2012-05-08

5月8日 Tuesday 出版記念イベント at Slope gallary


 今日はヤーマンの写真集のリリースパーティーなので久しぶりに東京へ。せっかくだから東京でやらなくてはならないことは出来るだけ今日済ませてしまおうとちょっと早めに出発。
まずは渋谷パタゴニアオーシャンでウエットスーツ用の寸法を測ったもらう。毎回どのストアに行っても思うことだけれどスタッフがみんな本当に気持ちのいい人ばかり。そしていろんなスポーツをフルに楽しんでいる。スタッフがパタゴニアスピリットを実践しているから生き生きしているし、お店での説得力も増すんだろうな。
写真の左、ケニー君はモロカイクロッシングのレースをワンマンカヌーで参加してきたばかり、練習を重ねて完走したときの達成感はすばらしかっただろうな。
渋谷から千駄ヶ谷にあるスロープギャラリーまで歩いていると、途中でいろんな人にぶつかった。中でも以前パタゴニア日本支社長だったビルさんとの再会はびっくり。彼は今KEENという靴の会社にいるらしい。KEENはアウトドアスポーツにも環境活動、そして東北への支援活動にも熱心な会社でとても好感が持てる。その上靴もとっても軽くて使いやすそう、私の周りでも愛用している人が多い。

さてスロープギャラリーに行く途中で道に迷い始めたのでヤーマンに電話してみるとちょうど近くにいたようで、タクシーでピックアップしてくれた。
その後ヤーマンと簡単に打ち合わせ。今日のイベントでは,ヤーマンの親友ピートがライブをし、そのあと私とヤーマンでアラスカ、そしてアラスカになぜヤーマンが惹かれるのか、そしてヤーマンの写真などについてちょっとしたトークショーをやることになっているのだ。

スタートの6時近くに鳴ると、なんだか同窓会のように懐かしい顔がどんどん集まり始めた。もう何年もあっていなかった、私の古い友人もたくさん来てくれていたし、山の中までご無沙汰していた人もたくさんいた。みんなヤーマンの写真、そして人柄が好きで出版を祝いに集まってくれたのだ。
スロープギャラリーはブエナブックスのギャラリーでおしゃれな本を数多く出版しているだけあってとってもしゃれた空間。上にある会議室に入れてもらったら、それはさらに素敵でちょっとしたサーフアートギャラリー。オーナーやデザイナーの白谷さんにもお会いすることが出来て感激だった。四国のビッグウエイバー櫛本さんもたまたまいらっしゃり、四国の波のことなど話して聞かせてもらった。いつかは四国にも行きたいなあ。(でも櫛本さんが行くような場所は怖いけど)

ヤーマンがトークショーで伝えたかったことをいくつかここに上げると

アラスカのバックウッズで生活する人はみなたいしてお金もないのにいつも笑顔にあふれているということ、不便な生活だけど自分でそれを選んでいること。不器用だけど正直で、仲間と助け合ってシンプルに生きる、そんな中で感覚や感情の豊かさをヤーマンは感じるのだろう。

何かを目標を達成するときに自分でがんばって何かを得ることもうれしいけど、その得たものを仲間や好きな人とシェアすることこそ本当に幸せなんじゃないかということ。ヤーマンは彼らと生活しながらそんなことを学んだ。

本当に出したいと思っていた内容の写真集をとうとう出版することが出来たヤーマン、その喜びと達成感をこのイベントで仲間と分かち合い、そしてその頑張りや頑固などほど妥協しないで追求する姿勢はなかなか名声やお金にはつながってこなかったけど、そのことを皆から評価されるとってもうれしい日だったに違いない。

私もヤーマンの照れくさそうな、でもほんとに心からうれしそうな顔を見て本当にうれしかった、良かったね、ヤーマン。

ギャラリーでのパーティーが終わり、2次会は近くのバーで多くのミュージシャンがピートトセッションし盛り上がったはず。夜に弱い私は鎌倉から来ていた子供連れのMOKファミリーと一緒に早めに抜け出したけど、キャラバンまで来てセッションしてた。見たかったな。







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