2012-05-25

5月25日 そろそろ帰り支度

(蕎麦屋梵蔵のゴールデンスタッフ、左からよしこちゃん、翔平くん、親分一平くんと生さん)
もう今週末が終わるとマウイ にかえることに気がづいた、なんだか今回は長かった用であっという間に終わってしまった。やりたかったことの半分もできなかった。特に東北には必ず行こうと思っていたのに、ぎっくり腰のせいで行くことができないままだった。ゴールデンウイークはすべてつぶれたせいで、スケジュールが押したこともあるし、動けるようになってからも長時間車に乗ったりするほどには回復しなかったので遠出が出来なかったのだ。
気仙沼の仲間や仙台ストアの皆など去年知り合った多くの人たちと合って近況を聞くことができなかったのは本当に残念、でも夏にはきっと行ける。いや次にかえってくるときは必ず行こう、と心に誓う。

最近梵蔵の一平君のモチベーションが上がってきている、このゴールデンウイークにお客さんが大勢来てくれたこと、そしてすばらしいスタッフが入ってきて、大勢のお客さんが来てもきちんと対抗できるようになったことも歩けど何より先月入ってきたスタッフであり、弟子の正平君のおかげが大きいだろう、翔平くんはもう何年もいろんな料理屋さんで修行を続けていて、将来は自分の店をやりたいと思って頑張っているのだが、その頑張りが半端内。寝てもさめても料理やお店のことばかり考えていて、昼休みにも時間があると酒屋さんに行って日本酒の勉強したり、気になっていた近くの蕎麦屋や和食に行って食べてきたりする。この間もアーっと声を出すので何かと思ったら、『今日料理何とか(雑書の名前らしい)の発売日だ、買わなくちゃー、本屋いってきます」ときた。
梵蔵でも翔平君がはいってきてから二人で相談して考えて新メニューが増えたし、お酒が好きな彼のおかげでお酒部門が充実してきた。何より、一平君も弟子の前でちゃんとしなくちゃという意識からか仕事により力が入っている気がする。
お互いにプッシュ試合、それでいて、いい距離感を持ち、師弟の間柄は厳しく、けじめをつけていながらも一緒に遊んだりフリーの時間を過ごしたいとも思える木のあう仲間でもある。そんな二人の関係を横で見ているととてもインスピレーションをもらえる。
最近翔平くんは蕎麦をこねたり、たまに少しだけ打ったりもし始めている。一平君は厳しくはあれ、押さえつけることは決してせず、翔平君はチャレンジ精神にあふれて何でもくらいついて行こうとするし、一平君のそばうちの様子を見られるときはものすごい真剣な眼で見ている。 そんな翔平くんを見て一平君は修行していたころの自分と重ねているのかもしれない。
やりたいことがあること、そしてそれに向かって努力をしている人ってほんとに美しいと思う。
どんなに失敗しても一生懸命やってる人はかっこいい。

二人を見て自分も何事も一生懸命、まじめに取り組もう、そういう気持ちにさせてもらえる。ありがたいことだな。




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