昨日ほどではなさそうだが、今日も風は強く波もある。
私は悩んだ末腰に注射を打つことにした。何年も前からプロロセラピーについては聞いていたが、最近はそれよりも効果のあるPRPというものがあるということで進められていたのだが、高いので躊躇していた。日本語サイトを調べてみたらPlateRichPlasmaの略で、日本語では高濃度血小板血漿というらしく日本では美容外科で使われて、肌を若々しくすることなどの宣伝がたくさんでてきたが、それ以外のことはあまり出ていなかった。
自分の血液を取り出し、そのなかから出血を抑える効果がある血小板だけを自分の血液中 から抽出して濃縮した液体がPRP、それを自分の体の悪い部分に注入することでその部分の回復を早めるらしい。(簡単に言うと)
プロロセラピーも同じコンセプトではあるがPRPは実際に回復するために必要な自分の血液のなかのエキスを注入するので、より効果があるらしい。特に私の場合は背骨の骨と骨の間の隙間がなくなっていてなかなか血の巡りが悪かったりするのでこの方がいいらしい。とはいえ値段が5倍もする。
『スタンドアップカスタムが一本買えちゃうじゃん!』と悩んでいたら、何人もの友達が、「それと比較するのは友子らしいけど、腰がよくならなかったら新品のボードも役に立たないじゃないか」
そして
『高いといったって何百万単位ではないし、健康の値段を考えればそんな高くはないからよりいいほうをやったほうがいい」と進めたので思い切ってPRPをやることにした。
いろいろ調べたけれど、そのせいで悪くなったという人の話は見つからず、あまり効果がなかったというのもあまりきかない、(もちろんあるとは思うのだが)
スポーツ選手の多くがやっていて、タイガーウッズ、ボディーミラー、ジェレミージョーンズ、ビクトリアジェルースなどもやっている。マウイの友人たちのなかにも大勢やってすごく聞いているという人たちがいた。
注射を打たれたときはあまりに痛さに半分終わった時点で吐き気を催し、すこし休ませてもらったほどだった。痛みのせいで吐き気を催したのは以前肩の手術をした後のリハビリでものすごくいたいのを無理に伸ばそうとしたとき以来だ。残りの半分はそれほどでもなかったが、背骨の脇に注射針を入れるのに、Scar tissueがたくさんありすぎてスムーズに入らなかったそうで、針をぐりぐり探りながら入れ込んだから痛かったようだ。右のほうが骨の傷み具合がひどいから痛みもひどかったのかもしれない。
終わった後も30分ほどぜいぜいしながら水を飲み、落着いてから家に帰ったが、麻酔が効いてきたのか痛みも気分が悪いのも少しずつ良くなり、気分が晴れやかに。二日ほどは腫れて痛むかもしれないが、その後はよくなっていくだろうとのこと。当日の夜が一番痛いと聞いていたのにそれほどでもなかったので(注射を受けたときに比べたら)経過良好。
これで本当によくなってくれればボード一本分の値段も安いものだ。
2010-12-05
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