2010-11-24

11月20日 My top 5 places for kite trip

久々に波もサイズダウン、雨が降る予報だったのにその気配はゼロ、からっと晴れて風もなく、なんとも平和な雰囲気。
明日からまた波が上がりそうなので私は無理をせずパドルはお休み。でもクアウやレインズは頭くらいでクリーンで楽しそうだった。
早くくたくたになるほど思い切り乗りまくりたいものだ。

ところで、「今まで行った場所でどこが一番よかったですか」ときかれることがたびたびある。
一番といわれても漠然過ぎてとても選べないけれど、たとえば、カイトでなら、それも限りなく個人的な好みに徹して決めさせてもらえばトップ5を選ぶことが出来るだろう。
すでに行ったことがあるところに限り、自分の好きなコンディション(大きめの波でできれば右からの風、レギュラーの波、7m前後のカイトサイズ)雰囲気(フレンドリーなローカル、盗難などの心配をしなくてもよく、カルチャーや歴史も興味深いところ、自然が豊かなところ)を条件に挙げるとこうなる。あくまでこれば私の好み、ライディングスタイルにそって選んだもの。他にもいいところはいろいろある。

1 マウイ どこよりも確実にいいコンディションがある、住んでるといろいろ注文もあるが、やはり一番コンスタントに波や風があるのでカイトだけに限ればここよりいいところは少ない
2 カボベルデ 波質はここ以上のところをみたことがない、前行ったときは一ヶ月いたのにオフショアばかりで自分のカイトスキルも足りなかったので今度行ったらもっともっとチャージできる気がする、上級者にとってはすばらしいところだと思うし、物価もそれほどには高くない(しかし、行き着くまでが大変)(バハ、プンタサンカルロス)
3 バハ 風はほとんど毎日吹き、波もいいときはパーフェクトに割れる、波の大きさはマウイほどではないが質はいいし、混雑はない。砂漠の中のキャンプ、のんびりした時間の流れ、カイト以外の生活も楽しい、(が、欲を言えばもうちょっとパワフルな波だとさらにいい)
4 ナモツ島、フィジー 世界中で最もすばらしいセットアップの一つ、お金に制限がないのであればここほど贅沢な場所はない。小さな島の周りは、クリーンなロングレフトのリーフブレイク、サンドバーン、マウイのカイトビーチのようなサイドショア、オンショアウエイブのジャンプスポットとバラエティーにとんだライディングが楽しめ、宿はシンプルでありながら快適、食事は最高、貝拾いはワールドクラス、ポートタックが極度に苦手な私でもここなら乗りたいと思うほどすばらしい。風がなくても最高のサーフィンが楽しめる。(ただし最近は一泊300ドル位するらしい、私が最初に訪れたときはオープンしたばかりで25ドルでとまらせてもらえたが、もうとてもじゃないけど行けない)5 夏の西海岸、あるいはマーシャル諸島
まったく違う理由で5位タイ、北カリフォルニアやオレゴンの夏はロードトリップに最高、それほど混んではいないし、水は冷たいが風はよく吹く、何よりロードトリップやビーチでのハングアウトが楽しい。ローカルも親切だし、とてもいい思い出があるので機会あれば何度でも行きたい場所。マーシャル諸島は世界でも有数のスポットになるポテンシャルがある、冬の間は太平洋にある島々の中でも最も風が強く、波はワールドクラスのポイントブレイクがそこかしこにある。海のすばらしさは世界一かも。(しかしかなりの上級者でないと難しいし、ビーチがほとんどないし、ボートでしか行けないのでボートからランチングしなくてはならない。首都のある島は便利ではあるが離島のもつ手付かずの自然の魅力はないし波もない。が離島は本当に不便で水も電気も食料もないので精神的にも金銭的にも結構負担がある旅ではある)

