みたいとか、キャンピングカーの中のラウンジみたい,このバンクベッドマッチ箱みたいで最高!山小屋風、ハイジに出てくる部屋みたい、この屋根やばい!といろんな私の好きなものが全部合体したようなところなのだ、その上きれいじゃなくてラフ、流木を生かしてあったり、廃材や余った材料を使ってるんじゃないかなと思われる作り。アラスカにもこういう小屋たくさんあるよねー、と美的センスの高い太朗さんもかなり感心していた。そのうえ日本が誇る美しい海が目の前に広がっているのだ。この地域は北海道の中でも一二を争う過疎と財政難でアップアップしているところなんだ,でもこんなに美しいところ北海道の中でもそんなに無いし、と地元でこういうことをやろうと考えたとオーナーの一人田村君は言っていたけど、本当に頑張ってほしいし、急に有名になっていろんなところからバッシングされたり、お客さんが来すぎてパンパンになってしまわないようにこのラフだからこその良さをまもりつづけてほしいなー。ここは本当にこの良さを理解してくれるとっておきの仲間にしか教えたくない気分。とはいえ今はもうクローズ。来年会員制でスタートするとのことだった。突然押し掛けた私たちにも嫌な顔をせず施設を見せてくれてありがとう。
この五右衛門風呂は昔つれて二審を煮ていた釜だったものを引き取って作ったそうだけれど、こんなところで満月が海面に反射する様子を眺めながらお風呂に入ったら、もう素敵すぎて気絶してしまいそうだ。

あーもっといろいろ細かいところまで写真撮っておけば良かったなあ。ここ最近見た建物の中でもだんとつベスト。
さてそこの横から海に出させてもらうことにして延々と続く壮大な岩壁の景色に向かってパドルアウト。

ちょっとだけオンショアが入っていたり、バックウオッシュもあるのでバランス撮るのがちょっと難しいけれど、滝があったり小さなビーチがあったりと探検スピリットをそそるロケーション。そんなに遠くまでは行かなかったけれど、ここなライチに地、あるいは宿泊コースでパドルとリップしたいなあ。
途中小さなビーチに上陸、わざわざ持ってきたおやつを食べてピクニック気分。


シーサーたちは日帰、下手したら半日でこんな遊びができるところにすんでいる。冬は冬で日本一のライディングができる山だし、北海道は本当に外遊びクオリティーが高いと実感。

(photoby Taro Tamai)
またまた絶対期待場所が一つ増えてしまった。それにしてもスタンドアップの楽しみ方の幅の広さは無限大、幸せだなあ。

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