2012-02-10
2月8日 カフルイハーバー
今日から風が吹くという予報だったのに朝はまったくの無風。11時ごろから風が上がったらビッグウエイブに出動、というつもりだったので、心の(体も)準備ができておらず、朝一番は逃してしまった。少しのんびりしながら用事を済ませつつカフルイへ。
フキパはもちろん、カナハも昨日までのオンショアで波はぐちゃぐちゃ、ハーバーいいと聞いていたのでハーバーをチェック。
最初に行ってみたハイダウエイはカフルイハーバーの中でも最も人が少なく、サイズも小さい場所、ここでも一応は割れていたけどクレーマーがぜんぜん乗り気じゃない。大きくて巻かれてもいいからカナハに行きたいそぶり、私はカナハで乗れないわけではないけど無理して苦労するところに行かなくてもいいよなあ、とあまり乗り気でなく、結局二人でハーバーのミドルポイントに落ち着いた。
(自作のサーフスキーでUSチャンピオンになったナイスガイタイラー)
ここは見た目そう大きくはないのだが、ほれたり早かったりするので結構楽しいのだ。とちょっと物足りげ風のクレーマーをなだめて出て行ったら、すいてるそこにいたのはみんな私が大好きな人たちばかり。
カラマ、ジェレミー、そしてクアウやサウザンピークスで良く会うサーフスキーのUS チャンピオン、タイラーなど。もう一人そこにいたサーファーもすごくフレンドリー、そのサーファーが波を良くわかっていて、一番いい波に乗るので周りにいる私達はまず彼にその波を譲り、その後皆で分け合う感じでみんなにっこにこ。すごく楽しかった。しばらくしてココナッツボーイの真壁さんも登場、そしてカラマたちのリッピングを見て波がいいと思ったのかどんどんスタンドアップもサーファーも増えてきた。私たちも風が上がってきたので次はカイトに行こう、と1時間ちょっとで上がったけどすごく楽しめた。
カイトビーチに言ってみると風は思ったより吹き上がらずオンショア、波のサイズはかなり大きい。こんなときはレインズが気になるが、このサイズでオンショア気味だとリスクが大きい。
一応チェックしに入ってみたけど思ったとおりのコンディションで、風がガスティーではないので乗れないわけではないがアウトに出るのは一苦労、波に乗ってもカイトにパワーが入らなかったりで、リッピングしている人がいない。Big risk for too little rewardということで今日は出ないことにした。
今日が最終日のクレーマーはナッシュビーチから無理やり小さなカイトで出て行き、下りながらも最後のランを楽しんだ。それにしてもこの2週間、ほんとにノンストップで、カイト、スタンドアップ、サーフィンと毎日強化合宿のようにやりまくっていた彼女、なにもせずに体を休めたのは一日だけ。2週間の間に普通の女の子だったら2週間くらい怪我をしたといって安静にするほどの巨大な痣を3つも作った。
キャンプしたり、滝に連れて行ったり、どこかに食べに言ったりもしたかったけどとにかく波と風とビーチだけの滞在に終わってしまった。でもアクション好きの彼女は大満足だったろう。これから彼女はアラスカに帰り、プロスキーメンズがびびるような急な大斜面を滑るためのヘリガイドの仕事に戻る。今年のアラスかは異常なくらいの大雪でいいらしい。
今度会えるのはいつだろうか?
でもきっとまた来てくれる、そんな気がする。
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