まだ行ったことがない場所も含めて、行きたいカイトスポット トップ10(カボベルデ、プンタプレタポイントのAフレーム波)
1 カボベルデ もう一度行ってあのすばらしい波に挑戦したい。前に行ったときはまだカイトサーフボードに乗り始めたばかりのころで自分の技量がコンディションに見合っていなかった、今でもまだまだだが、もう少しはましになってる気がするから。街の雰囲気も悪くないし、音楽とダンスにあふれ、異文化を満喫できる。(憧れのDutch Harbor)
2アリューシャン諸島 コンディション的にはそれほど期待はしていないが、どこよりも行きたいともう10年以上願い続けている場所。このあたりで発達する低気圧がハワイにビッグスウエルを送り込む、歴史的にも日本が占領してた時期もあったり、とても興味深く、人を突き放すような厳しい自然に惹かれる。他にもいろいろ行きたい理由はあるがここにいけるタイミング、金銭的な余裕がいつか来ることを願っている。(Too good to be true?)
3 ペルー レフトの波は苦手だけど旅としては非常に魅力的だし、いい波がいっぱい。
4 バハ うねりが当たれば最高のコンディション、あちこちにいろんなスポットがあり、シンプルなキャンプ生活がたまらない、一年に一回は行きたいところ。(bertrand at Sunbawa)
5 インドネシア レフトの波で掘れるという印象があり、まだ行ったことはないけれど、すばらしい波と安い物価は魅力的、シーズン中はかなり混んでるらしいがはずせばいいかも。スポットを探さなくてもいいことはわかってるので手軽な場所ではある。6 チリ ぜひとももう一度行きたい場所、15年ほど前に一人でピチレムなどに行ったことがあるが、そのときの私には波が大きすぎた。もっといろんな場所をゆっくり旅してみたい。7 クリスマスアイランド ほとんどの人が知らないけれどいい波が立つところというのは世界にm本当に少なくなって来ている。ここもその一つやはり人が知らないところを探していい波にめぐり合うことこそ、旅のすばらしさ、現時点でここに行く飛行機はないのでなかなかいけないところでもあるがそれだけに非常に魅力がある場所。
8 ツアモツ クリスマスアイランドよりはひらけていて普通に生活できるであろうタヒチの北部にある環礁。タヒチは全般的にめちゃくちゃほれるハードな波で、レフトが多いがここはライトもあり、カイトも出来そうなコンディション、そして尊敬しているヘイエルダールが若いころこの島のジャングルで生活し、その後の彼の人生を決めるほどの体験をした場所でもある。
9 パプアニューギニア 私好みの延々と続くライトブレイクがあるよ、と聞いて今まで以上に行きたくなった。異文化という意味ではここほど魅力的なところも少ないだろう。
10 スリランカ、東台湾、フィリピン、モルジブ、日本からも比較的手軽にいけてまだまだ波と風がマッチするスポットが知られていないところが多いところ、パラオ、マーシャルなど行ったことはあるけどまだまだ開拓しがいのある場所にも行ってみたい。

人に勧めるカイトトリップデスティネーション1 八重山諸島
とくに海外の人たちに勧める場所、フレンドリーな人たち、これ以上はないというくらいきれいな海、異文化体験、波乗りは出来ないけど風はよく吹く。物価も安く食事もおいしい。
2 誰にでも楽しめるウエイブコンディションであるうえにいつもとまったく違ったシンプルな生活が経験できる。ソロスポーツを使えばかなり手軽に行けるのでお勧め。(Dominican Republic)
3 ドミニカ共和国 適度な風が毎日吹く、サイドオンショアでウエイブスポットはいまいちだけれど風は安定していて宿や物価も安い。夜遊びも楽しみたい人にはばっちり。
4 ナモツ お金にいとめをつけないのならここよりいいところは考えられない。最高のクオリティーの波と風。ガイドが必要な人は経費さえ払ってくれたら何から何までお付き合いします!
5 マウイ やっぱり短期間でバッチリカイトしたいというならここが一番かも。移動時間も短いし。

他にも波を求めていないのであればいくらでもいいところはあるけど、この辺が旅としてもいろいろ楽しめるお勧めの場所だろう。

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