９月１１日 平和が世界になっていくために

９月１１日。震災から一年と半年が過ぎた。

震災関係の出来事は人間がいかに弱いものであるか、それでいて、どれだけ強く生き抜くこともできるかを考えさせられる。

弱い自分であるけれど、悪意や敵意、ずるさを持たず、できる限りまじめに精一杯強くいきていきたいと自分に言い聞かせると同時に、多くの愛する人を失い心に癒えない傷を持っている方、いまだ終わることの無い困難と向き合っている方々に心からの祈りを送りりたい気持ちでいっぱいだ。私自身は何も困ったことが無いまま時間が過ぎて行くのに、何人かの友人は多くを失っただけでなく、その後もいろんな矛盾や葛藤、なかなか進まない、あるいは思うように行かない復興にフラストレーションを溜め続けている。そんな彼らに対して何もできないのが申し訳ない。

新聞や友人たちの話を聞いていると、なぜ一部の人や団体、（政府？）は本当のことを隠し、そのことで大変な思いをする人がいるのにそれを平気でいることができるのだろう、失敗や間違いがあった、だったらそれをみんなでなんとかするしかないのに、自分がよければ、一部の人がそれを抱えてくれればそれでいいや、そんな雰囲気を感じるときが多い。

でもすべてのことがいつかは自分にも返ってくる。だからこそ、良心を持った行動、考え方ができる人間になりたいと思う。

さて今日そんなことを考える人は結構多いはずで、七里ケ浜のロングボードマスター平野太郎さんからの呼びかけでみんなでピースウオークしない？ということになった。結局ウオークというよりピースハングアウトだったけれど、鎌倉周辺のいろんな面白い方とお知り合いになれてとってもピースフルな気持ちになれた時間だった。やっぱり人間、何より人と人のいい繋がりが大事、優しい人といるだけで、優しい人の話を聞くだけで自分も優しくなれるし、みんなが優しく平和な気持ちでいればその周りの空気が自然とピースフルになる。そうやって小さな和が平和を作り、小さな平和な空間と空間がくっついて大きな平和になって行く、そんな連鎖反応がおこっていけばいいなあ。

エマちゃんは同じフィットシステムのライダーだったし、昔からモデルとしてもボディーボーダーとしても有名、湘南ガールの代名詞みたいな女性。今は幼稚園にいく女の子のお母さんでもあるけど、とにかく昔と変わらないかわいらしさ、というカ、前よりさらにきれいになったような気がする。これこそほんとの笑顔という素敵なスマイルで遠くからでも目立つ魅力が際立っていた。

大昔に私が作っていた水着を未だに持っていてくれていると聞いてちょっと恥ずかしいけど感激、私でさえもうさすがに捨ててしまったのに。あえて本当に良かったしこれからきっと又会うチャンスが増える気がする。

むねがキューンとするほど可愛い、私好みの貝のネックレスとイアリングをしていたので写真を撮らせてもらった。なんとそれを作ったのがその日来ていたアキさんだったからびっくり、見かけによらず（失礼）本当に繊細で素晴らしいオリジナルなセンスの持ち主。

その後みんなで梵蔵にランチに来てくれた上に、ミュージシャンのヨウヘイさんはブルースのみにライブをやってくれ、お客さんたちは突然のライブを楽しんでいた。

それぞれがピースフルな気持ちで自分の得意分野でまわりをハッピーのしている感じがあって、９月１１日の今日にふさわしい一日だった。

たくさんの素敵な出会いに感謝！